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• FXニュース：2021年03月16日（火）15時25分  

  東京マーケットダイジェスト・16日　ユーロ小幅高・株高

  （16日終値：15時時点）
  ドル円：1ドル＝109.18円（前営業日NY終値比△0.05円）
  ユーロ円：1ユーロ＝130.30円（△0.13円）
  ユーロドル：1ユーロ＝1.1935ドル（△0.0006ドル）
  日経平均株価：29921.09円（前営業日比△154.12円）
  東証株価指数（TOPIX）：1981.50（△12.77）
  債券先物6月物：151.19円（△0.12円）
  新発10年物国債利回り：0.100％（▲0.005％）
  ユーロ円TIBOR3カ月物：▲0.05500％（横ばい）

  ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

  （主な国内経済指標）　　　　　　　　＜発表値＞　　　＜前回発表値＞
  1月鉱工業生産確報
  前月比　　　　　　　　　　　　　　　　　4.3％　　　　　　4.2％
  前年同月比　　　　　　　　　　　　　　▲5.2％　　　　　▲5.3％
  1月設備稼働率（前月比）　　　　　　　　 4.7％　　　　　　0.8％

  ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

  （各市場の動き）
  ・ドル円は小高い。市場では「仲値に向けたドル不足が目立った」との指摘もあり、仲値にかけては買いが入った。一時109.25円と昨日NY時間の高値に面合わせしたが、その後は109.20円を挟んだ狭いレンジ内で次第に値動きが鈍った。

  ・ユーロドルは小高い。しばらくは1.1920ドル台でのもみ合いが続いていたが、13時30分過ぎに1.1939ドルまで上昇。ユーロ円やユーロポンドなどの上昇につれた買いが入った。なお、ユーロポンドは一時0.8610ポンドまで上昇するなどしっかり。英アストラゼネカ製ワクチンの接種を一時停止する国が増えていることが依然としてポンドの重しとなっている。

  ・ユーロ円は強含み。日経平均株価の上昇やユーロポンドなど他のユーロクロスの上げにつれて、円売り・ユーロ買いが進んだ。一時130.34円まで値を上げた。

  ・日経平均株価は6日続伸。米長期金利の上昇に一服感が見えることで、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。値がさ株などを中心に買いが強まり、取引時間中には一時3万円の大台を回復する場面も見られた。なお、東証株価指数（TOPIX）は1991年5月以来の高値を連日で更新した。

  ・債券先物相場は続伸。昨日の欧米債券相場が上昇した流れを引き継いだ。また、時間外の米長期金利が低下したことにつれた買いも入った。

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