先週末の10月24日(金)に、ドル/円(USD/JPY)は、[95.00]を割り込み、一気に90円台まで下落している。
その後、典型的な『ウェッジ(三角保ち合い)』を形成していた。1時間足のドル/円(USD/JPY)チャートを見れば、『91円から95円程度の保ち合い相場』となっていて、徐々にその振幅が狭くなっているのが読み取れる。

■三角保ち合いを上抜けたが[100.00]には届いていない
その『ウェッジ(三角保ち合い)』を、昨日(10月28日 火曜日)に上抜けた。
相場が反発上昇する際には、その前の下落する段階で、サポートになったポイントがレジスタンスになる。だから、[95.00]アラウンドと、[95.50-80]アラウンドがレジスタンスだったが、あっさりと上に抜けた。
[95.00-95.80]は弱いレジスタンスだったが、その上には[98.00-98.50]に、もう少し強いレジスタンス・ゾーンがあった。それも上に抜けて、[100.00]に迫る勢いだった。
しかし、結局のところ、今のところは[100.00]には届いていない。
■「ドル安・円高トレンド」に変化はない
先に、どう考えているか、私見を述べておこう。
基本的に、考え方は、まったく変えていない。「ドル安・円高トレンド」に変化がないと考えている。
今回のドル/円(USD/JPY)の下落は、8月中旬の110円台ミドルから始まっており、先週末の10月24日(金)に90円台まで下落している。
つまり、110円から90円まで2カ月で下落している。
20円下落したのだから、リバウンド(調整の反発上昇)があって当たり前だ。

大きく急落する局面でも、一方通行で相場が動くのではなく、それなりの相場らしい値動きがあるものだ。
だから、一方通行で下がり続けるわけでもあるまいと考えていたが、昨日(10月28日 火曜日)、急反発を起こした。
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