東京金融取引所が4月1日に発表したくりっく365の取引状況によると、3月の取引数量は667万3727枚となり、前月比では5.6%の増加、前年同月比では25.8%の増加となった。1日平均では29万0162枚。
前月比での増加は、2010年1月以来となった。

通貨ペア別では、加ドル/円が8万2143枚で、前月比128.9%の大幅増加となり、英ポンド/米ドルが4万0093枚で、同39.4%、ユーロ/米ドルが13万6607枚で、同36.0%の増加となった。
また、併せて発表となった2009年4月~2010年3月の取引状況によると、くりっく365の取引数量は8036万8758枚となり、前年比で66.3%の増加となった。1日平均では30万9111枚。
■大証FXは2カ月連続で、前月比増加に
一方、大阪証券取引所が同日に発表した大証FXの取引状況によると、3月の取引高は10万7248単位となり、前月から13.9%の増加となった。取引金額は1100億円で、こちらも前月から10.4%の増加。

2月の大幅増加に続いての前月比増加で、3月8日(月)からマネックスFXが大証FXのサービスを開始したことが寄与したようだ。
(ザイFX!編集部・小林由二)
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