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■考えるべきは、ユーロショート

 ＩＭＦ（国際通貨基金）は、ドイツの経済成長率を下方修正することを示唆しています。私個人的には、中期的に英ポンド、ユーロへの下落圧力は、今後、再燃してくるのではないかと考えています。

 英ポンド/米ドルは、先週末の1.50ドル台から今週の月曜日（６月27日）には、一時1.3121ドルまで急落。

英ポンド/米ドル ４時間足

（リアルタイムチャートはこちら → FXチャート＆レート：英ポンド/米ドル ４時間足）

 対円でも、英ポンドは、国民投票当日に、160円台から一気に133円台前半まで暴落するなど、すでにかなり下落したことを考えると、ユーロのショートを中心に考えてみたいです。

英ポンド/円 ４時間足

（リアルタイムチャートはこちら → FXチャート＆レート：英ポンド/円 ４時間足）

■ユーロ/ドルはパリティ、ユーロ/円は100円もあり得る！？

 ユーロ/米ドルは、先週末の1.14283ドルから1.09121ドルまで急落してはいるものの、英ポンド/米ドルに比べれば、かなり控えめな下落幅となっています。

 昨日、６月29日（水）まで買い戻しも観測されてはいますが、1.11ドル台半ばがせいぜいといったところです。

ユーロ/米ドル ４時間足

（リアルタイムチャートはこちら → FXチャート＆レート：ユーロ/米ドル ４時間足）

 ユーロは、対円でも109円台半ばまで下落したものの、戻りも鈍いままとなっています。

ユーロ/円 ４時間足

（リアルタイムチャートはこちら → FXチャート＆レート：ユーロ/円 ４時間足）

 ひょっとすると、ユーロ/米ドルはパリティ（１ユーロ＝１米ドル）、ユーロ/円は100円というのも、まんざらあり得ない話ではないのではないでしょうか。

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