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【超初級】 ビットコイン・仮想通貨入門(4)
ブロックチェーンって結局、何なの!?

2017年12月14日(木)東京時間 15:10

「【超初級】 ビットコイン・仮想通貨入門(3) 円などの「法定通貨」と「仮想通貨」の違い」からつづく)

■ビットコインはサトシ・ナカモト氏の論文から生まれた!

 ビットコインの始まりは2008年。とある暗号理論に関するメーリングリストに送られた1本の短い論文でした。「サトシ・ナカモト」と名乗る人物が送ったこの論文のタイトルは、「A Peer-to-Peer Electronic Cash System(P2P電子通貨システム)」

サトシ・ナカモト氏によるビットコイン論文冒頭部分
サトシ・ナカモト氏によるビットコイン論文冒頭部分

(出所:bitcoin.org)

 「P2P(ピアツーピア)」とは、電子メールのように中央にあるサーバーを介してやり取りするのではなく、ネットワーク上の電子端末同士が直接やり取りするインターネットの通信形式です。たとえば、IP電話サービスのスカイプなどは、少し前までこの方式を採用していました。

 このP2P方式を電子決済に利用できれば、高額な手数料を取る金融機関などの第三者を介さずに済むため、少額取引も行いやすくなりますが、管理機関なしで「二重支払い」といった不正をどう防ぐかが課題でした。

 その課題を解決すべく、「P2P方式の電子決済を安心・安全に行うためのしくみ」を発表したのが、このナカモト氏の論文なんです。

 そして、翌2009年1月、ナカモト氏は論文に記載したしくみを実行するアプリケーションプログラムをインターネット上に公開し、最初のビットコインが誕生しました。

 ちなみに、このナカモト氏、現在もその正体は不明。いかにも日本人っぽい名前ですが、日本人ではない可能性が高いようですよ。

 また、ビットコインの最小単位は「satoshi」というものなのですが、これはもちろん、ナカモト氏の名前に由来しており、1億分の1BTC=1satoshiとなっています。

■最大の難関! ブロックチェーンって結局、何なの!?

 さて、ナカモト氏の発表したしくみのメインとなるのが、巷でウワサの「ブロックチェーン」。ビットコインに興味のある方なら、一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか? と同時に、ビットコインを敬遠してしまう難関の1つなのではないかと…。

 ブロックチェーンとは、「データブロックをチェーンのように次々とつないでいったもの」です。と、言葉で説明してもなかなかイメージがわかないと思いますので、図にしてみましょう。

ブロックチェーン概念図

※Nonce(ナンス)については次の記事で解説します

 ポイントは、1つのブロックを完成させるのに「1つ前のブロックのハッシュ値」が必要なこと。このため、一連のブロックが鎖のようにつながっていく、というわけなんですね。

 そして、ブロックが鎖につながれると、そのブロックに含まれる「ビットコインの取引データ」は承認され、ビットコインの移動が完了します。

 このように、取引履歴が綿々とつながっているのがブロックチェーン。いわば、ビットコイン誕生時からのすべての取引が記録された、「取引台帳」のようなものなんです!

■ブロックチェーンは、条件が整えば誰でも共有できる!

 じゃあ、その「取引台帳」は誰が持っているの?

 実は、先に紹介した、ナカモト氏考案のビットコインのアプリケーションプログラムをインストールすれば、誰でも共有できるんです。

 そう、インターネット上に公開されているので、基本的にはネット接続できる環境でコンピューターの空き容量さえあれば、誰でもインストールできるんですね!

 このアプリは、個々のコンピューターにインストールされますが、取引が行われた情報や新たにつながったブロックの情報などがインターネットを通じて同期されていきますので、常に大勢でブロックチェーンを監視できる、というわけです。

■誰でも見られる「取引台帳」なんて、セキュリティが心配…

 でも、誰でも共有できるなんて、セキュリティとかすっごく不安なんですけど…。そう、まさにこの問題を解決したのが、ブロックチェーンのしくみなんです。

 先にお伝えしたとおり、ブロックチェーンの1つのブロックを完成させるには、「1つ前のブロックのハッシュ値」というものが必要でした。

 ということは、あるブロックのデータを改ざんしようと思ったら、その次のブロックのデータも改ざんしなければならない…。すると、その次のブロックのデータも…その次の次のブロックのデータも…と、結局、すべてのデータを改ざんしないと整合性が取れないことになってしまいます。

 よって、データの改ざんは事実上不可能ですし、仮にできたとしても、ブロックチェーンを共有しているすべてのコンピューターの情報を書き換えるのは、さらに難しいですよね。

 これが、今現在の一般的な銀行のように、中央にサーバーを持つ従来のしくみと大きく違うところ。サーバー方式だと、取引台帳を保管しているサーバーを攻撃されてしまったら終わりです。

 これに対してブロックチェーンでは、一部のコンピューターが攻撃されても、同じデータがネットワークに参加する世界中のコンピューターに保管されていますから、大元の取引台帳には影響がないというわけなんです。

【参考コンテンツ】
ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?

「【超初級】 ビットコイン・仮想通貨入門(5)マイニングとはいったい何をしているのか?」へつづく)

(ザイFX!編集部・上岡由布子)

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