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FXニュース:2019年11月28日(木)08時00分
東京為替見通し=米感謝祭休場で値動きは限定的か、中国人権問題や米の天候には要警戒
NY外国為替市場でドル円は、7−9月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率2.1%増と予想の1.9%増を上回ったことをきっかけに円売り・ドル買いが先行。10月米耐久財受注額や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となった。
バリアオプションが観測されていた109.50円を上抜けると目先のストップロスを巻き込んで一時109.61円と5月31日以来約半年ぶりの高値を付けた。米中貿易協議の進展期待から米国株相場が上昇し、連日で史上最高値を更新したことも好感された。
ユーロドルは、7−9月期米GDP改定値など良好な米経済指標が相次いだことが分かるとユーロ売り・ドル買いが優勢となり1.0992ドルと日通し安値を付けた。
ポンドは月末特有のユーロ売り・ポンド買いのフローが出たことをきっかけに全般買いが先行。
12月12日投開票の英総選挙を巡る調査会社ユーガブの世論調査に注目が集まる中、英ガーディアン紙の記者が「労働党は支持率を上げたものの、保守党が過半数に十分な支持を獲得するだろう」との見解を示すとポンド買いが加速した。本日の東京市場のドル円は、米国が感謝祭で休場なことで値動きは限られるものの底堅い動きとなるか。連日、米株式市場が史上最高値を更新していることもあり、この流れを受け継ぎドル円は堅調な取引が続きそうだ。
市場を動意づける要因としては、相変わらず米中通商協議の進展およびそのヘッドラインになるだろう。米国にとっては中国の香港デモへの弾圧だけでなく、中国によるウィグルに対する圧政で、中国への人権問題が大統領選のトピックに発展する前に合意を目指したい。
すでに米紙には「大統領は、自由と人権のために立ち上がる気骨がない」という論調もあるが、大統領選を前に好調な株式市場が崩れることを回避するためにも、少なくとも第1段階の合意を早めに終えたいだろう。
ドル円の買い材料は、11月末に期末を迎える一部金融機関やヘッジファンドのドル買い需要はほぼ押さえ終わっているだろうが、12月末までにかけてのドル需要もあることで、ドル円の下値を支えるだろう。
また、ブラックフライデー(感謝祭後の小売店などで大規模なセール)やサイバーマンデー(感謝祭の次の月曜日のオンラインショップ等のセール)への期待が高いことも買い材料になりそうだ。
ドル円の売り材料としては、中国の人権問題が日に日に大きく取り上げられていることが重要。一部では香港のデモに参加した学生が中国本土に送られているとの情報もあるが、デモが始まって以来、学生が自殺として取り扱われている死者数の増大などもすでに明るみに出ている。
また、この件に関しては習近平・中国国家主席を来年国賓として迎え入れようとしている、日本政府の対応にも影響を及ぼすことになるだろう。
本日もう一点留意しなければならないのは、本日から米国が感謝祭で休場になることで、本日と明日は市場の流動性がNY時間には著しく減退することだ。感謝祭は米国内での移動が一番多く、クリスマス以上。その数は5500万人を超えるといわれている。
ただし、米国中西部が大寒波に見舞われていることで、その移動が難しくもなり、感謝祭後も移動が難しくなりそうだ。特に米国の最大ハブ空港の一つであるデンバーなどの積雪が激しいことは人の移動だけではなく、その後のセールも含めて大きな影響を与えそうだ。
ドル円以外では本日は欧州圏から複数の経済指標(ユーロ圏消費者信頼感指数、独消費者物価指数他)や要人の講演(デコス・スペイン中銀総裁、クーレ欧州中央銀行(ECB)専務理事、レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト)などが予定されていることで、欧州入り後はユーロの動きに警戒したい。
また、NY引け際に英総選挙を巡る調査会社ユーガブの世論調査で、英保守党は359議席、労働党が211議席獲得する公算と発表されたことでポンドは強含んでいる。なお、このままの調査結果通りなら、保守党が単独過半数に達する。今後も選挙絡みでポンドは大きく上下することになりそうだ。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ
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