(※新型コロナウイルス感染拡大などによる金融市場の混乱に伴い、FXブロードネットでは、原則固定スプレッドの提供が一時的に休止されています。トレードの際は、急激な相場変動やスプレッドの拡大に注意するとともに、いつも以上にポジション管理にご留意いただくことをおすすめします)
■4人のトレーダーがデモ口座で競うガチンコバトル
FXブロードネットが提供するリピート系発注機能「トラッキングトレード」に精通した4人のトレーダーが、デモ口座でトラッキングトレードを使って取引の成績を競う「ガチンコバトル」。

すっかりFXブロードネットの恒例行事となっていて、ザイスポFX!でも過去に何度も取り上げてきました。
【参考記事】
●損切りのタイミングを逃してエラいことに…!?ガチンコバトルで過去の失敗から教訓を得る
●必勝!? ガチンコバトル!成績独走トレーダーがトラッキングトレードのコツをやさしく伝授!
●読みが外れても3カ月で収益率19%の第1位!チャーティスト先生の勝因は何だったのか?
●トラッキングトレードの戦略がまるわかり!?ガチンコバトル特設ページがリニューアル
●ほったらかしがモットーのあのFXトレーダーはトランプ砲による急激な円高をどうしのいだ?
●ガチンコバトルで両建て戦略が功を奏し、利食いチャンス倍増中のトレーダーが!?
●リピート系FXのバトルで、ほったらかしの怠け者が首位。新機能ワンタッチ設定とは?
トラッキングトレードとは、取引スタート時に設定する想定変動幅の中で自動的に売買を繰り返し、利益を積み重ねてくれるという発注機能。ザイFX!で、リピート系発注機能と呼んでいる注文機能の一種です。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】

ガチンコバトルは、FXブロードネットの公式サイトに特設ページがあり、トレードの推移や結果が随時アップされていますが、2019年6月の大幅リニューアルで4人の参加トレーダーのキャラもしっかり確立しました。

■ついにあのネタ系トレーダーが通算成績1位に
そのガチンコバトル、2019年12月2日(月)から第10回が実施されていましたが、2月28日(金)に終了し、最終結果が出ました。
今回の結果は、以下のようにファンダメンタリスト氏が1位。2位のチャーティスト先生までがプラス収支で、3位のトラトレめがね氏と4位の怠け者の楽々投資氏はマイナスとなりました。

(出所:FXブロードネット)
これまで安定的な成績を残している怠け者の楽々投資氏が最下位になっていますが、実は今回の4人中3人が、ガチンコバトル最終週に資産を大きく減らしてしまいました。

(出所:FXブロードネット)
ガチンコバトルは、期間を区切ったバトルイベントなので、最終日の2月28日(金)時点で保有しているすべてのポジションを決済するルールです。
トラトレめがね氏は英ポンド/円の買い設定、怠け者の楽々投資氏はNZドル/円の買い設定で運用していたため、新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な株安・円高の影響で評価損が膨らんでしまい、最終日にそれを決済せざるを得なくなってしまったわけです。
この結果、過去10回トータルの合計損益がどうなったかというと、以下のとおりです。

(出所:FXブロードネット)
ちなみに、各回が終了した時点での順位の推移をまとめると、以下のようになります。

※FXブロードネットの公式サイトをもとにザイFX!編集部で作成
※第1回と第2回で2位だった黄色のラインは過去の参加トレーダー。トラトレめがね氏は第3回から参加
これを見ると、いままであまり順位の変動がなかったことがわかりますが、それだけに1位が特等席だった怠け者の楽々投資氏がチャーティスト先生に首位を譲り、3位に落ちたのはなかなかの事件といえますね。
チャーティスト先生といえば、上の順位の推移を見るとわかるように、ガチンコバトルがスタートした当初は2回続けて最下位となり、ザイスポFX!では「ネタ系トレーダー」と表現していたこともあるのですが…、回を追うごとに好成績を残し、ついに1位に上り詰めたのですね。チャーティスト先生、おめでとうございます!
【参考記事】
●「ガチンコバトル!」の新シリーズ開幕! 前回最下位だったあのトレーダーが首位に
●ガチンコバトル! 2回目が大詰めを迎え、あのネタ系トレーダーがやっぱり定位置に!?
●「ガチンコバトル!」で念願の首位奪取か!? あのネタ系トレーダーの勢いがヤバい!
●恒例ガチンコバトルの第5回でも首位独走!もう「ネタ系トレーダー」とは呼ばせないッ!?
今後の展開にも注目です。
■コロナ相場に両建てで週約48万円の利益記録!
その「今後の展開」ですが、第10回が終了した翌週の2020年3月2日(月)からは、さっそく第11回ガチンコバトルがスタートしています。
これまでのガチンコバトルは仮想資金が30万円でしたが、今回からはなんと一気に300万円へと増額され、取引コースも1Lotが1000通貨単位のFXブロードネット[ブロードライトコース]から、1Lotが1万通貨のFXブロードネット[ブロードコース]へと変更されました。

ガチンコバトルでは、毎週金曜日に特設ページで運用内容が発表されますが、第11回もすでに3月6日(金)と3月13日(金)の2回、週間損益が出ています。
(出所:FXブロードネット)
通算成績で首位に立ったチャーティスト先生が、そのままの勢いでここでも順調な滑り出しです。仮想資金が300万円に増えたことで、これまでと比べて週間の損益も大きくなっているのがわかると思います。
ちなみに、ファンダメンタリスト氏が「設定なし」となっているのは、3月6日(金)夜の米国雇用統計に備え、不安定な要素が多いのでリスク回避のために運用を停止していたからです。
続いて翌週の3月13日(金)の発表では、以下のように過去最高収益が出ました。これもチャーティスト先生で、その額、なんと48万円弱!
(出所:FXブロードネット)
仮想資金が増えたこともありますが、この週は新型コロナウイルス感染拡大を懸念するリスクオフ相場となり、株式市場とともに為替市場が大きく動いていました。チャーティスト先生は、前の週はユーロ/円の売りを運用していましたが、3月10日(火)からは買い設定もスタートし、両建て運用となっていました。

(出所:FXブロードネット)
通常に比べてボラティリティが大きく、上げ下げの幅が広かったため、両建て運用が値動きのすべてを利益に変えていることがわかります。まさに戦略勝ちですね。
ガチンコバトル史上最高収益を出したチャーティスト先生ばかりに目が行ってしまいますが、他の3人も大きく収益を上げています。最終的にどうなるのか、バトル終了時にまた振り返ってみたいと思います。
ガチンコバトルに興味を持ったなら、FXブロードネット[ブロードコース]をチェックしてみてくださいね。
>>>FXブロードネット[ブロードコース]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
>>>FXブロードネット[ブロードライトコース]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(山口学)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)