昨日の欧州序盤では、ドル円が120円台の前半でステイ、ユーロドルは1.12台の中盤だった。アジア時間では中国株が落ち着いていたので、マーケットには安心感が戻ってきている。日経先物も朝がたの17000円台を脱して、18000円台まで値を戻してきている。
リスクテークになろうとしている最中だが、中国株が下がらないからといって、このままドル円を買っていっていいものか。少なくとも中国株の大きな反発でも見ない限りは、材料としては乏しいところである。売るべきタイミングも見当たらなかったので、とりあえず120円割れでドル円を売りこんでみた。
ただ私はそれほども強烈にベアであるわけではないので、10ポイントも取れればよいと考えている。だからアゲンストに行った場合は5ポイントで損切るつもり。だから思い入れのあるポジションではない。ましてや欧州株が上昇してくる度合いが強まろうものならば、為替レートに変化が見られなくても、ポジションカットは避けられない。
するとドル円はズルズルと下がってきた。10ポイント取りを狙っていたので、うまい具合に2、3回のショート回転が効いた。しかしADP指数が出る前に損切りさせられて、それ以降はさっぱりである。
ドル円は120円台に乗せてきて、なかなか下がらない。そして米国株もストロングに始まったので、もうドル円のショートは通用しないと思って速攻で寝た。翌朝の早朝のニューヨーククローズでもう一度勝負をしてみようと思ったからである。
ニューヨーク時間の午後は、為替相場はほとんど動かなかったようだ。ドル円もユーロドルも30ポイントも値動きがない状態が続いた、ニューヨーククローズの間際で米国株が一段高してきたので、私も変節してドル円を120.33で買ってロングにしておいた。東京オープン前までには利食いできるだろうと見込んでのことだ。
ドル円は7時過ぎから上がりはじめた。私は120.51でやめてしまったが、120.65あたりまで戻している。もうちょっと朝型に出てくる日本人の買いが発生してもおかしくはないと思って見ていたのだが、ドル円のこのあたりはキャップされたようだ。