東京金融取引所が11月1日に発表した「くりっく365」の取引状況によると、10月の取引数量は888万0693枚となり、前月比で0.8%の増加となった。1日平均では42万2890枚。
前月比での増加は2カ月連続だ。

通貨ペア別では、加ドル/円が前月比45.4%減、NZドル/円が同27.3%減、ユーロ/円が同21.5%減、英ポンド/円が同21.1%減となった以外は、各通貨ペアで取引数量が増加した。
目立つところでは、ユーロ/米ドルが同201.0%増、英ポンド/米ドルが同53.5%増など。
■大証FXの取引高・金額は3カ月ぶりに減少
また、大阪証券取引所が11月1日に発表した「大証FX」の取引状況によると、10月の取引高は59万0223単位となり、前月から4.9%の減少となった。減少は3カ月ぶり。
しかし、過去最高の取引高を記録した前回に次ぐ取引量となった。
取引金額は5333億円で前月から6.3%の減少。こちらも3カ月ぶりの減少だ。

大証FXは取引数量が5カ月連続で増加し、7月に前月比で取引数量が減少。その後、8月以降は再び増加に転じていたものの、10月は再び減少した。
(ザイFX!編集部・小林由二)
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