2月1日(火)■『ユーロ圏の早期利上げ観測』と『米・ISM製造業景況指数』、そして『米国の株式市場』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ユーロ圏の早期利上げ観測』と『米・ISM製造業景況指数』、そして『米国の株式市場』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)ISM製造業景況指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「中)製造業PMI」
・「ス)小売売上高」
・「ス)SVME購買部協会景気指数」
・「独)失業率＆失業者数」
・「英)製造業PMI」
・「欧)失業率」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「豪)RBA政策金利＆声明発表」
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「月初要因(月初め最初の営業日)」
・「エジプト情勢の緊迫化」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「欧州のインフレリスクや早期利上げ観測」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の主要企業の決算発表が本格化→アフラック、ファイザー、シスコ、エレクトロニック・アーツ、他」
・「金融当局者や要人による発言」
・「3日に、ECB理事会結果発表を控える点」
・「4日に、米国の雇用統計発表を控える点」
などの要因に注意。

★★★

2月・最初の営業日。
金融政策関連では、「RBA政策金利＆声明発表」が行われる。

米国の経済指標は、「ISM製造業景況指数」がメイン。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場では、ユーロ買いとドル売りが優勢な流れが継続・加速したが、週末にかけて、日本国債格下げでの円売りや、エジプト情勢の緊迫化でリスク回避の流れなどの動きも出た。
昨日の相場では、ユーロ圏の早期利上げ観測などからユーロが大きく買い戻されている。
本日は、2月の月初要因が気になるほか、3日にECB理事会結果発表、4日にキング・オブ・経済指標である米国の雇用統計が控える中、金融市場の方向性を上手くつかみたいところ。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時00分：中)製造業PMI
→金融市場のリスク許容度に影響を与えやすい。中国の金融引き締め観測が高まれば、大きな反応に

・12時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→内容次第でもあるが、RBAの金融政策の思惑が噴出しやすく、大きな変動のキッカケになる可能性が非常に高い

・17時15分：ス)小売売上高

・17時30分：ス)SVME購買部協会景気指数

・17時55分：独)失業率＆失業者数
→相場の気分次第。ユーロが動くキッカケとして注視

・18時28分：英)製造業PMI
→発表内容での、ポンドへの影響は非常に大きい

・19時00分：欧)失業率
→17時55分のドイツのもので反応すればコレも気を付けたい

・24時00分：米)ISM製造業景況指数
→本日のメイン。発表での市場影響度は非常に大きい。まずは発表直後の変動に注視

・25時15分：欧)トリシェECB総裁の発言
→内容次第も、早期利上げ観測の噴出や3日にECB結果発表を控えて、材料にされやすい


1月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼エジプト情勢の緊迫化
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近、ドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近、不安が緩和ヨリ)
▼欧州のインフレリスクや早期利上げ観測(直近、思惑が高まりユーロ買いヨリ)
▼米国の雇用統計を中心とした主要経済指標(直近、反応はまずます)
▼金融市場のリスク許容度(直近、先週末に株式市場が大幅調整で)
▼米国を中心とした株式市場(直近、先週末に大幅調整で)
▼米国の長期金利(直近、その上下に相場が振られている)
▼月末・月初要因
▼中国の景気動向及び金融政策(直近、金融市場全体に影響)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(直近、市場の影響はそれなり)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近、不明瞭)

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2月1日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・月初め最初の営業日 ・米国の主要企業の決算発表→アフラック、ファイザー、シスコ、エレクトロニック・アーツ、他
09:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	+4
		豪)NAB企業信頼感指数		-	+6
		豪)第4四半期住宅価格指数 [前期比/前年比]	△	-0.2%	+0.1%
				+5.6%	+11.5%
10:00		中)製造業PMI	◎	53.5	53.9
12:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	4.75% 据え置き	4.75% 据え置き
14:00		日)自動車販売台数	×	-	-28.3%
16:00		英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比]	×	-0.4%	+0.4%
				-1.0%	+0.4%
17:15		ス)小売売上高	◎	-	+2.5% (+1.8%)
17:30		ス)SVME購買部協会景気指数	○	59.2	59.6
17:53		独)製造業PMI【確報値】	×	60.2	60.2
17:55		独)失業率	◎	7.5%	7.5%
		↑・失業者数		-1万人	+0.3万人
17:58		欧)製造業PMI【確報値】	×	56.9	56.9
18:00		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	+29.6%
18:28		英)製造業PMI	◎	58.0	58.3
18:30		英)消費者信用残高	×	±0億	-1億
		英)住宅ローン承認件数	×	4.65万件	4.80万件
		英)マネーサプライM4【速報値】	×	-	-1.4%
19:00		欧)失業率	○	10.1%	10.1%
24:00		米)建設支出	C	+0.1%	+0.4%
		米)ISM製造業景況指数	S	58.0	57.0 (58.5)
25:15		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
25:30		ス)ジョーダンSNB副総裁の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

様子見

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ユーロ買い・ドル売りヨリ方向への追随

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