2018年03月09日(金)のFXニュース(2)
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2018年03月09日(金)06時16分
NY為替・8日=貿易戦争の懸念後退、リスク回避の円買いは一服
NYタイムの為替市場は、ドル円が106円前半で小幅ながらも底堅い値動き。注目された米の輸入制限は、鉄鋼に25%とアルミニウムには10%の関税を全ての国が課されるものの、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉中のカナダとメキシコは当面のあいだ適用除外となった。また、日本などの同盟国も、協議次第で修正される可能性を残した。貿易戦争への懸念が和らいだことで、リスク回避の円買いは一服した。
ユーロドルが上昇後に大きく下振れした。市場予想通りに金融政策を据え置いた欧州中央銀行(ECB)は、その声明で、「必要であれば債券購入の規模拡大」という従来の方針を撤回した。緩和バイアス文言の削除を受けて、ユーロドルは1.2446ドル、ユーロ円が131.98円まで強含んだ。しかし、タカ派発言を期待されていたドラギECB総裁の記者会見では、依然としてインフレに対し慎重な見方が示されたことで、ユーロは失望売りとなった。ユーロドルは1.2298ドル、ユーロ円が130円半ばまで下落した。
欧州通貨はユーロに連れ安となり、ポンドドルが1.3782ドルまで弱含み、ドル/スイスフラン(CHF)は0.95CHF前半までCHF売り・ドル買いとなった。ポンド円が146.37円までレンジの下限を広げ、CHF円が昨年4月下旬以来のCHF安水準111.52円まで売られた。一部報道から、「英政府高官が、来年まで欧州連合(EU)離脱で合意はないと予想」と伝わったことも、ポンドの下押し要因となった。商品市況が軟調なことで資源国通貨は売りが先行するも、米の追加関税措置をカナダが免れたことにより、買い戻しの動きもみられた。ドル/加ドルは1.29加ドル半ばから1.28加ドル後半、加ドル円が82円前後から半ばまでの加ドル買いに傾いた。豪ドル/ドルは0.77ドル後半、豪ドル円が82円半ばで下げ渋った。NZドル/ドルが0.72ドル半ばで推移し、NZドル円は76円後半から77円前半に水準を戻した。
6時7分現在、ドル円は106.27円付近、ユーロドルが1.2311ドル近辺、ユーロ円は 130.80円前後で推移。
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2018年03月09日(金)06時03分
トランプ大統領、 鉄鋼25%、アルミニウム10%関税に署名
トランプ大統領、 鉄鋼25%、アルミニウム10%関税に署名
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2018年03月09日(金)05時52分
ドル円は106円前半で底堅い、米関税 日本は交渉次第
ドル円は106円前半で底堅い値動きとなり、106.29円まで上値を伸ばした。ユーロドルが1.2310ドル付近、ポンドドルは1.3808ドル前後での値動き。
注目された米の輸入制限は、鉄鋼に25%とアルミニウムには10%の関税を全ての国が課されるものの、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉中のカナダとメキシコは暫くは猶予される。また、日本などの同盟国も、協議次第で関税が解かれる可能性を残した。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2018年03月09日(金)05時30分
ドル円 106円前半で小じっかり、米株も底堅い
トランプ大統領の鉄鋼・アルミニウム追加関税に関する宣言に署名を控えて、米株式市場は底堅い値動きとなり、ダウ平均は85ドル高で推移。為替市場では、ドル円が106.22円付近で小じっかり、ユーロドルは1.2303ドル前後で上値く、ポンドドルが1.38ドル近辺での推移。
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2018年03月09日(金)05時22分
【ディーラー発】ユーロ軟調(NY午後)
午後に入ってもユーロ売りは継続、ドラギECB総裁会見でタカ派的な発言を期待していた向きの失望売りから、ユーロドルは一時1.2300を割り込み、ユーロ円は130円50銭付近まで下値を拡げた。一方、「カナダとメキシコは米国の鉄鋼・アルミニウムの追加関税から恒久的に除外されるだろう」との報道が伝わるとカナダ円は81円後半から82円40銭付近まで上昇。また、ドル円は106円20銭前後での揉み合いが続いている。5時22分現在、ドル円106.240-250、ユーロ円130.718-738、ユーロドル1.23040-048で推移している。
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2018年03月09日(金)05時21分
NY外為:加ドル、メキシコペソ急伸、米関税で加、メキシコが恒久的に対象除外との報道
トランプ米大統領は本日関税に署名する。APの報道によると、関税で、カナダ、メキシコが永久に対象から除外されるほか、諸国は対象除外交渉が可能になるという。
この報道を受けて、加ドルやメキシコペソは急伸。ドル・カナダは1.2961カナダドルの高値から1.2900カナダドルへ急落。カナダ円は81円88銭から82円40銭へ急反発した。
ドル・ペソは18.77ペソから18.63ペソへ急落。ペソ円は5.65円から5.70円へ急伸した。
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2018年03月09日(金)05時02分
金属関税、カナダ、メキシコを対象から永久に除外へ=AP
カナダ、メキシコを対象から永久に対象から除外。諸国は関税に関し、対象除外交渉が可能になるという。
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2018年03月09日(金)04時44分
ユーロドル 一時1.23ドル割れ、ECB総裁会見後の売り地合い継続
ユーロドルは1.23ドル前半で上値重く推移し、一時1.2298ドルまで下落した。ドラギECB総裁がインフレ見通しに慎重姿勢を示し、ECBの緩和政策が暫く継続されることが確認されて以降のユーロ売りが続いている。ユーロ円は、130円後半から半ばでの値動き。ポンドドルはユーロドルに連れ安となり、1.3797ドルまで下値を広げ、ドル/スイスフラン(CHF)が0.9520CHFまでのCHF売り・ドル買いを記録した。
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2018年03月09日(金)04時40分
米2月雇用統計:雇用ひっ迫で3月の利上げに更なる確証
米国労働省がワシントンで9日に最新2月の雇用統計を発表する。失業率は4.0%と1月4.1%から低下し2000年以降、18年ぶり低水準に達する見込み。また、非農業部門雇用者数も伸びが1月に続き2カ月連続で20万人台が予想されている。
労働省が発表する雇用統計と最も相関関係が強い先行指標として注目されるADP雇用指標も予想を上回り4カ月連続で20万人超の民間雇用の伸びを見せた。失業保険申請件数も過去50年間で最低の水準まで達するなど、労働市場のひっ迫が確実になりつつある。賃金は、前月比+0.2%、前年比+2.8%と、それぞれ1月+0.3%、+2.9%から若干伸びが鈍化すると見られている。1月の賃金の伸びが2009年来で最大に拡大したため、市場でインフレ加速懸念が急浮上。長期債が急伸し、株式相場の急落につながった。
市場は3月の追加利上げをほぼ確実視している。強い結果は3月の追加利上げをさらに正当化するほか、年内の利上げペースの引き上げにもつながる可能性がある。パウエルFRB議長を始め、連邦公開市場委員会(FOMC)高官は、労働市場のひっ迫がさらなる賃金の上昇につながりいずれインフレも押し上げると見ている。
■2月雇用統計の先行指標
・ADP雇用統計:前月比+23.5万人(予想:+20万人、1月:+24.4万人)
・ISM製造業景況指数:雇用:59.7(1月54.2)
・ISM非製造業景況指数:雇用:55.0(1月61.6)
・NY連銀製造業景況指数:
雇用(現状):10.9(1月3.8)
週平均就業時間:+4.6(1月0.8)6か月先
雇用:19.5(1月26.9)
週平均就業時間:+20.8(1月16.7)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
雇用(現状):+25.2(1月+16.8、6カ月平均+20.6)
週平均就業時間:+13.7(+16.7、6か月平均+15.0)
6か月先
雇用:40.4(1月34.9、6か月平均36.6)
週平均就業時間:14.7(1月10.6、6か月平均16.1)・リッチモンド連銀製造業景況指数
雇用(現状):25(1月10)
週平均就業時間:28(1月2)
賃金::23(1月24)6か月先
雇用:22(1月21)
週平均就業時間:7(1月7)
賃金::38(1月33)
・消費者信頼感指数
雇用(現状)
十分:39.4(1月37.2、前年同月26.9)
不十分:45.9(1月46.5、前年同月53.2)
困難:14.7(1月16.3、前年同月19.9)雇用(6か月先予想)
増加:21.6(1月18.7、前年同月20.9)
減少:11.9(1月12.5、13.6)
不変:66.5(1月68.8、65.50)
所得(6か月先予想)
増加:23.8(1月20.6、前年同月19.2)
減少:8.6(1月7.9、8.1)
不変:67.6(1月71.5、72.7)・失業保険申請件数
件数 前週比 4週平均 継続受給者数
03/03/18| 231,000| 21,000| 222,500 | n/a
02/24/18| 210,000| -10,000| 220,500 | 1,870,000
02/17/18| 220,000| -9,000| 225,500 | 1,934,000
02/10/18| 229,000| 6,000| 228,250 | 1,875,000
02/03/18| 223,000| -7,000| 225,000 | 1,948,000■市場予想
失業率:4.0%(1月4.1%)
非農業部門雇用者数:前月比+20.5万人(1月+20万人)
民間部門雇用者数:前月比+20.5万人(1月+19.6万人)
平均時給:予想:前月比+0.2%、前年比+2.8%(1月+0.3%、+2.9%)Powered by フィスコ -
2018年03月09日(金)03時43分
ドル円106.15円近辺、関税案署名まで動きにくい
ドル円は106.15円近辺で動意薄になっている。東京時間の5時半にトランプ米大統領が、鉄鋼とアルミニウムの関税案に署名することで、その詳細及びその後のトランプ大統領の発言などを待っている状態だ。ユーロドルは1.2315ドル近辺、ポンドドルは1.3810ドル前後の、本日安値近辺で取引されている。
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2018年03月09日(金)03時33分
トランプ米大統領、鉄鋼、アルミニウムに関する関税に署名、ワシントン午後3:30
トランプ米大統領、鉄鋼、アルミニウムに関する関税に署名、ワシントン午後3:30
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2018年03月09日(金)03時22分
NY外為:ユーロ下落に転じる、ドラギECB総裁がハト派姿勢維持
NY外為市場でユーロは欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を受けていったん上昇した。しかし、インフレ見通しが引き下げられたこと、その後に行われた会見でのドラギ総裁のハト派発言を受けてユーロは下落に転じた。
ECBは市場の予想通り金融政策を据え置いた。しかし、予想外に量的緩和(QE)に関するフォワードガイダンスで「必要に応じて、規模を拡大、期限を延長する」との文言が削除された。ドラギ総裁は会見で、「経済の改善で文言を変更することは、フォワードガイダンスで自然なステップ」と言及。市場ではECBが景気の回復に伴い、金融緩和を解消する軌道にあることが確認されたとの見方からユーロ買いに拍車がかかった。
一方、ECBは2019年のインフレ見通しを従来の1.5%から1.4%に引き下げ。ドラギ総裁は、インフレに関して、「まだ勝利宣言はできない」と言及したほか、主な下方リスクとして世界的な要因として為替や保護主義への脅威を挙げた。
ユーロ・ドルは1.2446ドルへ上昇しほぼ1カ月ぶり高値を更新後、1.2305ドルまで反落。
ユーロ・円は131円98銭へ上昇後、130円52銭へ反落した。ユーロ・ポンドは0.8957ポンドへ上昇後、0.8907ポンドまで反落した。Powered by フィスコ -
2018年03月09日(金)03時01分
加ドル円 81円後半、原油相場の地合いの悪さも重し
NY午後に入り加ドル円は81.88円まで下値を広げ、ドル/加ドルも1.2961加ドルまで加ドル売り・ドル買いに傾いている。トランプ政権は、鉄鋼・アルミの追加関税の対象国からカナダを除外する可能性を示唆し、一時は加ドル買いに振れた。しかし、NY勢参入後にNY原油先物が61ドル台から60ドル前半まで下落し、その後の戻しも鈍いことで、産油国通貨の加ドルの重しとなっている。
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2018年03月09日(金)02時33分
NY市場動向(午後0時台):ダウ66ドル安、原油先物0.84ドル安
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 24735.78 -65.58 -0.26% 24950.49 24712.80 14 16
*ナスダック 7404.54 +7.89 +0.11% 7435.01 7400.17 1003 1226
*S&P500 2729.62 +2.82 +0.10% 2737.29 2725.65 221 282
*SOX指数 1396.09 -4.38 -0.31%
*225先物 21340 大証比 +140 +0.66%
【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 106.08 +0.01 +0.01% 106.26 106.02
*ユーロ・ドル 1.2320 -0.0091 -0.73% 1.2446 1.2305
*ユーロ・円 130.69 -0.95 -0.72% 131.98 130.52
*ドル指数 90.10 +0.46 +0.51% 90.17 89.44
【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 2.24 -0.01 0.63 0.61
*10年債利回り 2.85 -0.03 2.08 2.05
*30年債利回り 3.12 -0.03 2.92 2.88
*日米金利差 2.80 -0.03
【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 60.31 -0.84 -1.37% 61.40 60.11
*金先物 1320.80 -6.80 -0.51% 1329.80 1319.60
【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7203.24 +45.40 +0.63% 7212.14 7145.70 81 19
*独DAX 12355.57 +110.21 +0.90% 12382.69 12177.12 26 4
*仏CAC40 5254.10 +66.27 +1.28% 5264.36 5186.28 36 4Powered by フィスコ -
2018年03月09日(金)01時55分
ダウ平均はマイナス圏、クロス円が軟調に推移
主要欧州株式市場は4日続伸するも、ダウ平均はマイナス圏に沈んでいる。米株安を受けて、クロス円が軟調な地合い。ユーロ円が130.52円、ポンド円は146.53円まで下値を広げた。クロス円の売りが重しとなり、ユーロドルが1.2305ドル、ポンドドルが1.38ドル前半でレンジの下限を広げている。ドル円は106.08円前後で推移。
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- 4月19日(金)■『イラン・イスラエル情勢』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『米国の金融政策への思惑』に注目!(羊飼い)
- 米ドル/円は一時155円へ急接近も、介入が実施されなかった2つの理由とは? 再び155円へ接近したタイミングでは警戒が必要だが、介入効果の持続性には懐疑的(西原宏一)
- 米ドル/円は、日米の金利差の縮小で本格的な反落へ!?中東情勢悪化によるリスクオフは、単なる調整の口実。円安の行きすぎを、官民一体で阻止する構えが鮮明に!(陳満咲杜)
- ドル円155円迫る!為替介入と日銀追加利上げに注目!日米首脳会談→G20通過で為替介入への警戒感高まる。(FXデイトレーダーZERO)
- 再利上げも言及され利下げ期待でのリスクテークに逆風、ドル円の高値張りは中東情勢の緊迫化で一度は沈んだが(持田有紀子)
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