株価が大きく動いている中で、ドル円の動きはトリッキーだったと言えよう。株価の上下動と合わさっていないのだ。グローベックスでの米国株が大きく落ち込んでいく過程でも、ドル円が上がってきたりする。ダウ平均が2000ドルほども下げて市場が不安一色になっているときでも、ドル円が106円台にタッチしに行くなど、独立独歩の動きを呈したりしていた。
これは別の要因で動いているのだなと解釈するしかない。できることと言えば、純然と株価だけを見ながらのポジショニングを慎むということだ。その点、ユーロドルはわかりやすい動きをした。
利下げしなかったことでユーロ高になったし、その後のリスク回避の局面ではクロス円の下げに誘導されてユーロドルも下がることが多かった。私もユーロ金利に関心を持っていたので、ユーロドルのトレードがメインであった。それゆえなおそう思えるのかもしれない。
日本時間 15時30分
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