週末のAPECで議長声明が出せなかったことや、米中トークの進展がなかったことを材料に、週明けのグローベックスでは大幅の株安で始まった。それまでに中国がなんとか妥協を図るだろうという楽観的な期待ばかりが先行していたからだ。
またトランプ大統領が発言してもどこまでが本気なのかわからないが、出席していたのがペンス副大統領だったのもある。私はユーロドルをショート攻めでスタートしようかと考えていたが、ここはリスク回避にかけてみようかなと思い直し、ドル円をショート攻めすることにした。
私のドル円ショートの出来は112.77であった。ここ数日のうちでも最安圏ではある。むろん113円台に戻ろうものならば、即座にカットのつもり。そして夕方にはカルロス・ゴーンの話が出てきたが、市場はまったく反応しなかった。いやむしろリスクテークに夢中になっていて、ナイトセッションでは日経先物が高値攻めをやっていた。
昼間の高値も超えてきて、21900円台まで上がって、そのままゆるまない。ニュースでは大々的に報じられたので、知らないわけがない。よって個別企業の特殊事情だということで、マクロ的には無視されたということになる。そしてドル円の下げもほとんど見られず、私としては残念無念。1円くらい落ちるものかとも思われたのに…。
たまたまテレビでお相撲をやっていたが、それを中断してまで報じていたほどである。テロップだけではなく、大接戦の途中で解説が入るほどの重要事だ。それでもマーケットが動かない以上は仕方がない。
本格的な動きは海外市場で現れた。米中の貿易戦争に懸念が生じてきていたことに加え、WSJもアップルの減産の話を取り上げたこともあって、ハイテク株が軒並み、値を崩した。それが米国株の大きな価格調整をリードして、市場全体がリスクオフに見舞われた。
ドル金利も久しぶりの水準まで低下。ドルは全面安となったのだが、ドル円の下げはそれほどでもなかった。私はバリューデイトが変わってからになったが、112.52で買い戻してトレードを終了させた。
最近はセンチメント系の指数が良くなくなってきているのが関心を集めている。それは長期にわたって続いた世界景気の転換点を示唆しているのかもしれないからだ。それを測るうえでも今晩の住宅着工件数は比較的に重要度が高まっている。
住宅市場が頭打ちになると、それに関連した大型の耐久財などが売れなくなるからだ。よってドル金利の低下に加速性を与えるかもしれない。そうなるとドル相場の一段安も免れず、株安もあいまってリスクオフのドル円の下げがきつくなるかもしれない。米小売りの企業決算も本日はたくさん出てくる。
日本時間 15時00分
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