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• 2021年03月19日(金)17時18分

  ドル・円はじり安、日銀政策にらみ円買い

  　19日の東京外為市場でドル・円はじり安。仲値にかけて、一時109円13銭まで上昇。ただ、日銀による政策点検を受け日経平均株価が大幅安となり、円買い優勢の展開に。夕方にかけては日銀総裁の発言を手がかりに、ドルは108円75銭まで値を下げた。

  ・ユーロ・円は130円00銭から129円65銭まで下落した。
  ・ユーロ・ドルは1.1902ドルから1.1930ドルまで値を上げた。

  ・17時時点：ドル・円109円10-20銭、ユーロ・円129円80-90銭
  ・日経平均株価：始値29,904.57円、高値30,049.77円、安値29,621.22円、終値29,792.05円（前日比424.70円安）

  【金融政策】
  ・日銀：長短金利操作（賛成8：反対1）
  短期金利：日本銀行当座預金のうち政策金利残高に—0.1％のマイナス金利を適用。
  長期金利：10 年物国債金利がゼロ％程度で推移するよう、上限を設けず必要な金
  額の長期国債の買入れを行う。
  ・資産買入れ方針（全員一致）
  ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。
  CPほか社債などについては、2021 年９月末までの間、合計で約20兆円の残高を上限に、買入れを行う。

  ・日銀（政策点検）
  金融仲介機能への影響に配慮し、機動的に長短金利の引き下げを行うため短期政策金利に連動する「貸出促進付利制度」を創設。
  イールドカーブ・コントロールの柔軟な運営に向け、長期金利の変動幅は上下0.25％程度であることを明確化。同時に、必要な場合に強力に金利の上限を定めるため「連続指値オペ制度」を導入。
  ETFとJ-REITについて、新型コロナウイルスの影響への対応で臨時措置として決定した12兆円、約1800億円の年間増加ペースの上限を継続。

  【要人発言】
  ・黒田日銀総裁
  「ETFは12兆円の上限を維持し必要に応じて弾力的に買入れ」
  「マイナス金利の深掘りができないことはない」
  「長期金利の変動幅変更は表現の明確化で拡大ではない」
  「必要ならちゅうちょなく追加緩和を講じる」
  「長期金利の過度な低下は経済活動に悪影響を及ぼす可能性」
  「貸出促進付利制度はより機動的に、長短金利の引き下げが可能になる」
  「長期金利が—0.25％を下回っても緩和効果を阻害するとは思わない」
  「長期金利の上昇で緩和効果を弱めることは絶対に避ける」

  ・楊・中国共産党政治局員（外交担当）
  「米国の内政干渉に強く反対」

  【経済指標】
  ・日・2月全国消費者物価指数(生鮮品除く) ：前年比-0.4％（予想：-0.4％、1月：-0.6％）
  ・豪・2月小売売上高速報値：前月比-1.1％（予想：+0.6％、1月：+0.5％）
  ・英・2月公的部門純借入額(銀行部門除く)：+191億ポンド（予想：+214億ポンド、1月：+88億ポンド）

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• 2021年03月19日(金)17時14分

  ハンセン指数取引終了、1.41％安の28990.94（前日比-414.78）

  香港・ハンセン指数は、1.41％安の28990.94（前日比-414.78）で取引を終えた。
  17時14分現在、ドル円は108.68円付近。

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• 2021年03月19日(金)17時06分

  東京外国為替市場概況・17時　ドル円、弱含み

  　19日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では108.75円と15時時点（108.89円）と比べて14銭程度のドル安水準だった。400円以上下げた日経平均に続き、上海総合も一時2％超下落するなど軟調な株式市場の動きに連れてドル円は上値が重くなった。時間外の米10年債利回りが1.66％台まで低下すると、下げ幅を広げ108.72円まで弱含んだ。
  　なお、黒田日銀総裁は会見で為替については「大きな問題があるとは考えていない」と述べたが、市場は反応薄だった。

  　ユーロドルは小高い。17時時点では1.1932ドルと15時時点（1.1918ドル）と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。円に対してドルが弱含んだことや、米債利回りの低下でユーロドルは小幅ながらドル売り・ユーロ買いに傾き1.1937ドルまで上値を広げた。また、ポンドドルは1.3957ドルまで一時買われた。

  　ユーロ円はもみ合い。17時時点では129.76円と15時時点（129.77円）と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。株安の影響で一時129.65円まで下値を広げたが、その後はドル円とユーロドルの綱引き状態になり129.70円台でもみ合いになっている。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：108.72円　-　109.13円
  ユーロドル：1.1902ドル　-　1.1937ドル
  ユーロ円：129.65円　-　130.00円

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• 2021年03月19日(金)16時40分

  欧州主要株価指数一覧

  イギリス FT100
  　終値　：6779.68
  　前日比：+17.01
  　変化率：+0.25％

  フランス CAC40
  　終値　：6062.79
  　前日比：+7.97
  　変化率：+0.13％

  ドイツ DAX
  　終値　：14775.52
  　前日比：+178.91
  　変化率：+1.23％

  スペイン IBEX35
  　終値　：8624.60
  　前日比：+25.10
  　変化率：+0.29％

  イタリア FTSE MIB
  　終値　：24360.49
  　前日比：+79.44
  　変化率：+0.33％

  アムステルダム AEX
  　終値　：682.39
  　前日比：+1.68
  　変化率：+0.25％

  ストックホルム OMX
  　終値　：2179.99
  　前日比：+7.13
  　変化率：+0.33％

  スイス SMI
  　終値　：10973.76
  　前日比：+51.27
  　変化率：+0.47％

  ロシア RTS
  　終値　：1481.92
  　前日比：-6.80
  　変化率：-0.46％

  イスタンブール・XU100
  　終値　：1538.46
  　前日比：-12.47
  　変化率：-0.80％

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• 2021年03月19日(金)16時35分

  ドル、米金利低下で弱含み　ユーロドルは1.1932ドルまで上昇

  　ドルは弱含み。欧州勢が参入し始めて時間外の米10年債利回りが1.67％台まで低下するとドル安が進んでいる。ドル円は108.73円まで下値を広げたほか、ユーロドルは1.1932ドル、ポンドドルは1.3949ドルまで上昇した。

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• 2021年03月19日(金)16時11分

  上海総合指数1.69％安の3404.663（前日比-58.405）で取引終了

  上海総合指数は、1.69％安の3404.663（前日比-58.405）で取引を終えた。
  16時07分現在、ドル円は108.82円付近。

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• 2021年03月19日(金)16時05分

  【速報】英・2月公的部門純借入額(銀行部門除く)は予想を下回り+191億ポンド

  　日本時間19日午後4時に発表された英・2月公的部門純借入額(銀行部門除く)は予想を下回り、+191億ポンドとなった。

  【経済指標】
  ・英・2月公的部門純借入額(銀行部門除く)：+191億ポンド（予想：+214億ポンド、1月：+88億ポンド）

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• 2021年03月19日(金)16時05分

  ドル・円は底堅い値動きか、高水準の米長期金利にらみドル売り後退

  [今日の海外市場]

  　19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。日銀の金融政策点検による市場への影響は限定的となる見通し。一方、緩和的な米金融政策の維持で今後のインフレ加速への思惑から長期金利は高水準で推移し、ドルは売りづらいだろう。
  
  　日銀は18-19日開催の金融政策決定会合で、政策点検の結果を公表した。それによると、短期政策金利に連動する「貸出促進付利制度」を創設。イールド・カーブ・コントロールについては長期金利の変動幅上下0.25％程度を明確化し、「連続指値オペ制度」を導入する方針を示した。本日の東京市場では、ETF（上場投資信託）の6兆円の買入れメド撤廃で日経平均株価が前日比500円超安に下げ幅を一時拡大し、株安を嫌気した円買いが主要通貨を押し下げる場面もあった。
  
  　この後の海外市場では、引き続き米長期金利の動向が注視される。欧州で新型コロナウイルス再拡大が警戒されるなか、英アストラゼネカ製のワクチン接種が再開される方向で、欧州通貨売りはいったん後退。一方、米連邦公開市場委員会（FOMC）では緩和的な政策姿勢の継続が示されたが、今後インフレを加速させるとの観測から米10年債利回りは高水準を維持。株安を嫌気した円買いが見込まれる半面、高水準の長期金利を背景にドルは買いが継続し、対円でも下げづらいだろう。
  
  【今日の欧米市場の予定】
  ・21:30　カナダ・1月小売売上高（前月比予想：-3.0％、12月：-3.4％）

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• 2021年03月19日(金)15時56分

  ドル円　108.75円近辺、日銀関連の動きはほぼ織り込んだか

  　黒田日銀総裁は「長期金利変動幅の変更は、拡大ではなく表現を明確化」と会見中に述べている。しかし、現実的に10年債利回り変動許容幅をゼロ±0.25％に拡大していることもあり、日銀総裁の発言に首を傾げる市場参加者が多い。
  　総裁は日銀内でも孤立化しつつあることで、この後の総裁に対する質疑応答は以前よりも注目度が高まっている。ただしドル円は108.75円まで弱含んだが動きは鈍くなりつつあり、日銀関連での値動きはほぼ市場は織り込んだか。

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• 2021年03月19日(金)15時43分

  豪S&P/ASX200指数は6708.20で取引終了

  3月19日の豪株式市場ではS&P/ASX200指数が、前日末比-37.71、6708.20で取引終了。

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• 2021年03月19日(金)15時42分

  豪10年債利回りは上昇、1.804％近辺で推移

  3月19日のオーストラリア国債市場では、10年債利回りが前日末比+0.020％の1.804％近辺で大方の取引を終了した。

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• 2021年03月19日(金)15時41分

  豪ドルTWI＝65.0（+0.6）

  豪準備銀行公表（3月18日）の豪ドルTWIは65.0となった。
  （前日末比+0.6）

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• 2021年03月19日(金)15時41分

  ドル円　108.76円までじり安、日銀総裁の会見は継続中

  　黒田日銀総裁の会見が続いているが、ドル円は上値が重く108.76円までじり安になっている。現時点では正午過ぎに発表された声明文とかい離したような発言はないが、この後の質疑応答などには要注目となりそうだ。

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• 2021年03月19日(金)15時24分

  ドル円やクロス円、頭重い　上海株は2％超安

  　ドル円やクロス円は頭が重い。上海株が2％超安まで下げ幅を拡大したことでリスクオフの円買いが引き続き上値を抑えている。ドル円は108.78円、ユーロ円は129.65円、ポンド円は151.34円、豪ドル円は84.23円、NZドル円は77.98円までそれぞれ値を下げた。

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• 2021年03月19日(金)15時08分

  日経平均大引け：前日比424.70円安の29792.05円

  日経平均株価指数は、前日比424.70円安の29792.05円で引けた。
  東京外国為替市場、ドル・円は15時00分現在、108.87円付近。

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