平均足は、ローソク足の応用型で、相場のトレンドをより捉えやすいチャートとして知られています。ローソク足には出現することがある「窓」が一切なく、上昇トレンドのときは陽線、下降トレンドのときは陰線が連続して出やすいという特徴があります。

ダウ理論は、景気循環や相場の値動きを評価するための手法として提唱された、7つの基本法則で構成された理論です。テクニカル分析発展の原点とも言われているもので、多くの金融商品の値動きに通用する、いまなおトレーダーに支持されている考え方です。

ダイバージェンスは、相場が高値圏や安値圏と思われる場面で、価格とオシレーター系指標の数値の動きが揃わず、開きが生じる現象です。特にRSIでのダイバージェンス発生は、有効な売買シグナルになる可能性が高いことで知られています。

RSIは、オシレーター系のなかでもっともポピュラーなテクニカル指標です。70％以上なら買われすぎ、30％以下なら売られすぎの目安と判断して逆張りに用いるのが一般的ですが、トレンドが発生している相場では順張りの判断材料になることもあります。

一目均衡表は、相場における時間を重要視して、いつ、いくらになれば売ったり買ったりすればいいかを明確に教えてくれる、日本発祥のテクニカル指標です。一目均衡表を構成する5つの要素と基本的な見方、トレードでの活用方法を紹介します。

MACDは、期間の異なる2本の移動平均線の距離を視覚的にわかりやすく表した、トレンド系のテクニカル指標です。移動平均線よりも売買シグナルが早く出現することが多いのが特徴です。具体的な見方やトレードでの活用方法を紹介します。

ボリンジャーバンドは、統計学の標準偏差を利用したテクニカル指標です。相場のトレンドを判断する順張りへの応用が基本ですが、逆張りのタイミングを図る指標として使われることもあります。具体的な見方やトレードでの活用方法を紹介します。

ゴールデンクロス（GC）とデッドクロス（DC）は、期間の異なる2本の移動平均線が交差する現象で、ゴールデンクロスは強力な買い、デッドクロスは強力な売りシグナルと判断されます。具体的な見方やトレードでの活用方法を紹介します。

グランビルの法則は、200日移動平均線と価格の関係から提唱されたトレードのタイミングを計る分析手法で、4つの買いパターンと4つの売りパターンがあります。シンプルですが非常に有効な法則として知られています。具体的な見方とトレードでの活用方法を紹介します。

移動平均線は、移動平均と呼ばれる過去一定期間の終値の平均値をつなげた線のことです。価格よりも動きが滑らかなため、相場のトレンドがつかみやすくなります。具体的な求め方やトレードへの活用方法、SMA・WMA・EMAの違いなどについて紹介します。

テクニカル指標は「トレンド系」と「オシレーター系」に大別されます。トレンド系は今の相場のトレンドがどのようになっているのかを分析するため、オシレーター系は今の相場が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断するための指標として使われるのが一般的です。