■人気のバイナリー。国内の会社を徹底比較!
「バイナリーオプション」は、数分~数時間後の為替レートが上がるか下がるかなどを予測する、とてもシンプルな金融商品。ルールが難しくないうえに、少額から始められるというのも魅力を感じるポイントでしょう。
取引する際は、バイナリーオプションを取り扱っているFX会社などに口座開設する必要がありますが、どの会社に口座開設すればいいのか迷う…という方も多いのではないでしょうか?
そこで当記事では、ザイFX!編集部おすすめのバイナリーオプション取り扱い会社3選を紹介!
さらに、金融庁に登録された国内の全バイナリーオプション取り扱い会社を徹底比較した一覧表(★日本の全バイナリーオプションを徹底比較!)も合わせて掲載しています。
もっと詳しく比較したいという方は、ぜひ、一覧表もチェックしてください。
・ ★日本の全バイナリーオプションを徹底比較!はこちら
■バイナリーオプション、編集部おすすめの会社3選!
まずは、ザイFX!編集部おすすめのバイナリーオプション取り扱い会社3選を紹介しましょう。
数あるバイナリーオプション取り扱い会社の中から、「取引ツールが使いやすい会社」、「オプションの種類を選べる会社」、「取り扱い銘柄が多様な会社」をそれぞれピックアップしています。
-取引ツールが使いやすい会社-
★GMOクリック証券【外為オプション】
>>>GMOクリック証券【外為オプション】サービス詳細はこちら
将来の為替レートが目標よりも上か下かを予測する、もっともオーソドックスなオプション、「ラダー」のみを取り扱っており、サービス内容もシンプルでわかりやすいのが特長です。
取引ツールの使いやすさはPC・スマホともピカイチで、どこにいてもストレスなく取引可能! ネット証券大手、GMOクリック証券が提供するサービスですから、誰もが安心して利用できるのではないでしょうか?
-オプションの種類を選べる会社-
★YJFX!【オプトレ!】
>>>YJFX!【オプトレ!】サービス詳細はこちら
YJFX!【オプトレ!】は、オーソドックスな「ラダー」に加え、「レンジ」を取り扱っている貴重な1社。しかも、YJFX!【オプトレ!】の「レンジ」には、“シングル”と“ワイド”の2パターン用意されているという点が、他の「レンジ」取り扱い会社とも一線を画すところ。オリジナリティあふれるサービスが魅力です。
「ラダー」だけでは物足りないという方は、値動きが一定の範囲内に収まるかどうかを当てる「レンジ」も取引可能なこの会社がおすすめです。取引ツールもシンプルで、直感的な操作ができます。
-取り扱い銘柄が多様な会社-
★IG証券【バイナリーオプション】
>>>IG証券【バイナリーオプション】サービス詳細はこちら
バイナリーオプションで取引できる為替以外の銘柄も豊富なのが、IG証券。実は、日本で最初のバイナリーオプション提供会社でもあります。
主要通貨ペアのほか、日経225やNYダウなどの株価指数、原油先物、金先物などの商品(コモディティ)など、取引できる銘柄数は国内最多の20銘柄超! 取引ツールは、慣れるまでちょっととっつきにくい印象ですが、一般的なバイナリーオプションでは満足できない上級者も、きっと納得のラインナップでしょう。
・ 「日経225のバイナリー! オールインワンの取引ツール」へ
いずれも特徴的なバイナリーオプションサービスを展開する会社ですが、他の会社ともっと細かく比較したいという方は、以下でチェックしてみてください。
・ ★日本の全バイナリーオプションを徹底比較!はこちら
■無登録の海外業者に要注意!
ところで、バイナリーオプションの取り扱い会社を選ぶ際、気を付けたいのが無登録の海外業者の存在――。
現在も金融商品取引業の登録を行っていない海外業者が日本語サイトを開設し、明らかに日本のユーザーの勧誘を行っているような例が散見されますが、このような行為は法令で禁止されています。
金融庁ではこのような海外業者に対して、以前から警告を発していますし、日本のユーザーに対しては、トラブルを避けるためにも安易に契約しないよう呼び掛けを行っているのです。

にもかかわらず、これまでにいくつも海外のバイナリーオプション業者が絡んだトラブルは発生しています…。
【参考記事】
●8カ月で約400件も相談! 海外バイナリーオプションで出金拒否などの問題多発!
●オプザイルと個人投資家がツイッター上で戦争! NHKからザイFX!に取材が…!
こうした状況を考慮し、ザイFX!でも海外業者への口座開設はおすすめしていません。当記事で紹介しているのも、すべて金融商品取引業の登録を行っている国内の会社です。
どの会社で取引するのか?なんて、最終的には個人の判断に寄るところですが、少なくとも海外業者については上述のような問題があるという点は、押さえておいていただければと思います。
安心できるサービスを利用したいなら、日本の法令に則ってサービス提供している国内の会社に口座開設する方が良いでしょう。
■全バイナリー取り扱い会社を徹底比較できる一覧表
ザイFX!では、日本でバイナリーオプションを取り扱っているすべての会社を調査し、継続してサービスの比較を行っています。
以下の比較表は、それをまとめたものです(最終調査日:2021年2月25日)。最低取引単位やぺイアウト倍率、オプションの種類などが一覧で確認できますので、各社のサービス比較に活用してください。
★日本の全バイナリーオプションを徹底比較!
取引業者 | 最低 単位 |
ペイアウト 倍率 |
購入か ら判定 まで |
取引通貨 | 種類 | スマホ 対応 |
GMO クリック証券 【外為 オプション】 |
1枚 (約50~999円) |
約1~ 20倍 |
最短2分~最長3時間 | 5通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・ユーロ/ 米ドル |
・ラダー コール/ プット 各7コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM8:00-翌AM5:00 設定回数:各通貨ペア1日10回(2時間ごと) |
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GMOクリック証券【外為オプション】は、非常に高い人気を誇るバイナリーオプション。人気の理由は、使いやすい取引ツールだろう。パソコン版はもちろん、スマホ版取引ツールの使いやすさもピカイチ! 場所を選ばず、いつでもどこでも快適な環境で取引できるのがうれしい。 | ||||||
【参考記事】 ●GMOクリック証券【外為オプション】ってどう? メリットやデメリット含む特徴を紹介! ●【外為オプション】の効果的な使い方発見!?FX取引のリスクヘッジをバイナリ-で! |
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IG証券 【FXバイナリー】 |
0.1 ロット |
変動 | 最短2分~最長2時間/23時間 | 7通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・ユーロ/ 米ドル ・英ポンド/ 米ドル ・豪ドル/ 米ドル |
・ラダー コール 20コース |
iPhone (対応WEBブラウザ版) |
Android (対応WEBブラウザ版) |
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取引時間(2時間):月曜AM8:00-土曜AM4:00(夏時間)/ 月曜AM9:00-土曜AM5:00(冬時間) 取引時間(23時間):月曜AM7:00-土曜AM12:00(夏時間)/ 月曜AM8:00-土曜AM1:00(冬時間) 設定回数:各通貨ペア1日12回(2時間ごと)&英ポンド/米ドル・豪ドル/米ドル除く5通貨ペア1日5回 |
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日本初のバイナリーオプションがコレ。IG証券の「ラダーオプション」には、取引時間が約1日のものと2時間のものがある。取引画面はややとっつきにくいが、他社にはない「新規売り」ができるなど取引の自由度は非常に高い。なお、IG証券では株価指数や商品を対象としたバイナリーオプションも取り扱っている。 | ||||||
FXプライム byGMO 【選べる外為 オプション】 |
1枚 (約50~999円) |
約1~ 20倍 |
最短2分~最長2時間 | 5通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・ユーロ/ 米ドル |
・ラダー コール/ プット 各7コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM8:00-翌AM4:00 設定回数:各通貨ペア1日10回(2時間ごと) |
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取引ルールも取引ツールも、同一グループ会社であるGMOクリック証券が提供している人気サービス【外為オプション】とかなり似ているが、判定時刻などは異なる。両サービスを併用したトレード戦略も考えられそうだ。 | ||||||
トレイダーズ 証券 【みんなの オプション】 |
1ロット (50~ 990円) |
約1 ~ 20倍 |
最短2分~最長2時間 | 4通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・ユーロ/米ドル |
・ラダー コール/ プット 各5コース ・レンジ イン/ アウト 各4コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM7:10-翌AM5:10(夏時間)/ 月-金曜AM8:10-翌AM6:10(冬時間) 設定回数:各通貨ペア1日11回(2時間ごと) |
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トレイダーズ証券の【みんなのオプション】は、一般的な「ラダーオプション」に加え「レンジオプション」が提供されている貴重な1社といえる。取引画面もシンプルで使いやすいので、初心者でも安心して取引を始めることができそうだ。 | ||||||
ヒロセ通商 【LION BO】 |
1ロット (0~1,000円) |
1~ 1000倍 |
最短2分~最長2時間 | 5通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・ユーロ/ 米ドル |
・ラダー コール/ プット 最大各7コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (アプリ/ 専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM8:25-翌AM02:25 設定回数:各通貨ペア1日9回(2時間ごと) |
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オーソドックスな「ラダーオプション」を取り扱っているが、取引画面には為替チャートとともにバイナリーオプション自体の価格推移を示したチャートも同時に表示され、これが特徴となっている。 | ||||||
YJFX! 【オプトレ!】 |
1口(10~990円) | 約1~ 100倍 |
最短1分~最長2時間 | 8通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・NZドル/円 ・ユーロ/ 米ドル ・英ポンド/ 米ドル ・豪ドル/ 米ドル |
・ラダー コール/ プット 各6コース ・レンジ(シングル・ワイド) イン/ アウト 各5コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM7:25-翌AM5:25 設定回数:各通貨ペア1日11回(2時間ごと) |
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新規制施行後、バイナリーオプションに新規参入したのがYJFX!。【オプトレ!】は判定時刻の1分前まで取引可能なのが大きな特徴だ(他社は通常、2分前まで)。「ラダーオプション」に加えて、2015年9月28日からは「レンジオプション」の取扱いも始まった。8通貨ペアに対応しており、バイナリーオプションとしては取り扱い通貨ペア数が多い。 | ||||||
外為どっとコム 【外貨ネクストバイナリー】 |
1ロット (40~999円) |
約1~ 25倍 |
最短2分~最長2時間 | 6通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・トルコリラ/円 ・ユーロ/ 米ドル |
・ラダー コール/ プット 各7コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM8:20-翌AM04:20 設定回数:各通貨ペア1日10回(2時間ごと) |
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2018年5月にサービスイン。「ラダーオプション」に特化したシンプルでわかりやすい取引画面となっている。目を引くのは取扱い通貨ペアにトルコリラ/円が含まれていること。これは他社のバイナリーオプションにはない、珍しい特徴だ。 | ||||||
楽天証券 【らくオプ】 |
1枚 (50~999円) |
約1~ 20倍 |
最短2分~最長2時間 | 5通貨ペア ・米ドル/円 ・ユーロ/円 ・英ポンド/円 ・豪ドル/円 ・ユーロ/ 米ドル |
・ラダー コール/ プット 各7コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM8:20-翌AM04:20 設定回数:各通貨ペア1日10回(2時間ごと) |
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2020年9月28日にサービスイン。[楽天FX]や[楽天MT4]を提供している楽天証券がバイナリーオプションに新規参入。購入資金にポイント(楽天ポイント)を利用できるのは業界初で、ポイントだけでのオプション購入も可能だ。オーソドックスな「ラダーオプション」を取り扱っており、シンプルで使いやすい取引画面となっている。 | ||||||
GMO クリック証券 【株価指数 バイナリーオプション】 |
1枚 (約50~999円) |
約1~ 20倍 |
最短2分~最長3時間 | 株価指数2銘柄(日経225・米国30) | ・ラダー コール/ プット 各7コース |
iPhone (専用WEBブラウザ版) |
Android (専用WEBブラウザ版) |
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取引時間:月-金曜AM9:00-翌AM4:00 設定回数:各銘柄1日9回(2時間ごと) |
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主要通貨ペアを対象とした為替のバイナリーオプション【外為オプション】で人気のGMOクリック証券が、2019年4月にリリース。取り扱い銘柄数は限られているが、株価指数を対象とする珍しいバイナリーオプションサービスの1つだ。 |
■秀逸な取引ツールに刮目すべし!
ここからは、おすすめのバイナリーオプション取り扱い会社として紹介した3社の注目ポイントについて簡単に紹介しておきます。
まずは、「取引ツールが使いやすい会社」として紹介したGMOクリック証券【外為オプション】。
GMOクリック証券は、とにかく取引ツールが秀逸! スタイリッシュで見た目も美しいうえに、使い勝手もめちゃくちゃいいです。
(出所:GMOクリック証券)

(出所:GMOクリック証券)
さすが、株式でもFXでも取引ツールに定評があるGMOクリック証券。バイナリーオプションの取引ツールでも期待を裏切らないクオリティを実現してくれています。
■レンジオプションってどんな取引?
「オプションの種類を選べる会社」として紹介したYJFX!【オプトレ!】で取引できる「レンジ」って、いったいどんな取引なのでしょうか?
簡単にお伝えすると、「レンジ」は、判定時刻の為替レートが一定の範囲内(目標レンジ内)に収まるかどうか(レンジインかレンジアウトか)を予測する取引です。いろいろと取引戦略は考えられますが、たとえば、トレンドがないレンジ相場やレンジブレイクしそうなイベントがある時なんかに取引するとおもしろいバイナリーオプションと言えます。

(出所:YJFX!)
YJFX!【オプトレ!】の場合、「レンジ」にも“シングル”と“ワイド”の2パターンありますが、いずれも「判定時刻の為替レートが一定の範囲内(目標レンジ内)に収まるかどうか(レンジインかレンジアウトか)を予測する取引」であることに違いはありません。
“シングル”と“ワイド”で異なるのは、目標レンジとして選択できるレンジの幅です。シングルではA~E5つのレンジのうち1つを選んでレンジインかレンジアウトかを予測しますが、“ワイド”の場合、A~C、C~Eというように複数のレンジを1つにまとめ、より広い幅のレンジを目標レンジとすることができます。
(出所:YJFX!)
(出所:YJFX!)
YJFX!【オプトレ!】で取引するなら、相場状況に応じて「ラダー」と「レンジ」、「レンジ」については“シングル”と“ワイド”も使い分けながら取引すると、収益チャンスが増えそう…?です。
■日経225のバイナリー! オールインワンの取引ツール
「取り扱い銘柄が多様な会社」として紹介したIG証券では、株価指数である日経225のバイナリーオプションも取り扱っています。
(出所:IG証券)
ほかにも、NYダウや英FTSE100、NY原油先物や金先物もバイナリーオプションで取引できるというから驚き! 株価指数の銘柄については、GMOクリック証券が【株価指数バイナリーオプション】という名称で2銘柄だけ取り扱っていますが、コモディティまでバイナリーオプションで取引できるのは、国内ではIG証券だけです。
そんなIG証券が提供しているバイナリーオプションの種類は「ラダー」。将来の為替レートが目標よりも上か下かを予測する、もっともオーソドックスなバイナリーオプションですから、ルールはとてもシンプルです。しかし、これだけ銘柄が多いと各銘柄の相場動向などに合わせていろいろな戦略を考えることができそう!
取引の幅も広がりそうです。
なお、IG証券の取引ツールは、FXやCFDにもアクセス可能なオールインワン設計。
さまざまな金融商品を取引する方にとっては、とても便利でハイスペックな取引ツールなのですが、正直なところ、シンプルでわかりやすいとは言い難いので、はじめての方や他の金融商品を取引するつもりはないという方は、慣れるまでちょっと使いづらいかも…。
独自性が強いサービスですので、メリットとデメリットを踏まえたうえで、利用を検討するようにしてください。
・ ★日本の全バイナリーオプションを徹底比較!はこちら
※当記事は、国内バイナリーオプション取り扱い会社各社の公式サイトなどを参考に執筆しています。
(ザイFX!編集部)
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