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• FXニュース：2008年10月15日（水）15時40分  

  10/15 東京サマリー

  15日の東京外国為替市場は、前日までのドルやクロス円の買い戻しが一服となり、小幅円高となった。
  
  米ドル/円は、102円台で取引を開始したが次第にドル売りが優勢となり101円台前半へと1円近く下落した。米国の金融機関への公的資金注入は評価されているものの、金融市場は不安定との認識を変えるには至らず、ドルの上値は重いとの見方は引き続き強く軟調地合いとなっている。午後に入り、日経平均株価がプラス圏を回復したことから、ドルは買い戻されているものの、公的資金注入などで米財政収支の悪化が見込まれることから、下値警戒感が強くなっている。
  
  クロス円も、前日までの急騰の反動で総じて小幅安となった。ユーロ/円は、一時136円台後半まで下落したが、その後は買い戻しに下値を切り上げる展開となり138円台半ばで取引されている。市場では、金融機関の決算発表などを控え、リスク回避の円買いが出やすいことに変わりはなく、しばらく不安定な動きが予想されるとの声が多い。
  
  日本時間15:35現在（BIDレート）
  米ドル/円 101.67　ユーロ/円 138.36　　ユーロ/ドル 1.3604

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