木曜日の海外市場に引き続いて、金曜日も大きくリスク回避の相場展開となった。株価の下落が止まらないのだ。株価の下落が顕著になってきたのは、ニューヨーク時間に入ってからである。北朝鮮が軍事行動の大勢を整えると発表したのも一因だし、原油価格が40ドルの大台を割れそうな寸前に位置しているのも、市場全体に不安を誘った。
欧州序盤ではドル円は122円台の後半であったものが、徐々に値を切り下げてきて122円台の前半へ。私も少しずつショートで参戦はしているが、ストンと落ちるようなステージもないので、やはりショートカバー怖さで15ポイントも取れたら、いったんは手じまってしまう。それでもなかなかドルの思い足取りのなか、ようやく戻し場を見つけては再びショートメーク。
ユーロドルのほうもドル安が続いており、1.13台に乗せてきてから上昇の腰も入ってきたようだ。夜中には原油価格も40ドルを割り込んできて、米国株は一段安。ドル円も121円台まで突っ込み、ニューヨーククローズにかけてドルはやや値を切り返すも、ほとんど安値圏で引けたといってもいいだろう。
さて週明けの今日は早朝からリスクオフ。為替相場だけ見ていると先週末とあまり変わらないレベルでスタートしたので、それほどもパニック度は高くないものと見えた。しかしグローベックスでの米国株は大きく一段安し、先週の安値を大きく下回ってきた。それでようやくドルも値下がるほうに反応した次第である。
ここでいつものごとく切り返しの反転・上昇が期待された向きもあるにはあった。だが北朝鮮問題や中国の景気減速など、外部環境はなんら変わっていないのだから、リスク回避の流れも変わるだけの根拠が足りなかった。ずっとこうした問題をわかってはいてもほとんど無視してきた反動かもしれない。
基本的にはドル売りの傾向が続いている。アジア時間でドル円は120円台にも差し込んだ。それでもドル円は戻り売りのスタンスで徹したほうがよさそうな展開だ。特に経済イベントが少ない日なので、余計に株価の動向などには左右されることになる。
朝にはドル円は前日の安値を下回ってきた。121.80ビローでは、もう完全に戻り売りスタンスで臨まないと相場には入っていけない。もちろんショートカバーには気を付ける必要があるが、それはタイトストップで対処するだけである。
日本時間 15時20分
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