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IG証券のCFD注文画面がリニューアル!
スピード注文搭載でさらに使いやすくなった

2020年04月25日(土)08:30公開 (2020年04月25日(土)08:30更新)
ザイFX!編集部

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IG証券のCFD注文画面が大幅リニューアル

 新型コロナショックの影響で金融市場が大荒れとなる中、CFD取引の人気が高まっている。

 CFDとは、株、為替、商品など、相場が立っているさまざまな対象に対して、レバレッジをかけた証拠金取引ができる金融商品のこと。

 日本国内でCFDを取り扱う会社は複数あるが、その中でも圧倒的な取り扱い銘柄数を誇っているのがIG証券だ。
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IG証券のCFD

 そのIG証券では、2020年4月、CFD注文画面の大幅リニューアルを実施した。

IG証券には個別株口座、株価指数口座、商品口座、債券先物口座という4種類のCFD口座があるが、今回、注文画面をリニューアルしたのは、株価指数口座、商品口座、債券先物口座の3つ。個別株口座は対象となっていない。そして、FX口座については、2019年12月に先んじてリニューアルが実施されている。

FX注文画面大幅リニューアル

 今回、対象となるCFD口座でリニューアルされた内容は以下のとおりとなっている。

IG証券のCFD注文画面リニューアル内容

一番の注目はスピード注文が搭載されたこと

 上のとおり、新たに追加された機能や変更点は4つ。その中で、特に注目したいのはスピード注文が搭載されたことだ。

IG証券の通常の注文の場合、買いと売りの選択、注文方法の選択、スリッページ許容値の入力、決済設定や両建て設定といったいくつかの項目が用意されており、基本的にはそれらを入力してから、注文確定ボタンをクリックすると発注されるしくみになっている。

 一方、スピード注文には、ロット数と両建て設定の項目しかなく、買いと売りのボタンどちらかをクリックすれば、いきなり発注される形となっている。

IG証券CFD取引ツール「スピード注文画面と標準注文画面」
スピード注文画面と標準注文画面

(出所:IG証券

 そして、スピード注文では合計保有ロット数、平均建値、評価損益を確認しながら一括決済することも可能だ。

IG証券CFD取引ツール「スピード注文画面」
スピード注文画面

(出所:IG証券

タブを切り替えるだけで注文方法を選択できる

 次に、通常の注文画面上部に、指値、逆指値、IFD(イフダン)、IFO(イフダン・オーシーオー)のタブが設置された

IG証券CFD取引ツール「タブ切り替え」
IG証券CFD取引ツール

(出所:IG証券

 これにより、タブを切り替えるだけで注文方法を選択できるようになり、さらにパッと見ただけで、どの注文方法を選んでいるのかもわかるようになった。

初期設定がレート優先注文から成行注文に変更された

 そして、3つめの変更点は初期設定がレート優先注文から成行注文へ変更されたこと。

 成行注文は、言葉どおり成行で約定する注文方法。スリッページリスクが発生する一方、必ず約定することになる。

 それに対し、レート優先注文は、スリッページがIG証券が定めた一定範囲以内であればユーザーに有利でも不利でもそのまま約定するが、スリッページが一定範囲を超えた場合については、ユーザーに有利なら約定、不利ならスリッページしないレートで約定するしくみ(ただし、非常に大きくスリッページした場合は約定しない)

 レート優先注文は結構ユーザーに有利な注文方法なのかもしれないが、ちょっと複雑で一般的なものでないのは確か。それが今回、初期設定はシンプルな成行注文に変更されたということになる。なお、初期設定は成行注文だが、発注時に「スリッページ許容値」の入力欄に「0」と入力すれば、レート優先注文に切り替えられる仕様となっている。

IG証券CFD取引ツール「スリッページ許容値」
IG証券CFD取引ツール「スリッページ許容値」

(出所:IG証券

 上図の左側のとおり、スリッページ許容値を空欄のままにした場合は完全な成行注文となる。そして、スリッページ許容値欄に「0」でない数値を入力した場合は文字どおり、スリッページが入力した数値の範囲内であれば約定し、スリッページがそれを超えたら約定しないということになる。

 上図の右側のとおり、スリッページ許容値欄に「0」と入力した場合は、普通に考えれば、少しでもスリッページが発生したら約定しない発注方法になると感じられるが、IG証券のこの発注画面では「レート優先注文を指定した」という意味になるので、この点は注意が必要だ。

両建ての設定方法が統一された

 また、今回のリニューアルでは、IG証券が提供する各プラットフォームで両建ての設定方法が統一された。

IG証券CFD取引ツール「両建て設定方法」
IG証券CFD取引ツール「両建て設定方法」

(出所:IG証券

 これはパソコン版取引システムだが、両建て設定項目において、円が右側(背景が青)の場合は「両建て」、円が左側(背景が灰色)の場合は「両建て無効」となる。

 そして、「両建て」時は必ず新規注文となり、「両建て無効」時には約定時に同銘柄の反対側の保有ポジションがあれば自動的に決済注文として処理されるようになっている。

IG証券のCFD取り扱い銘柄数は約1万2100銘柄

 冒頭でも少し紹介したとおり、IG証券がCFDで取り扱う銘柄数は約1万2100銘柄にも及ぶ。

主要CFD取り扱い会社の取り扱い銘柄数(2020年4月21日時点)

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 上表をご覧いただくと、取り扱い銘柄数はIG証券が業界トップ水準。2位のサクソバンク証券[アドバンスコース]の約6600銘柄を大きく上回っている。

IG証券のCFDでは、ボラティリティ指数や米国債先物など、珍しい銘柄を多数取扱っている。

 ここで、IG証券のCFD銘柄の中から「ウォール街」の直近の動きを見てみよう。ちょっと聞きなれない銘柄名だが、この銘柄名はIG証券が独自に付けたもの。連動対象は実はNYダウだ。要するにNYダウがCFDで取引できるということだ。

ウォール街 日足
ウォール街 日足

(出所:IG証券

 これは日足チャートだが、2月下旬以降、新型コロナの影響を受け、わずか1カ月あまりで1万ドル超も暴落。その後は反発し、下落幅の半分程度まで戻している。この先、戻りを試すのか、それとも反落して二番底を付ける展開になるのかはわからないが、CFDなら買いからでも売りからでも入ることができるので、利益を狙うチャンスは十分ありそうだ。

NYダウを基本的に24時間いつでも取引することができる!

 ウォール街の最小取引数量は2ロット。ウォール街を取引する際に必要な維持証拠金率は10%なので、2020年4月20日時点のレート(およそ2万4000ドル)で計算すると、維持証拠金は48万円程度かかる計算だ。

 そして、ウォール街の取引時間は月曜朝8時~土曜朝7時とかなり長く、平日は基本的に24時間取引することができる。たとえば、突然、トランプ大統領が相場を大きく動かすような発言をした場合でも、取引時間を気にすることなく、すぐに売買することができるわけだ。

 今回はIG証券のCFD取引画面の大幅リニューアルなどについて紹介してきた。コロナショックで相場が大きく動いているのを見て、これからCFDを始めたいと思っている人はIG証券のCFDを試してみてはどうだろう。

 もっとCFDについて知りたい人は、以下の【参考コンテンツ】をご覧ください。
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広瀬隆雄の「ウワサのCFD徹底講座」

IG証券

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(ザイFX!編集部・庄司正高)

IG証券CFD

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