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豪ドル(AUD)

 オーストラリアはかつてイギリスの植民地でした。

 1788年、シドニー湾に入港した、アーサー・フィリップ率いるイギリス船団は、 ニュー・サウス・ウェールズ植民地を宣言。それからオーストラリアはイギリスの流刑地となり、 イギリスで罪を犯した人は、軽犯罪でもオーストラリアに流刑されたといわれています。

 1810年ごろからは開拓が本格化し、その後、イギリスによる植民地化が始まりました。

 19世紀後半には人口が増加し、経済も発展していくにつれ、 次第に植民地の自治を求める声が強くなっていった結果、1901年1月1日、 オーストラリア連邦が誕生しました。

 しかし、イギリスから独立してもイギリス国王への忠誠から、 イギリスの戦争にはたびたび参加しており、現在のオーストラリア元首が、 エリザベス2世英国女王であることからも、イギリスとの結びつきの深さがわかります。

 なお、1980年代には、白豪主義(白人以外の移民を厳しく制限した政策)を撤廃し、世界中から移民を受け入れています。

 通貨の歴史ということでいえば、為替が完全変動相場制になったのは1983年のこと。

 対円で見ると、1990年には120円台をつけていた豪ドル/円相場は、その後、 オーストラリアが不況になったことや円高のあおりを受け、1995年には1豪ドル58円にまで下落しました。

 しかしここ最近の、豪ドル/円の動きを見ると、2003年以降、 円安・豪ドル高が続いていることがわかります。この背景には、 ひとつはオーストラリアが「高金利通貨の代表」として個人投資家から高い人気を得ていることがあります。

 日本でゼロ金利政策が継続される一方で、オーストラリアは金利水準が高いことから、 豪ドル建ての外国債券や外貨預金に人気があります。

 もうひとつ、豪ドルは高金利通貨であると同時に「資源国通貨」という側面も持ち合わせています。 つまり金をはじめとする資源の価格が上昇すると、オーストラリアから諸外国への輸出額が増えることから、 外国為替市場で豪ドルを買う動きが強まるのです。

 ご存知のようにオーストラリアは自然、天然資源に恵まれた国。鉱産物のうち世界でも 首位を争う産出量を持つものに金、ボーキサイト、オパール、鉛、鉄鉱石、タングステン、 亜鉛などがあります。また、石炭、銅、ニッケルの主要産出国でもあります。

 オーストラリアからこれらの資源を購入するには、豪ドルが必要です。 これが豪ドル高を誘うのです。このところ原油価格が急騰していますが、原油価格が上昇すれば、 インフレ懸念から「金」が買われます。それも豪ドル高の要因。

 ただ、2005年後半から2006年にかけては、豪ドル相場が大きく崩れました。 人気が高いとはいえ、米ドルやユーロなどに比べると市場での取引高が非常に小さい 通貨なので、いったん崩れると一気に豪ドル安が進む恐れがあります。豪ドル投資には、 乱高下するリスクがあることを覚えておきましょう。

 仮に豪ドルが大幅に下落する場合、オーストラリアに対する最大の債権国といえば アメリカですから、アメリカが悪影響を受けるとの観測が広まり、米ドル相場が弱くなる可能性もあります。

 豪ドル相場の先行きを考えるうえでは、オーストラリアの金融政策が重要になります。 インフレ率や雇用動向に加え、リスクファクターである、経常収支赤字に注目しましょう。 オーストラリアの政策金利は、原則、毎月第1火曜日に開かれる豪州準備銀行の金融政策会議 で決定されます。

2063万人 ケビン・ラッド(労働党) 不動産、流通、金融・保険、建設、通信 2.9% 4.3% 輸出:1635億豪ドル
輸入:1760億豪ドル
輸出:石炭(14.2%)、鉄鉱石(8.8%)
        非紙幣用金(5.6%)
輸入:原油(7.6%)、乗用車(7.1%)、製油(4.9%)
輸出:日本(19.8%)、中国(12.5%)、韓国(7.5%)
輸入:中国(14.5%)、米国(13.9%)、日本(9.8%)
各国GDP成長率の推移
各国政策金利の推移
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