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今井雅人の「どうする? どうなる? 日本経済、世界経済」

国内生保が外債投資を行っても、
それが円安要因にならない理由とは?

2013年10月31日(木)16:15公開 (2013年10月31日(木)16:15更新)
今井雅人

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■バーナンキ議長任期中に新たなアクションはないか

 昨日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、若干、住宅市場の低迷などを指摘するなどの変化はあったものの、全体的には2013年9月のFOMCのものとほぼ同じ内容になりました。

【参考記事】
米FOMCを読み解く3つのポイントとは?ドル全面安もドル/円97円台は堅いとみる(9月19日、今井雅人)
年内緩和継続へ。FOMCサプライズなしか。突如株価が急落し円高が進んだ理由は?(10月24日、今井雅人)

 筆者としては、それほど驚きはなかったものの、市場関係者の中には、最近の米国の財政に関する議会での混乱などを見て、より弱気(ハト派)に傾くのではないかという見方もあったようで、結果を受けて株価が下落

米国株(US30) 1時間足

(出所:米国FXCM

為替では、米ドル高が若干進むという反応をしているようです。

米ドルVS世界の通貨 1時間足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足

 しかし、これはさほど気にすることはないと思っています。見解はさまざまですが、重要なことは、これでバーナンキFRB議長は自分の任期である2014年1月末までに、何かアクションを起こすことはなく、次の新議長以下の新生FOMCに委ねるということがほぼ確実になったということではないでしょうか。

■年内は米国の株価はしっかりしているだろう

 最近は、米国の住宅市場関係の指標が少し弱くなってきて、経済の腰折れが心配されそうな状況であるにもかかわらず、市場は景気が少し弱くなってきていることで金融緩和が継続されるのではないか、との期待感から株価が上昇するという少し不思議な反応をするようになっています。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移

米国株(US30) 日足

(出所:米国FXCM

 市場には一定期間、同じような反応をするという癖があるので、2013年内は、米国の株価はしっかりしていそうです。

 さて、為替市場に目を向けてみたいと…


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