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青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2025年01月30日配信号のサンプル
(西原宏一のトレード戦略指令!)
まずDeepSeekがAIバブルの崩壊を暗示する可能性があったため、唯一の避難通貨である
スイスフランをlongにしていました。
実際、何度か172円台に戻すものの反発が限定的。
本日は対円でも下げてきています。
そこで欧州の見方をもう一度チェックしたのですが、ちょっと見方が変化しています。
下記はBloomberg のエコノミストの見方。
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年初のスイスフランの短期的な推進要因は様々であり、関連する近視眼的見通しも様々です。
関税、経済、地政学に関する不確実性が高まる中、G-10のディフェンシブな為替の見方には強気の根拠があり、スイスフランは日本円を除くほとんどの通貨に対して強気であるべきである。
スイスフランの安全資産としての地位は、長期的に健全な財政および対外収支の軌道を含む、同国の有益な構造的背景によって高まっているが、こうした要因の重要性は徐々に薄れてきている。
Bloomberg
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加えて、SNBがマイナス金利の可能性もあると示唆していることなどもマイナス要因にあげています。
ここまではこうした要素を入れても、スイスフランは底堅いというのが
僕を含めて欧州のトレーダーの多くが考えていたことなのですが、
スイスは対円、対ドル、そして対ユーロでも高すぎるので
調整があるというのが大きな要因のようです。
もう少し精査しますが、欧州勢のスイスに対する見方が変わっているようなので
いったんlongはカットしました。
スイスの調整があるのであれば、大きくなる可能性もあるため、スイスフラン円を打診売りしています。
デイトレのpositionもいれるともっとshortでriskをとっているのですが、swingとしては0.3のshortに
今169.90円で0.2のshortを追加して
現在swingは0.5のshortにしています。
ECBは0.25%の利下げでコンセンサスどおり
取り急ぎ