今日(7月4日)は「米国の独立記念日」で米国市場は休場。だからニューヨーク市場はお休みだ。
外国為替市場の三大市場は東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の3つだが、そのうちの1つが休場だと、他の市場でもマーケット(外国為替市場)の参加者が極端に少なくなる。
たとえば、今日のようにニューヨークが休場の場合、東京市場やロンドン市場の参加者も、その日に合わせて休暇をとるケースが多いからだ。
今日は基本的にはニューヨーク市場の休場で、積極的な売買は薄いだろう。
今日(7月4日)の「米国の独立記念日」から、外国為替市場は「夏休み相場のスタート」となる。
■米国雇用統計発表後にドルが買われた理由
昨日(7月3日)のニューヨーク市場では、米国雇用統計(米国失業率)の発表があった。
米国雇用統計(米国失業率)は通常、毎月の第1金曜日に発表されるが、今年は7月の第1金曜日が、7月4日で「米国の独立記念日」に当たっているので、1日前倒しにして7月3日(木)に米国雇用統計(米国失業率)の発表となった。
発表された米国雇用統計(米国失業率)は、以下のとおり。
失業率(6月)
結果:5.5%
予想:5.4%
前回:5.5%
非農業部門雇用者数(6月)
結果:△6.2万人
予想:△6.0万人
前回:△6.2万人(△4.9万人から、△6.2万人に下方修正)
米国雇用統計は、おおむねほぼ予想どおりと言えば、そう言える程度。
しかし、いずれにせよ、若干、予想よりも悪いものだった。
この数値では、ドル買いの材料にはならない。
しかし、昨夜のニューヨーク市場では、米国雇用統計(米国失業率)の発表後にドルが買われた。
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