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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円98円台乗せだが小動き、
FOMCでは前回のフォローやいかに

2013年10月30日(水)15:54公開 (2013年10月30日(水)15:54更新)
持田有紀子

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 昨日はアジア時間も動かなかった。その前日の為替相場ではほとんど動きがなかったものだから、さすがにポジションもたまっていない。動き出そうにも材料にも乏しい。ドル円は97.50アッパーでステイし、動いても15ポイントほど。ユーロドルも1.39台は力尽きたかのように、1.37台の後半で密着。それでもユーロドルは1.38台に乗せてきてからは、律儀にも押しは浅いままだ。1.3750を割りこむことすらない。逆に言うと、いかにユーロドルも動いていないかということにもなる。

 欧州時間になるとドル円が強含んできた。というよりもクロス円の買いが強い。ユーロ円も134円ちょうどを割れてくるかなと思っていたのだが、134円台の前半は堅かった。円売りの流れは強烈で、ドル円も98円台乗せを目指しだした。確かに欧州株も高いし、グローベックスでの米国株も歴史的な高値に張り付いている。

 要するにリスクテークの意欲は満々な感じである。しかしドル円の96円台が一瞬だったように、同じく98円台に上がっても結構、居心地は悪いのではないかという気がしないでもない。98円台ではドル円がブルになりきれない自分の姿が、すぐに想像がついた。

 ニューヨークオープンでいろいろな経済指標が出てきたが、内容はマチマチだった。小売関連は悪かったが、住宅関連は良かった。しかし景況指数は悪かったなどだ。また遅れて公表されているものもあるので、あまりデータに振り回されたくないといった状況だったこともあるのだろう。

 しかし最後の消費者信頼感の数字では、ドル売りで素直に反応をするにはした。政府機関のシャットダウンの効果もあったのだろうが、景況感は予想をずいぶんと下回ったので、ユーロドルは1.38台まで戻しきった。ドル円の下げは10ポイントほどで限定的。それゆえにユーロ円はツラレ高して135円台まで上伸してきた。ユーロドルと同じで、ユーロ円も今年の最高値まであと数十ポイントだ。米国株が歴史的な高値にチャレンジしているので、リスク許容度も増大している。

 私は早々に寝てしまったが、ドル円は98円台にも乗せてきたようだ。ニューヨーク時間の午後当たりからはドル売りの流れは続かず、むしろ逆にドル買い相場となってしまったようだ。ユーロドルも反落して、1.3750をも割り込んできた。ドル円も98円台に乗せたあとは、そのまましっかりとしていた。

 そのように海外市場ではドル買いの流れできたものだから、本日のアジア時間でもドル買い圧力が高い。ユーロドルは安値攻めで、ドル円は高値攻め。しかし相変わらずといういうか、いまいち値幅が小さい。だからなかなかにマーケットに入りきれないでいる(涙)。

 今晩はまずADP雇用指数が出る。さすがに今回の雇用統計は遅れているといっても来週には出てくるので、ADPの注目も高い。しかし予想では15万人前後の就業者数の増加がコンセンサスとなっているので、強烈な雇用環境の改善は見込まれていないわけだ。

 そして夜中のFOMCの結果発表だが、前回9月は緩和縮小を見送ったくらいだから、今回はますます変更する理由に乏しい。だからその結果にはあまり注目は集まっていない。しかし前回の決定をどのようにフォローしていくのかは見てみたい要所でもある。それによって来年の3月にもあるだろうとされているテイパリングも、時期の変更を余儀なくされるからだ。 


日本時間 15時30分
 


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