ユーロ/米ドルの日足チャートを見てください。このチャートは、7月31日(金)時点のものです。
ユーロ/米ドルは先週まで、上限が1.43ドル台ミドル、下限が1.37ドル台ミドルの「ボックス相場」を形成していました。チャートでは、上限と下限を青の破線で表示しています。
ところが、下のチャートを見てわかるように、週明け8月3日(月)のニューヨーク市場において、ユーロ/米ドルは「ボックス相場」の上限である1.43ドル台ミドルを上抜けました。
テクニカル分析(チャート分析)上では、「ボックス」の上限を上に抜けたのだから、「ユーロ買い/米ドル売り」のシグナルが点灯したことになります。
■目先の上値メドは08年12月高値の1.47ドル近辺か?
テクニカル分析(チャート分析)においては、「ボックス」の上限と下限の値幅分だけ上昇したところがターゲットとなります。そうなると、2008年12月につけた高値である1.47ドル台を上に抜けてしまいます。
ですから、2008年12月につけた高値の1.47ドル近辺を、ひとまず意識する必要があると考えています。
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