ユーロ/米ドルの日足チャートをご覧いただきたい。
チャートに示したように、ユーロ/米ドルは約700ポイントのブロックを形成しながら動いている。
足元の上昇は1.18ドル台の安値から始まっているが、1.40ドル台まで大きくリバウンドするとは考えていなかった。
1.33ドル台までのリバウンドは想定の範囲内だったのだが、1.33ドル台から1.40ドル台までの上昇は、個人的にはまったく予想外のものであった(「欺まんに満ちた欧州のストレステスト。ユーロ/ドルは1.33ドルでピークアウトか」を参照)。
続いても、ユーロ/米ドルの日足チャートをご覧いただきたい。
ユーロ/米ドルは、典型的な「フラッグ」を完成したと考えている。「フラッグ」のターゲット水準である1.4000ドル近辺に到達した。
個人的には、「フラッグ」を完成したことで、次の展開を目指すのだろうと見ている。
つまり、当面のところは、上限が1.40ドル台程度、下限が1.33ドル台程度の「ボックス相場」を形成するだろうと予想している。
それが、最も可能性の高い、いちばん普通のパターンだからだ。
今のところは、いちばん可能性の高いパターンを想定しておけば、仮に違う展開になったとしても対応しやすい。
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