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結構スペックが良い外資系FX会社とは?
為替変動リスクなしでスワップをもらう方法

2015年09月29日(火)17:00公開 [2015年09月29日(火)17:00更新]

米ドル/円「0.2銭原則固定」圧倒的なスプレッドの狭さのゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」。当サイト限定2000円キャッシュバック実施中!

■再確認! 高スペックで特徴的なサービスが魅力!

OANDA Japanと言えば、通常のFX口座に加え、タトレーダー(MT4)口座のサービスも充実している外資系FX会社。特に日本でサービスを提供しているFX会社が限られるメタトレーダー(MT4)においては、ザイFX!でも人気の1社です。

【参考記事】
1ドル取引、土日取引が可能なFX会社!? 日本上陸したOANDA(オアンダ)って何だ?(※2012年7月7日以降は土日取引ができなくなりました)

OANDA Japanのウェブサイト
OANDA Japanのウェブサイト

 ただ、日本のFX会社とは、何かとサービスのおもむきが違っていることもあり、興味はあるけれど正直よく知らない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

OANDA Japanは、実は、メタトレーダー(MT4)口座はもちろん、通常のFX口座においても結構スペックが良いFX会社。よく知らないからという理由でスルーしちゃうのはもったいない1社かも!

 まずは、ざっくりとOANDA Japanにはどんなサービスがあるのかを整理しましょう。

 現在、OANDA Japanで利用できるサービスは、大きく分けて2つ。通常のFX口座である「fxTrade」とメタトレーダー(MT4)口座、「MetaTrader4」です。

 いずれも一定の条件を満たせばAPIサービスを利用できますが、利用するには自分自身でシステム開発が必要だったりして、専門的で難しいので当記事では詳しく触れません。珍しいサービスなので、そういうものもあるということだけ、お伝えしておきます。

 興味のある方は、OANDA Japanのウェブサイトで詳細を確認してください。

■3つのコース別に通常のFX口座とMT4口座が使える

 ということで、今回は、APIが利用できるという点は深堀りせず、通常のFX口座である「fxTrade」とメタトレーダー(MT4)口座、「MetaTrader4」の一般的な使い方に絞って話を進めます。

 まず、OANDA Japanでは、お伝えした「fxTrade」と「MetaTrader4」を利用するにあたって、最大発注量などの諸条件別に3つのコースが用意されています。

 コース名は、「ベーシック」、「プロ」、「ビック」OANDA Japanでは、「fxTrade」、「MetaTrader4」、いずれのサービスを利用するにしても、口座開設申込みの段階で3つのコースの中から、1つコースを選ぶしくみになっているのです。

 コースによって1回あたりの最大発注数量、初回最低入金額、スプレッドなどが異なりますので、自分の取引量などに応じて好みのコースを選ぶ必要があります。一度選んだコースは、口座開設後にOANDA Japan会員ページから変更することも可能ですよ。

OANDA Japanのコース比較

OANDA Japanのウェブサイトにて確認し、ザイFX!編集部が作成

 ただ、「ビック」については、1回あたり最大1000万通貨前後の取引をする大口運用を前提としたコースですので、このコースに興味がある! という方は多くないと思われます。

 詳細は不明ですが、各種条件は担当者と相談しながら決められるそうですので、大口での運用を考えている方には、サポート面でも使いやすいコースかも。興味のある方は、チェックを。

■もっともスプレッドが狭いのは「ベーシックコース」!

 そんな3つのコースのうち、現在、ザイFX!の「FX会社おすすめ比較」で紹介しているのは、「ベーシックコース」のみ。「fxTrade・ベーシックコース」「MetaTrader4・ベーシックコース」です。

 「ベーシックコース」は、3つのコースの中で、もっとも初心者向けのコース1回あたりの最大発注数量は10万通貨まで、最低初回入金額は10万円と「プロ」や「ビッグ」に比べると、かなり小ロットでの取引が前提となっています。

 また、スプレッドがもっとも狭いのも「ベーシック」。「プロ」と比べてもご覧のとおりです。

OANDA JAPAN「ベーシック」と「プロ」の主要通貨ペアスプレッド
OANDA JAPAN「ベーシック」と「プロ」の主要通貨スプレッド

OANDA Japanでは、コースごとにスプレッドが設定されていますので、利用する口座が「fxTrade」でも「MetaTrader4」でも、同じコースなら同じスプレッドで取引可能

 通常のFX口座である「fxTrade・ベーシックコース」でも米ドル/円0.4銭原則固定やユーロ/米ドル0.5pips原則固定などは、業界トップ水準、あるいは2位水準ですが、これを「MetaTrader4・ベーシックコース」に適用すると、メタトレーダー(MT4)口座としては間違いなく業界トップ水準

 特に圧巻なのは、ユーロ/米ドルの0.5pips原則固定。他の原則固定スプレッドのメタトレーダー(MT4)口座と比べるとその差は歴然です。

メタトレーダー(MT4)業界トップ水準の「ユーロ/米ドル」スプレッド比較(2015年9月29日現在)
メタトレーダー(MT4)業界トップ水準の「ユーロ/米ドル」スプレッド比較(2015年9月28日現在)

※スプレッドはすべて、例外あり

【参考コンテンツ】
メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!:取引コストで比べる「ユーロ/米ドルスプレッドの狭い順」

 ザイFX!で紹介しているメタトレーダー(MT4)口座のなかで、ユーロ/米ドルの原則固定スプレッドとしては、OANDA Japanがトップ水準ですね。

■マイナー通貨も! 71通貨ペアが1通貨から取引できる!

 なお、取り扱い通貨ペアは、3コース共通で71通貨ペアと豊富。この取扱い通貨ペア数は業界屈指で、トルコリラや中国人民元はもちろん、チェコ・コルナやインドルピー、メキシコペソ、サウジ・リアルなどかなりマイナーなものまで取引可能です。

 新興国通貨の取引に興味がある方は、ぜひ、OANDA Japanを押さえておきたいですね。

【参考記事】
取扱い通貨ペア業界屈指の2社に新ペア!中国元にロシアルーブル、インドルピー?
約10日で1000pipsも上昇する通貨ペアを1通貨から取引できるFX会社、知ってた?

 また、最大発注数量も各コースごとに異なりますが、「fxTrade」における最小取引単位は、3コース共通で1通貨から。どのコースも1通貨からの少額取引に対応しています(「MetaTrader4」は、3コース共通で最小取引単位は1000通貨)。

 普段、大きなロットで取引するトレーダーも、今まで取引したことがない通貨ペアで取引する時や取引システムを使い始めた時などは、慣れるまで小さなロットでお試し取引がしたいというケースもありますよね?

 そんな時に1通貨からの取引に対応してくれているというのは、初心者じゃなくても、うれしいポイントではないでしょうか?OANDA Japanのほか、1通貨から取引できるFX会社は、SBI FXトレードぐらい。これは、かなり貴重なスペックと言えます。

【参考コンテンツ】
FX会社おすすめ比較:1000通貨単位で取引できるFX会社

■充実したマーケット情報でポジションの売買比率も見られる

 1通貨取引ができる貴重なFX会社、OANDA Japanでは取引ツールも基本的なラインナップがひととおり完備されています。

 「fxTrade」はもちろん、「MetaTrader4」でもパソコン用取引ツールのほか、iPhoneやAndroidに対応したスマホ取引アプリが用意されています(「fxTrade」では、タブレットにも対応している)。

OANDA Japanのスマホ取引ツール画像

 さらに、興味深いのがマーケット情報。一般的なレポートやニュースはもちろんですが、未決済ポジションのロング(買い)とショート(売り)の比率をグラフ化したものや通貨ボラティリティ、さらには通貨の強さを示すヒートマップまで見ることができます。

OANDA Japanのマーケット情報「未決済ポジションの比率」(クリックで拡大)
OANDA Japanのマーケット情報「未決済ポジションの比率」

 一部は、OANDA Japanの親会社へのリンクになりますので、英語での表記になりますが、これはかなり貴重な情報と言えますよ。以前、未決済ポジションの比率については、当コーナーでも取り上げたことがありますので、詳しく知りたい方は、以下の【参考記事】をチェックしてくださいね。

【参考記事】
ポジション比率を公表中のFX会社はどこ? みんなの逆指値の状況がわかる会社も…

■1秒ごとに発生するスワップ金利がスゴイ!

 もう1つ、OANDA Japanでは、スワップ金利の発生(受取り・支払い)の仕方もかなり特徴的ですので、紹介しておきたいと思います。

 通常、スワップ金利は当該営業日終了後、ポジションをロールオーバーする時点(おおむねNYクローズ時点)で付与や支払いが行われるのですが、OANDA Japan「fxTrade」では、セコンド・バイ・セコンド方式(秒単位でスワップポイントを計算するしくみ)が採用されており、ポジションを保有している間中、1秒ごとにスワップ金利が発生します。

 ただし、この方式が採用されているのは、「fxTrade」のみ。「MetaTrader4」については、ポジションをロールオーバーする時点でスワップ金利が発生します。

 「ロールオーバーした時点」という基準よりも、「毎秒」の方がフェアな感じはしますが、それにしても一風変わったルールですね。

 以前、ザイFX!が、OANDA Japanの親会社、米国OANDA Corporationの共同創業者であり、当時CEOだったマイケル・スタム氏に取材した際、スタム氏は、「OANDAは『公正さ』と『透明性』を重視している」という点を強調した上で、この理念に基づきスワップ金利についても、セコンドバイ・セコンド方式を採用していると語っていました。

【参考記事】
1ドル取引、土日取引が可能なFX会社!? 日本上陸したOANDA(オアンダ)って何だ?(※2012年7月7日以降は土日取引ができなくなりました)
“1通貨”から取引できるOANDA Japanで「お試しかっ!キャンペーン」がスタート!

■為替変動リスクを回避しながら、スワップがもらえる!?

 せっかくなので、セコンドバイ・セコンド方式のメリットや活用方法を少し挙げてみましょう。

 たとえば、NYクローズを待たないデイトレード(デイトレ)の場合、普通のFX口座なら高金利通貨を買っていたとしても、スワップ金利はつきませんが、この方式ならば保有している時間分のスワップ金利を受け取ることができます(もちろん高金利通貨を売っている場合は、保有している時間分のスワップ金利を支払うことになりますが…)。

 また、NYクローズの前後で高金利通貨を、普通のFX口座でロング(買い)して、OANDA Japanでショート(売り)すれば、普通のFX口座では1日分のスワップ金利受け取りとなり、OANDA Japanでは保有時間分のスワップ金利支払いとなります。つまり、こうすれば、為替変動リスクを回避しながら、ほぼ確実に一定のスワップ金利が受け取れるというワケ。

 このように、普通のFX口座とOANDA Japanの口座を使って、そのスワップ金利の差を抜いて着実に利益を稼ぐようなトレードをしている人もいるようです。

 ちょっと手間な気はしますし、取引の厚みがあまりない時間帯の取引になりますので、リスクがゼロというわけではありませんが、なるほど! という感じですね。

 みなさんも、OANDA Japanの特徴的なサービスを活用したトレード方法を考えてみてはいかがでしょうか?

 今回は、日本のFX会社とは、ちょっとおもむきが異なるサービスが満載のOANDA Japanを紹介しました。コース選択ができ、初心者向けにも上級者向けにもカスタマイズできるフレキシブルなサービス形態が魅力的な1社です。 この機会にぜひ、注目してみてくださいね。

(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、OANDA Japanのウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)

>>>OANDA Japan「fxTrade・ベーシックコース」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
>>>
OANDA Japan「MetaTrader4・ベーシックコース」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください

(ザイFX!編集部・向井友代)

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このコーナーではザイFX!編集部がメタトレーダー(MT4)に関する、あらゆる最新情報をお届けします。
そのジャンルは「FX会社のキャンペーン」「FX会社の新サービス」「MT4インディケーター」「MT4便利ワザ」「MT4最新情報」の5つ。5つのジャンルごとにバックナンバー一覧も表示可能。メタトレーダー好きなトレーダーさん必見のコーナーです。

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