9月6日(木)■『米国の追加金融緩和期待』と『金融市場のリスク許容度』、そして『ECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見』と『明日に米国の雇用統計を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の追加金融緩和期待』と『金融市場のリスク許容度』、そして『ECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見』と『明日に米国の雇用統計を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・21時15分：米)ADP全国雇用者数
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・23時00分：米)ISM非製造業景況指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・10時30分：豪)失業率/新規雇用者数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・12時40分：日)白川日銀総裁の発言
・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・21時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・26時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
・独スペイン首脳会談
・スペイン長期国債入札
・米国の原油在庫の公表
・明日に米国の雇用統計が発表を控える点
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・欧州債務問題への思惑
・他の金融市場の動向
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表とECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見が行われる。
また、明日に米国の雇用統計が発表を控える。

米国の経済指標は、ADP全国雇用者数と新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、週明けからジリジリとドル売りヨリの流れが強まった後は調整・揉み合いが主体となったが、焦点となっていたジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の発言待ちでドル売りが加速し、発表後は乱高下した。

今週の為替相場は、月曜日が米国が休場、更には週末にビッグイベントが複数控えるというこ事もあり、調整が主体ながらも神経質な展開となっている。

本日は、引き続き米国の追加金融緩和への思惑と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が焦点。
また、本日行われるECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見や明日に米国の雇用統計が発表を控える点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・10時30分：豪)失業率/新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい

・12時40分：日)白川日銀総裁の発言
→言及次第。追加金融緩和への思惑に注目

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
→サプライズはなしも、今後の金融政策への思惑で大きめに動くキッカケになりやすい

・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→25bpの利下げがコンセンサス。大きな反応のキッカケになりやすい。直後に控えるドラギECB総裁の記者会見にも注目が集まる

・21時15分：米)ADP全国雇用者数
・21時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・23時00分：米)ISM非製造業景況指数
→3つの時間に3種類の経済指標。21時30分の指標は同時刻にドラギ総裁の記者会見もあるため更に要注意となる。どれも注目度及び影響度が高い上に、本日のECB金融政策結果発表絡み及び明日に米国の雇用統計の発表を控えて相場は更に敏感になりやすい

・26時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第。21時30分の発言で既に結構動いていると思われ、どう扱われるか


9月3日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼9月3日(月)が米国の祝日で休場となる点
▼9月・月初め要因
▼9月6日(木)にECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見
▼9月7日(金)に米国の雇用統計が発表
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州債務問題への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国の雇用統計が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向

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9月6日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・独スペイン首脳会談 ・スペイン長期国債入札 ・明日に米国の雇用統計が発表を控える
10:30		豪)失業率	◎	5.3%	5.2%
		↑・新規雇用者数		+0.50万人	+1.40万人
12:40		日)白川日銀総裁の発言	○	要人発言
16:30		欧)バルニエ欧州委員の発言	△	要人発言
18:00		欧)第2四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	×	-0.2%	-0.2%
				-0.4%	-0.4%
19:00		独)製造業受注 [前年比/前年比]	△	+0.3%	-1.7%
				-4.5%	-7.8%
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠発表	◎	3750億 据え置き	3750億 据え置き
20:30		米)チャレンジャー人員削減予定数	C	-	-44.5%
20:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	25bp 利下げ 0.50%	0.75% 据え置き
21:15		米)ADP全国雇用者数	AA	+14.0万人	+16.3万人
21:30		欧)ドラギECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		米)新規失業保険申請件数	AA	37.0万件	37.4万件
23:00		米)ISM非製造業景況指数	S	52.5	52.6
24:00		米)週間原油在庫	BB	-	+377.8万
26:00		欧)ドラギECB総裁の発言	○	要人発言
		独)ショイブレ独財務相の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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ECB理事会結果発表絡みのイベントでの変動狙い

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