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• 2016年09月13日(火)04時49分

  ドル円101円後半で推移　米株高が一定の下支えに

  　NY終盤のドル円は101円後半で推移。利上げに消極的なブレイナードFRB理事の発言でドル安に傾いたが、大幅に反発した株価が一定の下支えとして機能している。ユーロドルは1.1235ドル付近で上値が限定的。ポンドドルは1.3335ドル前後、豪ドル／ドルは0.7560ドル付近と、高値圏を維持している。

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• 2016年09月13日(火)04時10分

  米9月FOMCでの利上げの可能性を探る

  　米連邦準備制度理事会（FRB）のイエレン議長は、6月のFOMC以降初めてとなったジャクソンホールで開催された年次経済シンポジウムでの講演で、「利上げの論拠はこの数か月で強まった」と、FOMCが依然利上げ軌道にあることを確認したことをきっかけに、年内の利上げ観測が強まった。加えて、通常はハト派として知られる米ボストン連銀のローゼングレン総裁（FOMC投票権あり）が先週9日の講演で「緩やかな引き締めが理にかなう」との見通しを示したため米国の早期利上げにより現実味が出てきた。また、直近、7月の米公定歩合会合の議事録要旨で12地区のうち8地区が公定歩合の引き上げを主張したことが明らかになったことも、連邦準備制度理事会（FRB）の利上げを促す。

  ただ、9月連邦公開市場委員会（FOMC）での利上げを決めつけるのは時期尚早のようだ。また、今週後半には8月の小売売上高や生産者物価指数（PPI）、消費者物価指数（CPI）の結果が出る。米国の金利先物市場での9月の利上げ確率は依然22％。一時の一けた台からは上昇したものの、市場は依然9月連邦公開市場委員会（FOMC）での利上げの可能性は低いと見ている。サプライズを嫌うFOMCは市場の期待が70％前後に上昇しない限り、利上げを実行するとは考えにくい。FRBのブレイナード理事は講演で、ハト派姿勢を維持していることを明らかにした。ブレイナード理事は利上げを急ぐ根拠が見られないとし、「労働市場のさらなる改善を抑制する政策は軽率だ」と指摘した。FOMC内ではイエレンFRB議長やフィッシャー米FRB副議長、ダドリーNY連銀総裁とともに、FRB理事の意見も重きを置かれる。

  ただ、ブレイナード理事はビル・クリントン政権で要職を務めた経歴があるほか、ヒラリークリントンが大統領に選出された暁には財務長官としてブレイナード理事を指名するとの憶測もあり、選挙を控えて、政治的にハト派姿勢を保っているとの非難も聞かれる。

  9月FOMCで●2016年の投票メンバーのうち、利上げに投じると見られるのは：

  フィッシャー米FRB副議長、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁、ローゼングレン・ボストン連銀総裁

  ●利上げに投じる可能性があると見られているのは：

  イエレンFRB議長、ダドリーNY連銀総裁、ブラード・セントルイス連銀総裁

  ●利上げに投じる可能性は少ないと見られているのは：

  タルーロFRB理事、ブレイナード米連邦準備制度理事会（FRB）理事

  ●不透明なのは：パウエルFRB理事

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• 2016年09月13日(火)03時20分

  ＮＹ市場動向（午後2時台）：ダウ196ドル高、原油先物0.36ドル高

  【 米国株式 】 　　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値 ↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均 18281.55 +196.10 +1.08% 18281.62 17994.84 28 2
  ＊ナスダック 5195.56 +69.65 +1.36% 5195.56 5097.80 1479 845
  ＊S&P500 2145.88 +18.07 +0.85% 2150.76 2119.12 472 30
  ＊SOX指数 780.10 +11.73 +1.53%
  ＊225先物 16590 大証比 +50 +0.30% 【 為替 】　　　 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊ドル・円 101.70 -0.99 -0.96% 102.34 101.56
  ＊ユーロ・ドル 1.1252 +0.0019 +0.17% 1.1269 1.1210
  ＊ユーロ・円 114.43 -0.92 -0.80% 115.20 114.25
  ＊ドル指数 95.10 -0.24 -0.25% 95.45 94.94 【 債券 】 　　　　　　　 前日比 　　　　 高値 　　安値
  ＊ 2年債利回り 0.77 -0.01 　　　　 0.63 0.61
  ＊10年債利回り 1.67 -0.01 　　　　 2.08 2.05
  ＊30年債利回り 2.39 -0.00 　　　　 2.92 2.88
  ＊日米金利差　 1.67 -0.02 【 商品／先物 】 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊原油先物 46.24 +0.36 +0.78% 46.51 44.72
  ＊金先物 1330.00 -4.50 -0.34% 1333.80 1323.30 【 欧州株式 】 　　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値 ↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 6700.90 -76.05 -1.12% 6776.95 6654.48 12 89
  ＊独DAX　　　 10431.77 -141.67 -1.34% 10431.90 10299.38 3 27
  ＊仏CAC40　　 4439.80 -51.60 -1.15% 4439.80 4386.11 1 39

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• 2016年09月13日(火)02時46分

  NY外為ドル反落、ブレイナード米FRB理事のハト派発言で

  　NY外為市場でドルは高値から反落した。ドル・円は102円00銭近辺から101円57銭へ反落。ユーロ・ドルは1.1214ドルの安値から1.1268ドルへ反発した。ブレイナード米連邦準備制度理事会（FRB）理事のハト派発言を受けて米国の早期利上げ観測が後退しドル買いが後退した。

  ブレイナード米連邦準備制度理事会（FRB）理事は講演で、「FRBは利上げを急ぐべきではない」との考えを示した。中国経済の成長鈍化による潜在的な影響や、ドル高リスクを指摘。米10年債利回りは1.69％から1.67％へ低下した。

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• 2016年09月13日(火)01時20分

  ＮＹ市場動向（午後0時台）：ダウ62ドル高、原油先物0.49ドル高

  【 米国株式 】 　　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値 ↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均 18148.31 +62.86 +0.35% 18163.59 17994.84 24 6
  ＊ナスダック 5166.64 +40.73 +0.79% 5174.59 5097.80 1303 958
  ＊S&P500 2139.40 +11.59 +0.54% 2140.39 2119.12 410 94
  ＊SOX指数 776.44 +8.07 +1.05%
  ＊225先物 16540 大証比 +0 +0.00% 【 為替 】　　　 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊ドル・円 101.97 -0.72 -0.70% 102.34 101.72
  ＊ユーロ・ドル 1.1231 -0.0002 -0.02% 1.1259 1.1210
  ＊ユーロ・円 114.52 -0.83 -0.72% 115.20 114.25
  ＊ドル指数 95.23 -0.11 -0.12% 95.45 95.11 【 債券 】 　　　　　　　 前日比 　　　　 高値 　　安値
  ＊ 2年債利回り 0.79 +0.01 　　　　 0.63 0.61
  ＊10年債利回り 1.68 +0.00 　　　　 2.08 2.05
  ＊30年債利回り 2.39 -0.00 　　　　 2.92 2.88
  ＊日米金利差　 1.69 +0.00 【 商品／先物 】 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊原油先物 46.37 +0.49 +1.07% 46.51 44.72
  ＊金先物 1325.70 -8.80 -0.66% 1333.80 1325.10

  【 欧州株式 】 　　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値 ↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 6700.90 -76.05 -1.12% 6776.95 6654.48 12 89
  ＊独DAX　　　 10431.77 -141.67 -1.34% 10431.90 10299.38 3 27
  ＊仏CAC40　　 4439.80 -51.60 -1.15% 4439.80 4386.11 1 39

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• 2016年09月13日(火)00時24分

  NY外為：ドル・円102円台回復、米株や原油価格がプラスに転じる

  　NY外為市場でドル・円は101円77銭の安値から102円00銭へ反発した。ユーロ・円は114円25銭から114円50銭へ反発。朝方下落していた米国株式相場が上昇に転じたことを受けて安心感が広がり、リスク選好の円売りが再燃。ユーロ・ドルは1.1215ドルと安値圏でもみ合った。

  ダウ平均株価は米国東部時間午前11時10分現在、53ドル高で推移。NY原油先物も44.72ドルから46.48ドルまで上昇した。

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• 2016年09月13日(火)00時02分

  ■LDNFIX＝円高一服　FRB理事の講演待ち

  　ロンドンフィックスにかけては円高が一服した。週明けの米株式市場で主要3指数は続落して始まったものの、その後は持ち直しに転じてプラス圏を回復させた。NYタイム午後に、ブレイナードFRB理事の講演が予定されていることも値動きが一巡する要因となった。FRBのなかでもハト派に位置すると認識されるブレイナードFRBが、9月米利上げの可能性に言及するかが注目されている。6月時点で理事は、経済好転を確認するまで利上げを待つことに有益性があると慎重なスタンスを表明している。

  　ドル円は101.72円を安値に、102円付近へ水準を戻してもみ合い。ユーロ円は114.25円、ポンド円は135.09円、豪ドル円は76.42円、NZドル円は74.32円、加ドル円は77.63円まで売られたあと、小幅に下げ幅を縮小させて推移した。

  　ユーロドルは1.12ドル前半、豪ドル／ドルは0.75ドル前半、NZドル／ドルは0.73ドル前半で小動き。クロス円が下げ止まったことで下値がサポートされた。ポンドドルは1.33ドル前半で底堅かった。

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