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なぜ、ビットコインは急上昇してきたのか?
8月1日は運命の日! 暴落の可能性も!?

2017年06月21日(水)東京時間 13:43

■2017年年初にかけての上昇劇は中国人が演出

 「ビットコイン経済圏」の拡大が続いている。

 ビットコインをはじめとする暗号通貨(仮想通貨)全体の時価総額は10兆円を超え、ビックカメラが一部店舗で決済手段としてビットコインを試験導入するなど、ビットコインをショッピングなどに使えるケースも増えている。4月には仮想通貨法が施行されたし、当サイトでもたびたびお伝えしている暗号通貨の名を借りたトラブルの増加も注目の裏返しと言えるだろう。

【参考記事】
ソレ詐欺かも…仮想通貨絡みの相談急増! 「1日1%の配当」など甘い言葉にご注意を
相場過熱と共に増える仮想通貨トラブル。その法律上の問題点を弁護士に聞いた!

 ニュースなどで取り上げられる機会も増えた今、なぜ、ビットコインが上昇しているのか。これからのポイントはどこにあるのか、ざっと見ていこう。

 まず、ビットコイン/円の週足チャートを見ると、価格が10万円を突破し、史上最高値を更新したのは昨年(2016年)末から今年(2017年)1月にかけての上昇だった。このときの上昇劇を演出したのは中国人だ。

ビットコイン/円 週足
ビットコイン/円 週足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 週足

 下図を見れば一目瞭然だが、今年初めまでビットコインの出来高の9割以上を占めていたのは中国人民元建ての取引だった。資本規制の厳しい中国で、国境を超えた送金が容易なビットコインが着目され、国民性とも言われる投機熱の高さもあって、中国でのビットコイン取引は急増した。

ビットコイン取引の通貨別出来高

この図の統計に含まれる日本の取引所は2社だけなので、実際には円建ての取引比率はさらに高いと思われる
※Bitcoinity.orgのデータより筆者作成

■4月以降は日本人が買い意欲旺盛。ジャパンプレミアムも…

 しかし、過熱するビットコイン熱に対して、中国の中央銀行である中国人民銀行が動いた。取引所からの引き出しを禁止するなど規制を著しく強化し、中国人民元建ての取引は1月に急減。20%程度へと落ち込んでいる

 中国人民元建てに代わるようにして存在感を高めているのが、日本人による円建て取引だ。年初には全通貨中、円建て取引の比率は1%にも満たなかったが、5月になると10%近くまで増加

 米ドル建てなどのビットコイン価格を円建ての価格が上回る「ジャパンプレミアム」も発生している。日本人の買い意欲が旺盛なためだ。

 最初に触れたとおり、日本では4月に仮想通貨法が施行されたが、それと歩調を合わせるかのようにビットコイン/円は15万円を突破して上昇。5月には30万円の大台を突破するところまで急上昇した。

ビットコイン/円 週足
ビットコイン/円 週足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 週足

■暗号通貨上昇の主役はビットコインではなく「アルトコイン」

 春先以降のビットコイン急騰劇を演出したのが日本人だとすれば、その主役を演じたのは「アルトコイン」(※)だ。

(※編集部注:「アルトコイン」とはビットコイン以外の暗号通貨のこと。オルトコインと表記されることもある)

 ビットコインは暗号通貨の第一号であると同時に代表格でもあるが、その機能に対して不満の声もある。代表的なものが「取引の承認に10分以上もかかるなんて……!」という声だし、最近では「取引の承認だけでなく、もっといろいろなことを非中央集権型で実現できたらいいのに!」という声もある。

 そこで生まれているのが、ビットコインのプロトコルを改変した新たなコインだ。

 ライトコインはビットコインの次に生まれたアルトコインの元祖だし、イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額2位。マウント・ゴックスの創業者でもあるジェド・マケーレブが開発メンバーとなって生まれたリップルは、そのネットワークを利用した国際送金を三菱東京UFJ銀行がめざすことを発表したことで注目されている。

おもなアルトコイン
おもなアルトコイン

■「アルトコイン」の急騰で暗号通貨の時価総額は10兆円に

 以下の図は、アルトコインを含む暗号通貨全体の時価総額の推移だ。昨年(2016年)末まで2兆円程度だったが、足もとでは10兆円程度まで拡大している。

 日本の株式市場で言えば、時価総額トップのトヨタ自動車が約18兆円、NTTやNTTドコモ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ソフトバンクが2位グループで10兆円強と、ほぼ同規模になる。

暗号通貨の時価総額

※CoinMarketCapのデータより筆者作成

 では、暗号通貨の時価総額拡大のドライバーとなったのはなにか――。同じ図をコイン別に示すと、それが明確になる。

 ご覧のとおり、ビットコインの時価総額も増えてはいるものの、それよりもはるかに大きくアルトコインの時価総額が高まっているのだ。

暗号通貨の時価総額(内訳)

※CoinMarketCapのデータより筆者作成

円建てのイーサリアムは3月の1500円から6月には5万円手前に、円建てのリップルは3月に1円だったのが5月には50円へと暴騰している

 こうしたアルトコインを購入するには、円や米ドルなどの法定通貨をビットコインに替えて、ビットコインをさらにイーサリアムやリップルなどのアルトコインへ交換するという流れが一般的だ。

 そのため、アルトコインへの需要が高まれば必然的にビットコインも上昇するし、暗号通貨全体の時価総額も高まっていく。今春のビットコインを始めとする暗号通貨の相次ぐ上昇が「アルトコイン主導」とされる所以だ。

イーサリアム/円 日足
イーサリアム/円 日足

(出所:Kraken)

 ビットコインやアルトコインの急騰で…

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