■FOMCでは利上げ決定も、米ドル/円は下落
みなさん、こんにちは。
日本時間12月14日(水)未明、今月(12月)最大のイベントであるFOMC(米連邦公開市場委員会)が終了しました。
FOMCの結果ですが、コンセンサスどおり、0.25%の利上げが決定されました。来年2018年の3回の利上げ予想も維持されています。
コンセンサスどおりの結果を受けて、米長期金利は低下。
(出所:Bloomberg)
結果、セル・ザ・ファクトの米ドル売りに(過去のコラムを参照)。
【参考記事】
●過去2年の12月FOMCはセル・ザ・ファクトで相場の転換点に! 今回はどうなる…!?(12月11日、西原宏一&大橋ひろこ)
(出所:Bloomberg)
米ドル/円は112円台へ反落、ユーロ/米ドルも1.18ドルを回復。
(出所:Bloomberg)
■利上げ後のセル・ザ・ファクトはよくある傾向
既報のように、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げに向けて米ドル/円が上昇し、利上げが終わると下落する。つまり、セル・ザ・ファクトはよくある傾向。
過去4回の利上げのうち、3回は利上げ後、米ドル/円は下落。
過去3回、米ドル/円が反落した局面での1カ月の下落幅をチェックすると、2015年12月と2016年12月が下落率3.2%台、2017年3月が3.9%台。
結果、平均3.5%ほどとなります。
(出所:Bloomberg)
今回のFOMC直前の米ドル/円は、113.50円レベルで推移していたため、過去3回の下落幅の平均値をあてはめると、109.50円レベルまで反落する可能性も。
今週(12月11日~)のマーケットのもうひとつの話題は…
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