5月26日(木)■『今週に入って加速しているドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『今週に入って加速しているドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・19時10分：米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
・23時00分：米)中古住宅販売保留
・25時15分：米)パウエルFRB理事の発言
・26時00分：米)7年債入札
に注目が集まる。

米国以外では、
・10時30分：豪)第1四半期民間設備投資
・17時30分：英)第1四半期GDP【改定値】
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・G7サミット(26日・27日開催)
・米国の主要企業の決算発表(アバークロンビー・アンド・フィッチ、コストコホールセール、ダラー・ゼネラル、ダラー・ツリー、その他)
・明日に[米)イエレンFRB議長の発言]を控える
・来週に[米)雇用統計]の発表を控える
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。


★★★

今日から明日にかけてG7サミットが開催される。
また、明日には[米)イエレンFRB議長の発言]を控える。

米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)耐久財受注＆【除輸送用機器】]、[米)中古住宅販売保留]がメイン
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言]と[米)パウエルFRB理事の発言]の他、[米)7年債入札]が予定されている。

今週の為替相場は、週初から円買い・ドル買いの流れが優勢となってドル円とクロス円が大きく下落したが、その後は主要な株式市場が大きく上昇し＆ドル買いが加速した事で、ドル円は再度110円台に乗せ＆ユーロドルは一時1.11前半まで下落している。

本日は、今週に入って加速しているドル買いの流れの行方と主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向が最も重要。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表やFRB関係者による要人発言、G7サミット(26日・27日開催)、明日に[米)イエレンFRB議長の発言]を控える点などでの影響にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・10時30分：豪)第1四半期民間設備投資
→発表での豪ドルへの影響は大きなモノになりやすい

・17時30分：英)第1四半期GDP【改定値】
→発表での英ポンドへの影響はカナリ大きなモノになりやすい

・19時10分：米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
・23時00分：米)中古住宅販売保留
・25時15分：米)パウエルFRB理事の発言
・26時00分：米)7年債入札
→週初に加速した円買いの流れは薄れ、ドル買いが加速している
直近の金融市場は、米国の経済指標や要人発言に敏感に反応している
同時に、米国の長期金利に影響を与えやすい米国の中長期国債の入札も重要度が増している
本日も、それぞれのイベントに敏感に反応する可能性が高いため、イベントが行われる時間には十分に注意
今週に入って加速しているドル買いの流れがどうなるかが重要
ここに来て、大きくリスクオンに傾き出した主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向と共に注視


■5月23日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(5/23～)→カナダの金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼来週(5/30～)→ユーロ圏の金融政策発表が予定(主要国の議事録公表の予定はない)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼[G7財務相・中央銀行総裁会議]明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・2年物価連動債＆5年債、26日・7年債)
▼26日・27日に[G7サミット(伊勢志摩)]が開催
▼来週末に[米)雇用統計]の発表を控える
▼今週末から英国と米国が連休入り(30日月曜日が祝日)

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5月26日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・G7サミット(26日・27日開催) ・米国の主要企業の決算発表(アバークロンビー・アンド・フィッチ、コストコホールセール、ダラー・ゼネラル、ダラー・ツリー、その他) ・明日に[米)イエレンFRB議長の発言]を控える ・来週に[米)雇用統計]の発表を控える
08:50		日)企業向けサービス価格指数	×	+0.2%	+0.2%
10:30		豪)第1四半期民間設備投資	○	-3.5%	+0.8%
17:30		英)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	◎	+0.4%	+0.4%
				+2.1%	+2.1%
18:30		南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.9%	+0.7%
				+7.3%	+7.1%
19:10		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	A	要人発言
21:30		米)新規失業保険申請件数	AA	27.5万件	27.8万件
		米)耐久財受注	AA	+0.5%	+0.8% (+1.3%)
		↑・耐久財受注【除輸送用機器】		+0.3%	-0.2%
22:00		豪)デベルRBA総裁補佐の発言	△	要人発言
23:00		米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比]	A	+0.7%	+1.4%
				+0.2%	+2.9%
24:00		米)カンザスシティ連銀製造業活動指数	C	-3	-4
25:15		米)パウエルFRB理事の発言	A	要人発言
26:00		米)7年債入札	BB	280億ドル
翌 07:30		豪)デベルRBA総裁補佐の発言	△	要人発言
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

羊飼いの都合により、5月23日～5月31日の戦略コメントはお休み

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