為替チャート・ニュース、FX初心者向け記事、FX会社比較など情報満載! FX最強ポータルサイト - ザイFX!
バックナンバー

「1日1%の配当」とかいうHYIPも詐欺?
相手が海外業者の場合に訴える方法は?

2017年06月14日(水)東京時間 12:43

「相場過熱と共に増える仮想通貨トラブル。その法律上の問題点を弁護士に聞いた!」からつづく)

■多くの「HYIP」は詐欺!? その理由は?

 では、次に、以前ザイFX!でも記事で取り上げた「HYIP(ハイプ・High Yield Investment Program=高収益投資プログラム)」について、弁護士の見解を伺いたいと思います。

【参考記事】
ソレ詐欺かも…仮想通貨絡みの相談急増!「1日1%の配当」など甘い言葉にご注意を

 HYIPは、「1日1%の配当」などの高配当を謳って、おもに仮想通貨(特にビットコイン)での出資をウェブ上で募っていたりして、記者個人としても、見るからにアカンやつやろ!? という気がしているのですが…。

 これはやっぱり、弁護士の目から見てもアカンやつなんでしょうか?

 個人的にHYIPについていろいろと情報収集をしてみたところ…と話し始めた山口弁護士。

 「ウェブ上で得た情報を見た限りではありますが、これは、集めた資金を何らかの形で運用しているという実態すらない詐欺ではないでしょうか?」

 詐欺…ですか…。

山口弁護士

「ウェブ上で得た情報を見た限り…」と前置きしつつ話し始める山口弁護士。山口弁護士が見た限りだと、HYIPは詐欺の可能性が高いそうだ。やっぱり、アカンやつってことか…

 「いわゆるHYIPと呼ばれるウェブサイトをいくつか見てみましたが、僕が見た限り、どのサイトも投資の対象が明らかではないし、利益が出るしくみがわからないものばかりでした。こうなると、詐欺ではないか? と考えてしまいます」

 まぁ、HYIP関連の情報をネット上で集めていると、「出金できなくなった!」とか「飛んだ! 消えた!」みたいな書き込みをよく見かけますし、山口弁護士が言うように、詐欺の疑いは強そう…。結局は、取引の実態があるかどうか疑わしいということなんですね…。

■仮想通貨の匿名性がマネロンの温床に!?

 そう言えば、HYIPの出資は、仮想通貨、特にビットコインで募っているものをよく見かけます。仮想通貨って現金と違って、良からぬことにも利用されやすいのかな? なんて想像しているのですが、どうなんでしょうか?

 「そのとおりでしょうね。こういうところでは、ビットコインなどの仮想通貨が持つ送金の匿名性が問題となります。どこの誰が使ったものかわからないものだからこそ、マネーロンダリング(マネロン)の恰好の的になるのではないかと感じています」

 たとえ送金先が海外だったとしても、また、銀行口座を持っていなかったとしても、ウォレットからウォレットへ、スマートに資金移動できるのがビットコインのスゴいところの1つだと思いますが、それが裏目に出てマネロンの恰好の標的になってしまっているってことですね。

 このマネロン問題については、今回、深く突っ込むつもりはありませんが、利便性と安全性のバランスって、難しいんですね…。HYIPなどで集められたビットコインなども、もしかしたら…そう考えると、怖いです…。

■相手が海外業者の場合は、周辺の人を訴える?

 ところで、HYIPは、英語で書かれたウェブサイトが多いですし、海外の業者が運営しているものも多いように見受けられます。もし、海外の業者が運営するHYIPが詐欺などのアカンやつだった場合、騙された! これはアカン! と気づいた時に、その海外の業者を相手に裁判を起こし、損害賠償請求することはできるんでしょうか?

 「難しいですね…。そもそも日本の法律は海外にまで及びませんし、その海外業者がある国まで行って裁判を起こすか? と言うと、費用対効果を考えれば現実的ではない。

 相手が海外事業者であっても日本国内で被害に遭ったなら裁判を起こすことは可能ではあるのですが、訴訟を提起したら相手方に訴状や呼び出し状を送らないといけないので、それをどこに送るの…? という話になります」

 ううううう…。そうなるともう、泣き寝入りしかありませんか?

 「いいえ。HYIP以外でも、海外業者を語る投資詐欺というのはあります。その例を元に実務上の話をすると、相手方が海外業者の場合は、その周辺にいる人を訴えるんです」

 周辺と言いますと?

 「たとえば、その投資商品を勧誘した人。それから、資金の振込先が銀行口座の場合は、その名義人です。また、よくあるのが、勧誘の発端が電話というケースなんですが、その場合は、番号の契約者を突き止めて訴えます。突き止められない場合は、その番号を提供した電話会社を訴えることもあります」

山口弁護士

 それで騙し取られたお金が返ってくるものなのか? との質問に、山口弁護士は、「海外事業者を語る投資詐欺の場合、本人確認を経て作られる銀行口座名義人を相手として損害賠償請求すると、全額とはいかなくても一部被害回復につながるというケースは結構ある」と回答。

 また、「HYIPの場合は、自分でウェブ上で申込んでお金が返ってこないということなので、ハードルは上がりそうだが、そのウェブサイトを作成・管理している人を特定できれば訴えることはできるかもしれないし、個人的な感覚としては勧誘者がいれば、その人を訴えることも可能だろう」とのことでした。

 騙された相手が海外業者の場合、まったくもって戦い方がなく、ただ泣き寝入りするしかないんじゃないか? と思っていましたが、場合によっては戦い方がありそうです。

 でも、相手が海外業者というだけで、お話のとおり、何かとハードルが上がるのは間違いないので、より一層の注意が必要であることは言うまでもありません…。

 では、HYIPの運営元が海外業者ではなく…

ザイFX!公式twitter フォローしてね

ザイFX!公式ツイッター(@ZAiFX)
現在のフォロー者数 70294人

ザイFX!のtwitterをフォローする
FX害者のスペックをザイFX!が徹底調査 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較ができる 取引コスト スワップ金利 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
FX情報局
FX情報局

為替相場の先行きはどうなるのか? 各国金融当局はこれからどう動くか? 為替介入はあるのか? 世界経済の先行きは明るい? 暗い? 欧米のFX業界の動向は?……などなど、FXにまつわる情報が集まってくるのがこの「FX情報局」。このコーナーでは、ザイFX!編集部以外から広くFXに関する情報を集め、読者のみなさまにお届けします。

最新のバックナンバー

>>>バックナンバー一覧

ザイFX!関連情報

GMOクリック証券
おすすめFX会社
link

1万円+限定5000円がもらえる!

JFX[MATRIX TRADER]

新規口座開設+1万通貨以上取引で、もれなく限定5000円キャッシュバック!

link

ザイFX!限定含めて9000円

外為どっとコム[外貨ネクストネオ]

イメージキャラクター深田恭子さん! 魅力の低スプレッド

Pick Up

最短5分で決着、最低50円から取引可能!人気のバイナリーオプションを徹底比較! FX会社のiPhone対応を徹底比較! システムトレード(シストレ)口座を徹底比較! NYダウや金にも直接投資できる CFD取引会社を徹底比較!

ザイFX!期間限定キャンペーン

世界の為替チャート

米ドル/円-0.10112.17

USDJPY

豪ドル/円+0.5785.67

AUDJPY

NZドル/円+0.4181.95

NZDJPY
おすすめ情報

FX会社高額キャンペーンランキング 口座開設+取引とかでお金やギフト券がもらえちゃうの!?

※「FX会社高額キャンペーンランキング」は原則としてザイFX!編集部が読者のみなさまに利益があると判断したキャンペーンに絞って掲載しています。その大まかな基準は「10万通貨取引が必要なケースであればキャッシュバック金額1500円以上」です。取引手数料が高かったり、大量の取引が必要だったりして、大きな取引コストがかかるキャンペーンは掲載していません。

『羊飼いのFXブログ』はこちら
FXと為替のポータルサイト「ザイFX!」カンタンナビ
「ザイFX!」をまるっとすべて見たい人は→「ザイFX!」トップページへ
メタトレーダー(MT4)の情報を知りたい人は→「ザイFX!×メタトレーダー(MT4)」トップページへ
株の情報を知りたい人は→「ザイ・オンライン」トップページへ
ザイ オンライン
TOPICS

相場を見通す 超強力FXコラム




 
06月26日更新






ザイFX!のMT4専門サイト
ザイFX!メルマガ

元ミス慶応 葉那子と[FXトレード戦略指令!]でFXトレードを始めよう!



今月の経済指標 予想&結果

 
06月28日更新





世界の通貨大カタログ
サクッとわかるFX入門