2月11日(木)■『EU首脳会談』と『NY株式市場の動向』、そして『「リスク回避の流れ」の行方』

本日の為替相場の焦点は、『EU首脳会談』と『NY株式市場の動向』、そして『「リスク回避の流れ」の行方』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い

米国以外の経済指標は、
・「豪)失業率＆新規雇用者数」
・「」
等に注目が集まる。

経済指標以外では、
・「東京市場休場(建国記念の日)」
・「欧)ECB月例報告」
・「EU首脳会談」
・「米)30年債入札(160億ドル)」
・「クレディ・スイスの決算発表」
・「米主要企業の決算発表→マカフィー、ペプシコ、他」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「来週月曜日が米国で祝日のため、今週末に米国が連休入りする点」
・「2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点」
などの要因に注意したい。

★★★

米国の経済指標は、「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
予定されていた「米)小売売上高」は12日に延期になった。

本日、まず注目したいのは「EU首脳会談」への思惑とその中身。
現在の金融市場で大きな焦点となっている「ギリシャの財政問題」に対する決定や言及があれば、市場は大きく反応しやすい。

「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。

その他、「バーナンキFRB議長が公定歩合引き上げの可能性を示唆した事」や「2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点」、「来週月曜日が米国で祝日のため、今週末に米国が連休入りする点」などにも注意したい。

引き続き、現在の金融市場の主流である「『リスク回避の流れ』や『ドル買い地合い』」をどれだけ捉える事ができるかが重要となりそうだ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→豪ドル関連には大きな衝撃になりやすい
・18時00分：欧)ECB月例報告
・時刻未定：EU首脳会談
→本日の一大イベント
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
→意外と大きな反応も。内容もそうだが、純粋な相場変動のキッカケとしても注視。
・27時00分：米)30年債入札(160億ドル)
→その入札状況は、米国の長期金利を刺激しやすい
※本日発表予定だった『米)小売売上高』は12日に変更
▼その他の本日の注目材料や注目点
・東京市場休場(建国記念の日)
・クレディ・スイスの決算発表
・米主要企業の決算発表→マカフィー、ペプシコ、他
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・来週月曜日が米国で祝日のため、今週末に米国が連休入りする点
・2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点

2月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼『米国の雇用統計』明けの影響
▼『G7財務相・中央銀行総裁会議』明けの影響
▼『米国を中心とした株式市場』の動向
▼『ギリシャの財政懸念を発端としたユーロ圏の信用不安』への思惑や反応
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑や反応
▼『中国による金融引き締め強化』への思惑や反応
▼『金や原油などの商品市場』の動向
▼『米国を中心とした主要経済指標』での反応
▼『ドル買い地合い』や『リスク回避の流れ』の継続や加速
▼金融当局者や要人による発言
▼『米国の長期金利』の動向
▼今週相次ぐ『米国債入札』の結果とそれによる米長期金利への影響
▼『米国の主要企業の決算発表』による株式市場への影響
▼来週月曜日が米国で祝日のため、今週末に米国が連休入りする点
▼2月中旬に大量の『米国債償還利払い』が控える点

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2月11日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京市場休場(建国記念の日) ・EU首脳会談 ・クレディ・スイスの決算発表 ・米主要企業の決算発表→マカフィー、ペプシコ、他
09:00		豪)消費者インフレ期待	△	-	+3.5%
09:30		豪)失業率	◎	5.6%	5.5%
		↑・新規雇用者数		+1.50万人	+3.52万人
11:00		中)生産者物価指数	△	+3.9%	+1.7%
		中)消費者物価指数	△	+2.2%	+1.9%
16:00		独)卸売物価指数 [前月比/前年比]	×	-	+0.2%
				-	+0.2%
17:15		ス)消費者物価指数 [前月比/前年比]	○	-0.4%	-0.2%
				+0.8%	+0.3%
18:00		欧)ECB月例報告	○	-	-
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	×	-0.5%	+0.7%
				+0.1%	-4.7%
22:30		加)新築住宅価格指数	△	+0.3%	+0.4%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	45.6万件	48.0万件
※本日発表予定だった『米)小売売上高』は12日に変更
27:00		米)30年債入札(160億ドル)	BB	-	-
翌 06:45		NZ)小売売上高指数	◎	+0.6%	+0.8%
		↑・小売売上高指数【除自動車】		+0.3%	+0.8%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

取り敢えずは、EU首脳会談の消化待ち。

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取り敢えずは、EU首脳会談の消化待ち。

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