メキシコペソ投資について詳しく知りたい方は、以下の【参考記事】も併せてご覧ください。取扱い会社一覧やスプレッド、スワップポイント比較も掲載しています
【参考記事】
●スワップポイントが魅力のメキシコペソ投資を徹底解説。為替チャートからわかる見通しは?
■トルコリラやメキシコペソをリピート系発注機能で取引!
最近にわかに、ザイスポFX!で取り上げる機会が増えているリピート系発注機能関連のニュース。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】
元祖リピート系発注機能の「トラリピ」を擁するマネースクエアと後発ながら人気を博する「iサイクル注文」を提供する外為オンラインの特許を巡る裁判の進捗、ヒロセ通商[LION FX]の新機能「リピート時間指定成行注文」リリース、そして、「オートレール」が使えるマネックス証券[FX PLUS]のスプレッド縮小の話題など、リピート系発注機能が注目される機会が増えています。
【参考記事】
●衝撃の「iサイクル注文」提供差止め命令!それでも外為オンラインが強気な理由とは?
●「仲値トレード」も朝飯前!? 毎日同じ時間に自動で成行注文を発注してくれる新機能!
●最大で、なんと87%OFF!? オートレールのFX会社がスプレッドを驚愕の大幅縮小!
そんな中、またまたリピート系発注機能を持つ口座のスペック向上のお知らせです。アイネット証券[ループイフダン] において、新たに6通貨ペアでループイフダンを利用できるようになりました!
新たにループイフダンを利用できるようになったのは、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、スイスフラン/円、NZドル/米ドル、豪ドル/NZドルの6通貨ペアです。
従来は米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルの8通貨ペアでしたので、これで合計14通貨ペア。かなり充実したのではないかと思います。
![アイネット証券[ループイフダン]・ループイフダンが利用できる全14通貨ペア](/mwimgs/7/5/-/img_752804e0cf79d59cd0eced953c6372b785191.jpg)
■ループイフダンの設定は非常にシンプル!
ここで少し、ループイフダンについて、おさらいしておきましょう。
アイネット証券[ループイフダン] のループイフダンは、あらかじめ用意された売買システムから、自分の取引戦略に合うものを選択すると、その条件に応じて、繰り返しイフダン注文を出してくれる機能です。
選択するシステムにもよりますが、自動的に売買を繰り返してくれるため、自分の相場観と相場の方向が合致すれば、かなりの回数の取引ができることになります。
売買システム選択に当たって、ユーザーが決めるのは、
・ 通貨ペア
・ 「買い」「売り」どちらから入るか
・ 新規注文&利食い決済注文を発注する値幅
・ 損切り「あり」にするか「なし」にするか
・ 1注文あたりの取引数量
・ 最大保有ポジション数
の6項目。このうち、「新規注文&利食い決済注文を発注する値幅」は、自由に決めるのではなく、あらかじめ通貨ペアごとにいくつか用意されている中から選ぶしくみになっています。
また、「新規注文を発注する値幅」と「利食い決済注文を発注する値幅」は同じ値幅での設定になります。各通貨ペアごとに選択可能な設定値幅は、ご覧のとおり。
![アイネット証券[ループイフダン]・注文条件一覧](/mwimgs/8/e/-/img_8ee321425a4ef1c09bd1d38b0f0603fc145788.jpg)
(スプレッドには投資助言報酬を含む)
米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルは、「最小10銭(10pips)値動きがあったら新規注文を行い、10銭利益が出たら利食い決済を行う」という設定が可能です。
また、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円といった高金利通貨の通貨ペアは、最小の値幅設定が50銭と、やや広めになっています。そのほかの通貨ペアは、最小の値幅設定が20銭(20pips)になっていますね。
なお、一覧をご覧いただくとわかるとおり、「投資助言報酬を含む」ということで、お世辞にも狭いとは言えないスプレッドになっていますが、他にループイフダン独自の手数料は一切かかりませんので、システムトレードの費用と考えると、決して高くはないのかも…。
しかも、後ほど詳しくお伝えしますが、アイネット証券[ループイフダン]は、なんと利用者の80%が資産増(※)という、素晴らしい実績を叩き出していますから、なおさら、少々スプレッドが広くても気にならないかもしれません。
(※2018年4月末時点と同年9月末時点を比較したとき、決済損益がプラスになり資産が増加した人の割合 アイネット証券調べ)
■システム名を見れば、リピートの内容がひと目でわかる
・ 通貨ペア
・ 「買い」「売り」どちらから入るか
・ 新規注文&利食い決済注文を発注する値幅
の3点が、売買システムの名称に入るため、設定も簡単。たとえば、
●売買システム「ループイフダンB15(USD/JPY)」
というのは、「米ドル/円で買い(Buy=B)の新規注文から、値幅設定15銭でイフダン注文を繰り返す」売買システムであるということ。
●売買システム「ループイフダンS20(EUR/USD)」
でしたら、「ユーロ/米ドルで売り(Sell=S)の新規注文から、値幅設定20pipsでイフダン注文を繰り返す」売買システム、という意味です。
今後、相場が上昇しそうだと思えば「B」タイプのループイフダンを、下落しそうだと思えば「S」タイプのループイフダンを稼働させるのがスタンダード。また、方向感がつかめなさそう…というときは、「B」も「S」も両方稼働しておく、ということもできます。
■「損切りあり」と「損切りなし」は、それぞれどうなる?
また、以前は「損切りあり」の設定しかなかったアイネット証券[ループイフダン]のループイフダンですが、ユーザーの要望により、2018年2月より「損切りあり」と「損切りなし」が選べるようになりました。
では、同じ「ループイフダンB15(USD/JPY)、最大ポジション数3」という売買システムを稼働させた場合、「損切りあり」と「損切りなし」ではどのような違いになるのでしょうか? 相場が予想と反対方向に動いた、つまり、下落した場合について確認してみましょう。
まず、どちらも米ドル/円が100.45円のときにループイフダンをスタートさせたとします。
すると、「損切りあり」(左)はクイック(成行)で1つ目の新規買いポジションを持ち、同時に15銭上に決済の指値売り注文、45銭下に損切りの決済逆指値注文を出します。そして、それを値幅15銭ごとに繰り返します。
損切りの逆指値が、なぜ45銭下になるかというと、今回の設定では最大ポジション数が3になるため、15銭ずつ下落方向に価格が動いていった場合、1つ目のポジションから数えて15銭下に2つ目のポジション、30銭下に3つ目のポジションを持つことになり、その次のポジションを持つ45銭下まで下落した時点で、1つ目のポジションが損切りされることになるからです。
ですから、損切りまでの値幅は、値幅設定と最大ポジション数によって自動的に設定されることになります。
そして、「損切りなし」(右)の方は、15銭上に決済の指値売り注文のみを出します。
その後、そのまま相場が下がり続けた場合、「損切りあり」(左)の方は、1つ目のポジションの逆指値注文が有効となり、損切りが行われ、新たなポジションを持ちます。
一方、「損切りなし」(右)の方は、新規注文が行われず、そのまま含み損となっているポジションを持ち続ける形になります。
一般的にFX取引を行う際には、「損切りは必須」ということをよく言われると思いますが、アイネット証券[ループイフダン]の場合は、値幅設定と最大ポジション数によっては、かなり狭く損切り幅が設定されてしまうため、そのあたりは戦略によって精査が必要そうですね。
先に少し紹介しましたが、アイネット証券[ループイフダン]のスゴい…
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