ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒

LINEFXがザイFX!限定キャンペーン実施中!1Lot以上の取引で通常5000円にさらに1000円ついてくる!

松田哲の「FX一刀両断!」
バックナンバー

FRBが為替相場を注視するのは当たり前!
それより「ドル利上げ当面なし」に注目!!

2009年11月18日(水)13:37公開 [2009年11月18日(水)13:37更新]

【ザイFX!からの口座開設者限定】超お得!!なタイアップキャンペーンを一覧で公開!

■CIT破綻は1つの材料に過ぎない

 ただ、92円台までリバウンドしているので、その後、何らかの変化で急落しても、「相場の急変」とは言えない。

 そういった値動きになっても、それは、調整局面の終了を示すだけであって、元々のトレンド、つまり、「米ドル安・円高」のトレンドに戻ったに過ぎない。

 つまり、米国のノンバンク大手・CITグループの経営破綻を材料にして、米ドル/円は大きく下げたが、その値動きは、相場の急変ではないのだ「従来の常識が通じない現在の為替相場、米ノンバンク大手・CIT破綻の影響は?」を参照)

 通常の調整局面が終わり、米ドル/円が下落していた過程で、米ドル売りの1つの材料が出て、下げが加速しただけだ。

 また、CITグループの破綻は、事前に、かなりウワサになっていたので、サプライズはない。

■失業率が悪化傾向なら、当然、米国はリセッションだ!

 11月初旬に、米国の雇用統計が発表され、失業率は10.2%という壊滅的な数字だった。これは、「米ドル売り」の材料以外の何ものでもない。

 雇用統計は、米国の経済指標の中で、最も重要なものだが、景気を判断する材料としては「遅行性」がある。

 しかし、悪化の一途を示している以上、その「遅行性」を取り上げるならば、今後も悪化し続ける、つまり、今回の数値が最悪ではない可能性のほうが高いとみるのが、整合性のある考え方だろう。

 悪化傾向が鮮明になっているのに、何をもって、「今回の失業率が最悪で、今後は改善する」と考えることができるのだろうか?

 失業率が悪化傾向にあるなら、米国経済が回復基調にあるとは言えない。現在の米国は、リセッション(景気後退)の状況にある。

 米国経済の回復の兆しを無理やり探し出して、「今後は回復するのではないか?」とコメントする人がいるが、それは、多方面からの「ウケ」を狙ったリップサービス、すなわち、「ウソ」だ。

 米国経済が回復基調に移行すれば、当然のことながら、米国の雇用統計に改善傾向が出てくるはずだ。

■「売り」とわかっていても、安値圏では売りづらい…

 ここで改めて、米ドル/円の日足チャートをご覧いただきたい。
米ドル/円 日足(クリック拡大・再掲載)

 チャートに、調整局面で上昇した期間を表すサポートラインを青の破線(太線)で描いたが、これを割り込んだ時点で、米ドル/円が改めて、「売りシグナル」を発したと考えている。

 今回の戻り高値は92.30-35円。だから、その上の92.50-60円あたりにストップ・ロス・オーダーを置いて、米ドル/円を売ればよい。

 また、新たなレジスタンスラインとして、日足チャートにオレンジ色の補助線を加筆したが、目先、これを上抜けたあたりにも、ストップ・ロス・オーダーが集中している可能性は高い。

 さらに、オレンジ色の破線(太線)で示したレジスタンスラインの平行線を、オレンジ色の破線(細線)で加筆した。

 この2本の平行線のインサイド(内側)に収まる期間は、オレンジ色の破線(太線)で示したレジスタンスラインの傾きが、下落のスピードだと判断できる。

 繰り返しになるが、チャートで、青の破線(太線)で示したサポートラインを下に割り込んだ時点で、米ドル/円が「売りシグナル」を発したと考えている。

 ただ、「米ドル売り・円買い」のシグナルが点灯したものの、相場には、こう着感がある。

 売り方(ベア派)であっても、89円台を売っていくには勇気が要る。そこで何度もはね返されているため、売るのは怖い。

 そうすると、漠然と「売り」と考えていても、実際に、安値圏で売って行くのは難しい。そのような雰囲気が、マーケットに漂っている。

■米国の金利は長期間、低く抑えられる?

 11月16日(月)のニューヨーク市場において、バーナンキFRB議長は、「ドルの価値の変化に注意している」とコメントした

 この発言を材料にして、米ドル/円は89.30円近辺から、89.60円近辺まで、軽く跳ね上がった。しかし、その後は反転急落し、89.00円を割り込んだ。

 バーナンキ議長の発言は、「米ドル買い」の材料なのか、「米ドル売り」の材料なのか、今回のコメントだけでは不明だ。

 単に、FRBが為替レートの変化を注視するのは、本務であり、当然の職務。

 バーナンキFRB議長が「ドルの価値の変化に注意している」。

 それはわかった。

 では、それをもって、今後どういった金融政策をとるのか、それには言及していない

 また、バーナンキ議長は、「金利を長期間、異例に低水準とすることが正当化される状況が続くだろう」と再表明した

 つまり、ドル金利の引き上げは当面ないだろう、と発言したことになる。

 個人的には、この発言に注目したい。現状のマーケットでは、これを材料として、結果的に米ドル売りが加速している。

(2009年11月18日 東京時間10:20記述)
松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

執筆者のサイト

当コラムのバックナンバー

>>>バックナンバー一覧

ザイFX!公式twitter フォローしてね

ザイFX!公式フェイスブック
現在 いいね数 2817人 ザイFX!のFacebokにいいね!する

ザイFX!公式ツイッター(@ZAiFX)
現在のフォロー者数 107983人 ザイFX!のtwitterをフォローする

FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
【全44口座徹底調査】スプレッドやスワップポイントがお得なFX会社は? FX会社比較!
最短5分で決着、最低50円から取引可能!人気のバイナリーオプションを徹底比較!
FX会社のiPhone対応を徹底比較!
システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!
NYダウや金にも直接投資できる CFD取引会社を徹底比較!
メキシコペソ/円のスワップポイントを徹底比較!
FX初心者のための基礎知識入門
キャンペーン比較 外貨ex byGMO[外貨ex] 外為どっとコム[外貨ネクストネオ]
キャンペーン比較 外貨ex byGMO[外貨ex] 外為どっとコム[外貨ネクストネオ]
『羊飼いのFXブログ』はこちら
FXと為替の総合情報サイト「ザイFX!」カンタンナビ
「ザイFX!」をまるっとすべて見たい人は → 「ザイFX!」トップページへ
プロの為替相場見通しなどが知りたい人は → 「ザイFX!の有料・無料メルマガ」
メタトレーダー4(MT4)の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×メタトレーダー(MT4)」
ビットコインなど仮想通貨の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×ビットコイン」
FX初心者のための基礎知識入門

相場を見通す 超強力FXコラム












元ミス慶応 葉那子と[FXトレード戦略指令!]でFXトレードを始めよう!



ザイFX!のMT4専門サイト ザイFX!×メタトレーダー4(MT4)


ザイFX!メルマガ