昨日は早朝にドル円が121円台に突っ込み、そして先月の下旬に付けた安値をも下回ってくる局面もあった。かなり大きなリスク回避が起こるのかもと予想されたが、東京勢の参加とともに次第にリスク回避の姿勢は弱まってきた。もちろん日本人は買いしか入らないと思われている分だけ、アジア時間のコアタイムではドル円もユーロ円も切り返しにかかった。
それをバックアップするかのように、日本株もスタート時点から買いが続出。ひたすら上がるのみの展開となった。先週の下げで懸念された中国株も、それなりにしっかりとした動き。マーケットには安心感が広がった。ユーロドルも早朝では大きなユーロ売りが入って1.09台に沈んだが、こちらも東京時間は1.10台にまで戻してきた。ドル円もユーロドルも下値の不安からは解消されて、欧州時間入りとなった。
欧州序盤ではすでにドル円は大底から1円近くも値を戻して、122円台の中盤。ユーロドルも1.10台の中盤まで戻ってきていた。東京クローズの近辺でギリシャの財務相が辞意を表明したことで、今後のEU側との協議はスムーズに進行するのではないかとの期待が高まったためもある。ドイツ株も底打ちの感じ。
私はドル円かユーロドルのドルロングで勝負したくなってきた。まずはドル円を少しだけ買ってみる。15ポイントから20ポイント狙いである。だから損切りは10ポイント以内で済ますつもりだ。一度でも利食いができたら、その次は普通のアマウントで勝負する。
ドル円は122.50以下に下がっていかないので、あきらめて上がってきたところの122.61で買っていった。即座に122.50でストップ注文だけ置いておいたが、ギリシャ情勢で変化が出れば、あっという間についてしまうだろう。後はリスク相場的に株価の上昇でも顕著に見られればよいが、いったんは底打ちしたドイツ株やグローベックスでの米国株も、上値追いする状態ではない。
19時以降はドル高が顕著になってきた。ユーロドルは再び1.10台割れを目指す展開となり、値幅は乏しいがドル円も122.90近くまで上がってきた。123円台に入れば、もう少し買い戻しの需要も出てくるだろう。そう思って見ていたが、このステージでは高値はここまで。私も122.84で利食い売りすることにした。
ニューヨーク時間になると今度はドル売り相場となった。ECBがギリシャへの融資枠を増額しなかったからだ。これは予想されたことではあるけれども、実際に目の当たりにすると今週分の資金切りも大丈夫かと不安になってくるのだろう。翌日の7日にギリシャから再提案があると報道されたが、米国株が反発したのに比べると、ドルの切り返しは見られなかった。
今晩も市場の関心はギリシャ問題だ。ギリシャ政府が財務相を更迭して、そして出てくる再提案だ。EU側も簡単には受け入れられないだろうが、マーケットとしてはどうせ何かの妥協が成ると期待しているはずである。だからその反動が恐ろしいのである。今日のアジア時間では十分にリスクテークの方向に進んでしまっている。ドルショートで攻めたほうがおいしそうな気がする。
日本時間 15時00分
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