■G20以降は上海株下げ止まり、豪ドル/円は反発
みなさん、こんにちは。
8月24日(月)の「チャイナブラックマンデー」以降、不安定な状況が続いていた上海株ですが、9月4日(金)~5日(土)に開催されたG20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)で、中国が「バブル崩壊を認めた」ことをきっかけに、下げ止まりを見せています。
【参考記事】
●中国人民銀行総裁が株バブルを認めた! なぜ中国の外貨準備高は大幅減になった?(9月8日、西原宏一&松崎美子)
(出所:CQG)
バブル崩壊を認めたということは、中国が株の暴落に対して、さらなる対策を打つということになるため、市場に安心感が広がってきているわけです。
これに連れて、上海株のプロキシー(代替)である、豪ドル/円も下げ一服で反発傾向。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)
もっとも、前回のコラムでご紹介させていただいた英ポンド/円が187円台まで反発していることが、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)を牽引している要素も大きいわけですが…。
【参考記事】
●日経平均1343円暴騰はなぜ起きたのか? さらに利下げ見込むNZドルは0.55ドルへ(9月10日、西原宏一)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 日足)
英ポンド/円が牽引するクロス円の反発により、米ドル/円も120円台を回復しています。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)
急落は収束したとはいえ、日経平均は1万8000円台…
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