■米ドル/円は100.70円で底値メドも、ボラティリティ上がらず
4月初旬に急落を演じたナスダックも、日経平均が1万4000円台を回復したことが功を奏し、平穏を取り戻してきました。
(出所:CQG)
(出所:株マップ.com)
VIX指数(恐怖指数)も安定。
(出所:CQG)
ただ、株の急落が収まったのみ。米国のオバマ大統領の来日で期待されたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)も、本稿執筆時点では大きな進展はなく、米ドル/円のボラティリティは高まらず。今週(4月21日~)の米ドル/円は総じて102円台での推移。
(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
前回のコラムでもご紹介しましたが、当局の介在により日経平均は1万4000円、そして、米ドル/円の100.70円近辺で底値のメドが立ちました。しかし、基本は「成長戦略と日銀の追加緩和策待ち」の相場展開になっており、米ドル/円のボラティリティは上がらず。
【参考記事】
●ナスダック急落の真相とは? 日経平均1万4000円は当局死守か。ドル/円上昇はいつ?(4月17日、西原宏一)
来週(4月28日~)は米雇用統計と日銀の金融政策決定会合というビッグイベントがあり、この結果によって米ドル/円はボラティリティが高まるのを期待したいところです。
2014年に入ってからの米ドル/円は…
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