

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2025年03月28日配信号のサンプル
(西原宏一のトレード戦略指令!)
おはようございます。
為替市場参加者がちょっと意外だった動きが、過去2週間にvolatilittyが低下したこと。
特にカナダ・ドルやユーロといった関税措置に敏感な通貨に対して低下しています。
トランプ氏が示した過去2回の関税発動予定日の前には急激な相場変動が見込まれていましたが、相互関税の発表を4月2日に控えているにも関わらず、volatilityが低下しています。
昨日も自動車関税が発動されたことで、ユーロ円は一度急落しましたが、 本稿執筆時点であっさり163円台に戻されています。
これまでの 為替の流れだと4月2日の関税発表を受けて、buy the facts、つまり懸念材料が一旦霧散すると、株が反発する可能性が高い。
そのため、個人的にもおととい日経先物のcall optionを購入しています。
ただ関税発動前に、株をlongにする度胸というか、position managementする自信はありません。
僕の友人の長期のトレーダーは株をlongにし始めています。
(この友人はfundのような短期ではなく、もっと長期のトレーダーなのでご参考までに。
短期では参考になりません。)
しかし、現実はまだ4月2日を控えているにもかかわらず、ユーロドルもユーロ円も反発。
こうした場合、為替もoptionがあればcallを買えばいいのですが、retailはoptionがないため
4月2日を控えて、キャッシュlongはriskが高い。
週末を控え、例えばもう一度ユーロlongに戻したいのであれば少額longにするかどうかを検討しているところ。
ドル円の151円台はshortを増やしたいところですが、自動車関税発動後、
ドル円が151円台に戻すという相場展開をイメージできてなかったので
riskは増やさず0.4のshortのまま。
では、本日もよろしくお願いします。
・2025年03月26日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
西原様、
最近、日経225OPを投資されましたが、ミニ日経225なのか通常のなのか、教えてくれますでしょうか? 急ぎませんので。。
<お答え>
お疲れ様です。
通常のoptionです
※過去の配信や、チャートが見れる会員ページは、課金会員のみが閲覧できます。