2月5日(木)■「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」、そして「ECB政策金利発表と総裁の記者会見」に注目！

本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」、そして「ECB政策金利発表と総裁の記者会見」にあり。

米国の経済指標は「新規失業保険申請件数」への注目度が高い。
「新規失業保険申請件数」とは、毎週発表されるものだが、このところの米国の景況感の悪化などから注目度が増している。明日に「雇用統計」が控えていることからも重要視されそうだ。

その他、ドイツ銀行の決算や、英国、ユーロ圏、南アフリカの政策金利も発表される。
特に「ECB理事会の結果」とその後に予定されている「トリシェECB総裁の記者会見」への注目度が高い。
「ECBの政策金利」は据え置きが予想され、次回の会合で利下げされる事が市場のコンセンサスとなっている。実際に据え置きとなるかどうかや、「トリシェECB総裁の記者会見」において次回の利下げについてどこまで言及されるかに大きな注目が集まっている。

このところ不安定な推移が続いている「NY株式市場の動向」も引き続き要監視対象となる。「オバマ政権への期待」や「バッドバンク設立に関する話題」などが変動要因となりやすい。

明日に「米雇用統計」というビックイベントを控え、相場が加速したり、ポジション調整などが入る可能性にも注意したい。

本日のトレード用のエサ
・06時45分：NZ)第4四半期失業率＆労働参加率
・21時00分：英)BOE政策金利発表
・21時45分：欧)ECB政策金利発表
・時刻未定：南ア)SARB政策金利発表
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：欧)トリシェ：ECB総裁記者会見
・23時30分：NY株式市場オープン

2月2日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼各国の金融政策の話題や思惑
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権への期待
▼バッドバンク構想などの金融安定化策や景気刺激策

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2月5日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・ゴトオ日 ・ドイツ銀行決算発表 ・BOE政策金利発表 ・ECB政策金利発表＆トリシェ総裁記者会見 ・SARB政策金利発表 ・明日に米雇用統計の発表を控える
06:45		NZ)第4四半期失業率	◎	4.6%	4.2%
		↑・第4四半期労働参加率		68.4%	68.7%
10:30		日)水野：日銀審議員の講演	△	要人発言
18:30		南ア)SACOB景況感指数	△	-	83.8
20:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	△	-2.5%	-6.0%
				-24.5%	-27.2%
21:00		英)BOE政策金利発表	◎	50bp利下 1.00%	50bp利下 1.50%
21:45		欧)ECB政策金利発表	◎	据え置き 2.00%	50bp利下 2.00%
未定		南ア)SARB政策金利発表	○	100bp利下 10.50%	50bp利下 11.50%
22:30		加)住宅建設許可	○	-5.0%	-11.8%
		米)第4四半期非農業部門生産性	BB	+1.5%	+1.3%
		↑・第4四半期単位労働費用		+2.8%	+2.8%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	58.0万件	58.8万件
		欧)トリシェ：ECB総裁記者会見	◎	要人発言
		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀 総裁の講演	BB	要人発言
24:00		米)製造業受注指数	BB	-3.1%	-4.6%
		加)Ivey購買部協会指数	○	40.0	39.1
27:00		米)ブラート：セントルイス連銀総裁の 講演	BB	要人発言
28:00		米)スターン：ミネアポリス連銀総裁の 講演	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

戻り売りスタンス。NY株式市場の動向も重要。上下に底堅い傾向継続か。明日に米雇用統計を控え動きだす可能性も。

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「ユーロ売り、ドル買い」ヨリのスタンスを継続。ECB理事会とトリシェECB総裁の記者会見が焦点。ユーロ売りのキッカケになりやすいとみる。

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