NY株式市場が暴落。『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標は、「消費者物価指数」、「対米証券投資」、「鉱工業生産」、「フィラデルフィア連銀景況指数」の注目度が高い。
中でも米国の景気動向が相場の焦点となりつつあることから、「鉱工業生産」や「フィラデルフィア連銀景況指数」に注意したい。
「鉱工業生産」とは、鉱工業部門の生産動向に関するインデックス。製造業部門の生産性が分かり、景気全般の動向を見るために重要となる。
「フィラデルフィア連銀景況指数」とは、フィラデルフィア地区における製造業の景況感を表す指数で、『1ヶ月前と比較した現状』と『6ヵ月後の期待』の11項目にわたるアンケート結果。良い/同じ/悪いの3択での回答を指数化しているもの。

また、暴落した「NY株式市場の動向」も、現在の為替相場に大きな影響を与えているため、目が離せない。
その他、「相次ぐ米国の金融機関の決算発表」や「金融当局者及び要人による発言」も相場を動かすキッカケとなりやすい。

金融市場の大きな焦点となったG7明けの今週、最初こそ金融不安やリスク回避の動向が後退したが、ここにきて再度株式市場が大幅に下落するなど、再びG7前の状況に戻りつつある。
相場は上下に大きく振れやすくなっており、十分に気をつけたい。


本日の注目材料
→米国以外
▼特になし
→米国
▼米)メリルリンチ決算発表
▼米)バンクオブニューヨーク決算発表
▼米)シティグループ決算発表
▼米)消費者物価指数＆【コア】
▼米)対米証券投資
▼米)鉱工業生産
▼米)フィラデルフィア連銀景況指数
▼金融当局者や要人による発言

今週の為替相場の焦点
・G7への反応や影響
・金融機関への公的資金注入策の行方
・米国は13日が祝日(株式市場は通常通り)
・米国の経済指標
・NY株式市場の動向
・原油や商品価格の動向
・金融当局者や要人の発言

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・米週間原油在庫が今週は木曜日へ(通常は毎週水曜日) ・金融機関以外にも米主要企業の決算が相次ぐ(IBMやグーグルなど)
08:00		NZ)企業景況感(PMI)	×	-	45.7
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	-20.7%
16:15		ス)実質小売売上高	△	+0.8%	+6.2%
18:00		ス)ZEW景況感調査	×	-58.5	-44.4
21:30		加)製造業出荷	△	-0.9%	+2.7%
未定		米)メリルリンチ決算発表	A	-	-
未定		米)バンクオブニューヨーク決算発表	A	-	-
未定		米)シティグループ決算発表	A	-	-
21:30		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.1%	-0.1%
				+5.0%	+5.4%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.2%
				+2.5%	+2.5%
		米)新規失業保険申請件数	BB	47.0万件	47.8万件
22:00		米)対米証券投資【ネット長期フロー】	A	+300億	+61億
		↑・対米証券投資【ネットフロー合計】		-	-748億
22:15		米)鉱工業生産	AA	-0.8%	-1.1%
		米)設備稼働率	B	77.9%	78.7%
23:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	-10.0	3.8
24:00		米)週間原油在庫	BB	-	-
26:00		米)NAHB住宅市場指数	C	17	18
要人発言予定
08:00		米)コーン：FRB副議長★講演【経済関連】
22:30		米)ブラード：セントルイス連銀総裁★講演
25:00		米)スターン：ミネアポリス連銀総裁★講演
27:00		欧)ゴンザレス・パラモ：ECB理事◆講演
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

NY株式市場の動向によるリスク回避の傾向が重要。経済指標の悪い結果で円買いヨリ。

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弱さ比べで、もみ合い。

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