10月31日(水)■『日銀金融政策結果発表明けでの影響』や『欧米の株式市場の動向』、そして『欧州債務問題への思惑』と『週末に米・雇用統計発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『日銀金融政策結果発表明けでの影響』や『欧米の株式市場の動向』、そして『欧州債務問題への思惑』と『週末に米・雇用統計発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)第3四半期雇用コスト指数
・22時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・06時45分：NZ)住宅建設許可件数
・09時30分：豪)住宅建設許可件数
・16時00分：独)小売売上高
・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
・19時00分：欧)失業率
・21時30分：加)GDP
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・27時00分：加)カーニーBOC総裁の発言
・日銀金融政策結果発表明けでの影響
・月末要因(10月の月末最後の営業日)
・米国の中長期国債の利払い・償還日
・米国の主要企業の決算発表→GM、ビザ、マスターカード、タイム・ワーナー、マグローヒル、他
・2日に米国の雇用統計の発表を控える点
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の追加金融緩和への思惑
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

日銀金融政策結果発表明けで、10月の月末最後の営業日。

米国の経済指標の発表は、シカゴ購買部協会景気指数がメイン。
その他、第3四半期雇用コスト指数も発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
相次ぐ米国の主要企業の決算発表は株式市場の動向に影響を与えやすい。

週明けの為替相場は、巨大ハリケーンの影響で米国の株式市場・その他が休場となり、金融市場の動きは限定的となっている。

本日は、日銀金融政策結果発表明けでの影響に注視しつつ、引き続き、欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要）での方向性が焦点。
また、10月の月末要因や週末に米・雇用統計発表を控える点にも注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・06時45分：NZ)住宅建設許可件数
→発表での影響はなかなか

・09時30分：豪)住宅建設許可件数
→発表での影響はカナリ大きい

・16時00分：独)小売売上高
→発表での影響は大きめ

・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
・19時00分：欧)失業率
→発表での影響は大きめ。また、欧州タイムが動き出すキッカケになりやすい

・21時30分：加)GDP
→発表での影響は非常に大きい

・21時30分：米)第3四半期雇用コスト指数
・22時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
→2つの時間に2種類の経済指標。休場明けの株式市場の動向も気になるところ

・27時00分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第


10月29日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼月末要因＆月初め要因
▼日銀の金融政策決定会合結果発表
▼米国の雇用統計の発表
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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10月31日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・日銀金融政策結果発表明け ・10月の月末最後の営業日 ・米国の中長期国債の利払い・償還日 ・米国の主要企業の決算発表→GM、ビザ、マスターカード、タイム・ワーナー、マグローヒル、他
06:45		NZ)住宅建設許可件数	○	+3.0%	+1.9%
09:00		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁の発言	B	要人発言
09:01		英)GFK消費者信頼感調査	×	-28	-28
09:30		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	◎	+1.0%	+6.4%
				+2.1%	-15.4%
14:00		日)住宅着工戸数	×	+17.0%	-5.5%
		日)建設工事受注	×	-	+8.7%
		欧)クーレECB理事の発言	△	要人発言
16:00		独)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.3% (+0.1%)
				-1.1%	-0.8%
19:00		欧)消費者物価指数【速報値】	◎	+2.5%	+2.7%
		欧)失業率	○	11.5%	11.4%
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-12.0%
21:00		南ア)貿易収支	×	-82億	-122億
21:30		加)GDP [前月比/前年比]	◎	+0.2%	+0.2%
				+1.7%	+1.9%
		米)第3四半期雇用コスト指数	BB	+0.5%	+0.5%
22:15		欧)コンスタンシオECB副総裁の発言	△	要人発言
22:30		米)ラスキンFRB理事の発言	B	要人発言
22:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	AA	51.0	49.7
25:45		米)ウィリアムズ：サンフランシスコ連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
		英)ビーンBOE副総裁の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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