2013年09月07日(土)のFXニュース(1)
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2013年09月07日(土)06時11分
NY為替・6日=ドル下落 米雇用の伸びが予想下回る
NYタイム序盤は、米雇用統計を受けてドル売りが進んだ。米8月雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加が+16.9万人にとどまり、市場予想の+18.0万人を下回った。また、前月分は+16.2万人から+10.4万人へと大きく下方修正。米量的緩和(QE)の早期縮小観測が後退し、米10年債利回りは2.95%近辺から2.862%まで急落した。金利低下を受け小高く寄り付いた米株式市場が、マイナス圏に沈んだこともドル売りにつながった。現在の緩和ペースが継続するとの見方から、株式市場は当初は買いで反応していた。一方で失業率は7.3%へ低下しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が出口戦略への転換の判断基準値とする6.5%へ徐々に近づいている。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)におけるQE縮小の決定に対し、市場が見方を固める材料になりにくい部分もあった。雇用の伸びの鈍化についても今回程度なら、9月の緩和縮小の開始を強く阻害する要因にならないとの見方も交錯しているようだ。また、プーチン露大統領が、シリアが攻撃された場合でも現行水準の支援を継続すると表明したことも、地政学的リスクに対する市場の不安を誘った。
ドル円は米金利の急低下を受け、99円を割り込んだ。いったん下げ渋り99円台を回復したが、米株価の下落をにらんで98.52円まで水準を下げた。ただ、その後は再来週にFOMCを控えるなか、市場が緩和解除の時期を判断しかねていることもあって、99円前半までドル買い戻し・円戻り売りとなった。また、露大統領がシリア支援継続の見解を示したことは、むしろ西側諸国のシリア攻撃を一段と限定的なものにするとの見方もあったようだ。そして米緩和の縮小が開始されても、緩慢な景気回復を考慮して限られた縮小にとどまるとの観測も株価の底堅さにつながり、ドル円を安値圏から浮上させる一因となったもよう。
欧州通貨は対ドルで買われ、ユーロドルは1.3190ドル、ポンドドルも一時1.5683ドルまで上昇した。クロス円では、米株が一時売られ、日経平均先物が下落したことを受けて円買いが進み、ユーロ円が129.89円、ポンド円は154.13円まで一時下落した。しかし、その後はドル円と同様に水準を回復し、それぞれ130円後半、155円前半まで反発する場面もあった。
資源国通貨も対ドル・対円でまちまち。豪ドル/ドルは0.9218ドル、NZドル/ドルは0.8024ドルまで上昇。ドル/加ドルは1.0381加ドルまで加ドル買いが進んだ。しかし豪ドル円は一時90.64円、NZドル円は78.74円まで、加ドル円は94.76円へと下落が先行。その後は豪ドル円が91円前半、NZドル円が79円前半、加ドル円は95円前半へ戻した。
6時現在、ドル円は99.11円、ユーロドルは1.3179ドル、ユーロ円は130.70円で推移。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2013年09月07日(土)04時55分
NY後場概況-ドル円クロス円堅調
NYダウが一時15000ドルを回復するなど、米株高を背景にドル円クロス円が堅調に推移。ドル円は99円付近で揉み合った後、緩やかに上昇する展開となり、99円29銭付近まで上値を拡大。クロス円もドル円につられ、ユーロ円が130円84銭付近まで、豪ドル円が91円22銭付近までそれぞれ買い戻され、米・雇用統計発表に伴う下げ幅を取り戻した。その後週末要因から買いの勢いは衰えているものの、ドル円クロス円は底堅い動きとなっている。4時50分現在、ドル円99.052-062、ユーロ円130.526-546、ユーロドル1.31779-787で推移している。
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2013年09月07日(土)04時47分
ドル円・クロス円の戻り一巡、米株価指数は引けにかけて伸び悩む
NYタイム終盤、ドル円やクロス円の戻り歩調は一服。ドル円は99.10円付近、ユーロ円は130.50円付近で推移している。反発していた米株価指数が伸び悩んでおり、円相場の値動きを落ち着かせている。ユーロドルは1.3170ドル付近の本日の高値圏で引き続き底堅いが、目立った動きは見られない。
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2013年09月07日(土)03時24分
ドル円やクロス円は戻り歩調継続、米QE縮小は少額からとの見方
NY午後、ドル円やクロス円の戻り歩調が継続。プーチン露大統領がシリアの継続的な支援を表明したことで、西側のシリア武力介入が一段と限定的なものになる可能性が連想されており、米株価指数はプラス転換後、上値を伸ばしている。今月、米量的緩和縮小が開始されるとの見方が依然として強いものの、まずは100億ドル程度の小幅な縮小に留まるとの予想もあり、限られたペースでの縮小観測も株高を支援。
ドル円は99.20円付近、ユーロ円は130.60円付近、ポンド円は155.00円付近まで水準を切り上げている。その他のクロス円は米雇用統計発表前の水準を回復。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2013年09月07日(土)01時43分
NY前場概況-ドル円買い戻し
米・8月雇用統計は非農業者部門雇用者数が事前予想を下回り、先月分も大幅に下方修正されたことから市場はドル売りで反応。ドル円は99円70銭付近から98円76銭付近へ下値を拡大。しかし戻りを試すなか、露・プーチン大統領が「シリアが外部から攻撃を受けた場合、ロシアはシリアを支援する」と発言したことから、NYダウが急落しリスク回避の円買いが活発化。ドル円は直前の安値を下抜け、98円51銭付近まで再度急落する展開となった。その後NYダウがプラス圏に浮上し、ドル円は99円13銭付近まで回復している。1時37分現在、ドル円99.075-085、ユーロ円130.448-468、ユーロドル1.31671-679で推移している。
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2013年09月07日(土)01時31分
ユーロドル、手がかりをあらかた消化し模様眺めに
NY正午過ぎ、ユーロドルは1.3160ドル付近で振幅を狭めており、週末の模様眺めムードが強まってきた。弱い米雇用統計の発表後、オバマ米大統領が来週10日にシリアに関する国民演説を行うと発表したことや、プーチン露大統領がシリア支援をこれまでどおり継続するとあらためて表明したことも若干材料にはなったが、基本的には再来週のFOMCを見据えた展開といえる。
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2013年09月07日(土)00時21分
株安による円買い圧力は消滅も、ドル円の戻りは限定的
一時大幅安となっていた米株価指数や大証日経平均先物が、安値から切り返しプラス転換したことで、ドル円やクロス円の円買い圧力は後退。ドル円は98.52円から98.90円付近、ユーロ円は129.89円から130.20円付近まで戻している。ポンド円も154.13円の安値から154円後半まで小反発。ただ、米雇用統計発表後のドル売りの流れが残り、ドル円の戻りが限られているため、クロス円の切り返しは弱い。
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2013年09月07日(土)00時11分
LDNFIX=米雇用統計受け、ドル売り・円買い
NYタイム序盤は、米雇用統計を受けてドル売り・円買いが進んだ。米8月雇用統計は緩やかな雇用回復を示す内容となったが、非農業部門雇用者数の増加は+16.9万人にとどまり、市場予想の+18.0万人を下回った。また、前月分は+16.2万人から+10.4万人へと大きく下方修正された。米量的緩和(QE)の早期縮小観測が後退し、米10年債利回りは2.95%近辺から2.862%まで急落。金利低下を受けて小高く寄り付いた米株式市場が、マイナス圏に沈んだこともドル売りや円買いにつながった。現在の緩和ペースが継続するとの見方から、株式市場はまず買いで反応した。ただ、一方で失業率は7.3%へ低下しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が出口戦略への転換の判断基準値とする6.5%へ徐々に近づいている。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)におけるQE縮小の決定に対して、市場が見方を固める材料になりにくい部分もあった。雇用の伸びの鈍化についても今回程度なら、9月の緩和縮小の開始を強く阻害する要因にならないとの見方も交錯しているようだ。また、プーチン露大統領がシリアが攻撃された場合の支援を表明したことも、地政学的リスクに対する市場の不安を誘った。
ドル円は米金利の急低下を受け、99円を割り込んだ。いったん下げ渋り99円台を回復したが、米株価の下落をにらんで98.52円まで水準を下げた。
欧州通貨は対ドルで買われ、ユーロドルは1.3190ドル、ポンドドルも一時1.5683ドルまで上昇した。ただ、クロス円では、米株や日経平均先物の下落を受けて円買いが進み、ユーロ円が129.89円、ポンド円は154.13円まで下落した。
資源国通貨も対ドル・対円でまちまち。豪ドル/ドルは0.9218ドル、NZドル/ドルは0.8024ドルまで上昇。ドル/加ドルは1.0381加ドルまで加ドル買いが進んだ。しかし豪ドル円は一時90.64円、NZドル円は78.74円、加ドル円は94.76円へ下落し軟調だった。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ
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