そのことは、そのまま掲載されているので、詳しくはそちらを読んでもらいたい。
過去の掲載記事から、一部抜粋したい。
現在のマーケット(FX市場)では、9月中旬に予想していたことが、その予想どおりに起きている。それを検証してもらいたいからだ。
相場だから、読みをはずすことも、もちろんある。それも甘受する。であるならば、当たった場合にも、正当に評価してもらいたいと思う。
9月の時点で、巷間、「ドル/円の95円はもうない」「ユーロ/円の130円はない」といったコメントが多かった。それを思い起こしてほしい。
この記事を書いている現在(2008年10月23日NY市場14:20=2008年10月24日東京時間03:20)、ドル/円レートは、[96.35-45]レベルだ。
ドル/円レートは、まだ、95円台に届いていないが、新安値をつけるのは、時間の問題だと考えている。
(※ザイFX!編集部注:下記のチャートのとおり、その後、ドル/円は95円台をつけている)

2007年6月につけた高値124円台から円高トレンドは始まった。
その時から現在に至るまで、円高トレンドに、まったく変化が見られない。
途中、米国の口先介入などで、惑わされただけで、ずっと円高トレンドは継続している。
以下、「リーマン・ブラザーズ破綻で為替はこれからどう動く?(1) ~ドル/円は95円を割れる!~」(2008年9月16日(火))より抜粋。
「僕はこの1年間ほど『米国の金融機関で破綻するところが出るだろうし、米国経済は悪くなっていく』とずっと言い続けてきました。
でも、『サブプライムローン問題は収束に向かう』という意見を専門家と呼ばれる人がたくさん言ってましたよね。そういう人たちに一般の個人投資家は騙されてきたんです。そこに僕は理不尽なものを感じます。正直、今は『ほれみろ』という気持ちなんです。
仮にリーマン・ブラザーズが破綻しなくても、米国経済が悪くなることは同じだったでしょう。ただ、リーマンが破綻したことで、一層ひどいことになる。連鎖倒産がこれから起きてくると思います」
では、そうした状況下で、ドル/円はこれからどう動いていくと松田さんは考えているのか?
「ドル/円の戻り高値は8月中旬につけた110円台。今後当面、111円台に乗ることは考えられません。
下値はどこまで行くかメドがつかないですね」
以下、「リーマン・ブラザーズ破綻で為替はこれからどう動く?(1) ~ドル/円は95円を割れる!~」(2008年9月16日(火))より抜粋。
その際、ストーンと急落しておかしくないと思っていますが、タラタラタラタラ下がっていく可能性もある。それが明日にも来るのか、1ヵ月後なのか、3ヵ月かかるのか6ヵ月かかるのか、そこはわかりませんが…」
以下、「リーマン・ブラザーズ破綻で為替はこれからどう動く?(2) ~クロス円の下落で大騒ぎになる!~」(2008年9月17日(水))より抜粋。
「問題の一番の根源がドルにあるのは確かなんですが、目に見える激しさという点ではドル/円よりもクロス円かもしれません。クロス円の下落が激しくなって、大騒ぎになるんじゃないかと思っています」
■円キャリートレードの巻き戻しが起こってくる
「一昨年までほどではないですが、最近もユーロ/円や豪ドル/円で円キャリートレードがかなり行われていたでしょう。為替リスクはあるけれど、金利差を受け取りたいというトレードが行われていたわけです」
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