ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト
バックナンバー

日本単独の介入があれば絶好の売り場!
「輸出企業のために…」なんて甘えるな!

2010年09月08日(水)東京時間 12:26

GMOクリック証券は取引高7年連続世界1位! ザイFX!限定で3000円もらえる

 考え方に、大きな変化はない。

 米ドル/円のトレンドは「米ドル安・円高」持続と考えている。

 2007年6月の最高値124円台から「米ドル安・円高トレンド」が始まり、すでに3年以上も持続・継続していることになる。

 セオリーに従い、以下のように考えている。

・明確なトレンド転換のシグナルがない限り、現在のトレンドが持続する
・トレンド転換の時期をアテ推量で期待しない
・相場は必ず、明確なシグナルでトレンド転換を教えてくれる


 だから…

・明確なトレンド転換のシグナルを見落とさないように注意深く見る

 …ことが重要だ。

■「米ドル安・円高トレンド」が継続している

 それでは、米ドル/円の月足チャートからご覧いただきたい。

 これは300本足、すなわち、300カ月分のチャートだ。
米ドル/円 月足(クリックで拡大)

 月足チャートで、過去の値動きを確認しよう。

 米ドル/円は、上昇する際にはサポートラインの上にあり、下落する際にはレジスタンスラインの下にあることが読み取れる。チャートでは、サポートラインとレジスタンスラインを緑の実線で表示した。

 なお、この月足チャートは1990年以降のものだが、それ以前のチャートを見てもこのことが確認できる。

 現在の米ドル/円は、緑の実線で示したレジスタンスラインにアタマを抑えられている。つまり、「米ドル安・円高トレンド」が持続(継続)していることになる。

 ちなみに、いつもは180本足(180カ月分)の月足チャートを使ってこのコラムを書いているが、これだと1995年につけた米ドル/円の史上最安値である79.75円が表示されないため、今回は期間の長い月足チャートを活用する。

 私にとって、この米ドル/円の79.75円の印象は強烈で、今でも記憶は鮮明だ。つい、この間のことのように思えるが、1995年は遠い昔のことなのだと、このことからも改めて確認できる……。

 チャートには、79.75円のレベルを青の水平線で表示した。

■歴史的安値79.75円まで、次のサポートが何もない

 先月以来、米ドル/円は83円台をつけている。この83円台が、1995円以来の安値であることが、月足チャートを見ればよくわかる。

 チャート分析だと、次のサポート(ターゲット)水準は、米ドル/円の歴史的な安値である80円(正確には79.75円)だ。その水準までサポートが何もないことも、チャートで可視化(ビジュアル化)できる。

 現状の米ドル/円は、それまでのサポート水準(チャートポイント)であった84.80円を下に割り込んだことで「売りシグナル」を発して急落し、83円台ミドルまで下落している。

 83円台を見てから、その後は85円台後半までリバウンドしているが、86円台に乗せることはできていない。

 そのリバウンドは、日本の当局による介入を警戒したり、あるいは、何らかの対策が日本政府・日銀から出るのではないかといった警戒感が主な理由だった。

 しかし、8月30日(月)に日銀から提示された新たな金融緩和策は、マーケットが期待していた強力な金融政策ではなかった

 日銀の金融緩和策発表後、米ドル/円は再び急落している。

■雇用統計の結果にかかわらず、米国の雇用状態は悪い

 先週末、9月3日(金)にニューヨーク市場で、米国の雇用統計の結果が発表された。

 失業率は、前回の7月分が9.5%だったのに対して、今回の8月分の事前予想は9.6%だった。
米国の雇用指標
(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移

 発表された数字は予想どおりの9.6%で、マーケットに与えた影響はニュートラル(中立)だったと考えている。

 そして、8月分の非農業部門雇用者数は、事前予想のマイナス10.5万人に対して、結果はマイナス5.4万人だった。予想よりもマイナス幅が小さく、良い数字であった。

 この非農業部門雇用者数が事前予想よりも良かったことを材料に、発表直後のマーケットは「米ドル買い・円売り」に反応し、84円台前半から85円台に乗せる動きとなった。

 しかし、ニューヨーククローズは、84円台ミドルから84円台前半となった。

 9月3日(金)の米国雇用統計の発表前のコメントで、私は次のように書いていた。

「米国雇用統計の結果しだいだが、その内容が事前予想より良くても、悪くても、その本質的な内容は、米国の雇用状態は悪いということだ。米国の景気回復にはほど遠い」

 つまり、今回の米国雇用統計の結果が多少良かったとしても、現在の「米ドル安・円高傾向」を変えることはないだろう。つまり、「米ドル安・円高トレンド」は継続する。

米国経済は引き続き、金融緩和策をとらざるを得ない状況が続いていると考えている。
ザイFX!公式twitter フォローしてね

ザイFX!公式フェイスブック
現在 いいね数 2396人 ザイFX!のFacebokにいいね!する

ザイFX!公式ツイッター(@ZAiFX)
現在のフォロー者数 94861人 ザイFX!のtwitterをフォローする

注目ザイFX!編集部おすすめのFX会社

スプレッドは業界最狭水準 インヴァスト証券[トライオートFX]

インヴァスト証券[トライオートFX]

過去実績から自動売買が選べる「自動売買セレクト」!自分用のポートフォリオが組めるトライオートFX

米ドル/円0.3銭原則固定! GMOクリック証券[FXネオ]

GMOクリック証券[FXネオ]

FX取引高7年連続世界1位! 今ならザイFX!限定で3000円キャッシュバック!

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

執筆者のサイト

最新のバックナンバー

>>>バックナンバー一覧

ザイFX!関連情報

FX会社高額キャンペーンランキング

※「FX会社高額キャンペーンランキング」は原則としてザイFX!編集部が読者のみなさまに利益があると判断したキャンペーンに絞って掲載しています。その大まかな基準は「10万通貨取引が必要なケースであればキャッシュバック金額1500円以上」です。取引手数料が高かったり、大量の取引が必要だったりして、大きな取引コストがかかるキャンペーンは掲載していません。

GMOクリック証券
FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性

注目FXニュースをPick Up!

最短5分で決着、最低50円から取引可能!人気のバイナリーオプションを徹底比較! FX会社のiPhone対応を徹底比較! システムトレード(シストレ)口座を徹底比較! NYダウや金にも直接投資できる CFD取引会社を徹底比較! レバレッジ3倍で年利30%!?メキシコペソ/円のスワップポイントを徹底調査!

ここから口座開設すると超おトク!!ザイFX!期間限定キャンペーン実施中

FX初心者のための基礎知識入門

世界の為替チャート

米ドル/円+0.37108.46

USDJPY

豪ドル/円-0.2074.04

AUDJPY

トルコリラ/円+0.1719.08

TRYJPY

みんなの米ドル/円予想など…ザイFX!Twitterアンケート

『羊飼いのFXブログ』はこちら
FXと為替の総合情報サイト「ザイFX!」カンタンナビ
「ザイFX!」をまるっとすべて見たい人は → 「ザイFX!」トップページへ
プロの為替相場見通しなどが知りたい人は → 「ザイFX!の有料・無料メルマガ」
メタトレーダー4(MT4)の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×メタトレーダー(MT4)」
ビットコインなど仮想通貨の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×ビットコイン」
ザイ オンライン

TOPICS

FX初心者のための基礎知識入門

相場を見通す 超強力FXコラム







FX&コモディティ(商品)今週の作戦会議

09月16日更新

どうする?どうなる?日本経済、世界経済

今井雅人 09月13日更新

ここからの円安進行に否定的な見方をするワケは…?






元ミス慶応 葉那子と[FXトレード戦略指令!]でFXトレードを始めよう!



ザイFX!のMT4専門サイト ザイFX!×メタトレーダー4(MT4)



ザイFX!メルマガ

今月の経済指標 予想&結果