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「ビットコイン・仮想通貨のFX」ができる
取引所を比較。上昇も下落も収益チャンスに

2017年11月17日(金)東京時間 14:40

■ビットコインを取引! 証拠金取引(レバレッジ取引)とは?

 高いボラティリティが特徴のビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨。価格が上昇する局面だけでなく、下落する局面でも利益を狙えたら、収益チャンスも増えますよね?

 「現物取引」では、安いところで買って高いところで売るしか利益を上げる方法がありませんが、「証拠金取引」なら、買いからでも売りからでも取引を始められますので、上昇局面はもちろん、下落局面でも利益を狙うことができます。

買いからでも売りからでも取引を始められるから上昇局面も下落局面も収益チャンスになる

 ここでは、そんな仮想通貨の「証拠金取引」について取り上げていきたいと思いますので、ただ単にビットコインを買って持っていたいだけなんだよという人は、仮想通貨の「現物取引」について解説した以下の【参考コンテンツ】の方をチェックしてください。

【参考コンテンツ】
ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?

ザイFX!が調べたところ、現在、日本国内の仮想通貨取引所などで提供されている「証拠金取引」のサービスは、「仮想通貨のFX」「先物取引」「信用取引」の3つ

仮想通貨の証拠金取引の分類

 細かいしくみは異なりますが、いずれも「証拠金取引」であり、売りからでも買いからでも取引を始めることができるほか、レバレッジ(てこの原理)をかけた資金効率の良い取引ができるという点は共通しています。

 この「レバレッジ」という独特のしくみに注目して、仮想通貨の世界では、こうした「証拠金取引」を「レバレッジ取引」と表現しているのを見かけますが、これは「仮想通貨のFX」「先物取引」「信用取引」のいずれかのサービスを指す言葉として利用されていることが多いようです。

<「証拠金取引(レバレッジ取引)」の特徴>

・ 売りからでも買いからでも取引を始めることが可能
・ レバレッジ(てこの原理)をかけた取引が可能

■「仮想通貨のFX」ができる仮想通貨交換業者一覧

 当記事では、仮想通貨の「証拠金取引」のうち、「仮想通貨のFX」ができる業者について、詳しく見ていきましょう。

 以下は、国内業者のうち、金融庁登録業者に絞ってザイFX!がサービス内容などを調査し、まとめたものです。詳細や最新情報については、必ず各業者のウェブサイトなどで確認するようにしてくださいね。

仮想通貨の「証拠金取引」:「仮想通貨のFX」ができる業者一覧
業者名 サービス 通貨ペア 取引
単位
レバ
レッジ
ロス
カット
売買
手数料
bitFlyer
(ビットフライヤー)
Lightning
FX
BTC/JPY 0.001
BTC
1倍
2倍
3倍
5倍
10倍
15倍
しばらく
無料
GMOコイン 仮想通貨
FX
BTC/JPY 0.01
BTC
5倍
15倍
25倍
無料
QUOINEX
(コイン)
差金決済
取引
BTC/JPY
ETH/JPY
など
0.01
BTC
など
2倍
4倍
5倍
10倍
25倍 
BTC/JPY
無料
(その他0.25%)
BITPoint
(ビットポイント)
レバレッジ
取引
BTC/JPY 0.1
BTC
2倍
5倍
10倍
25倍
無料
ビットポイント
FX
※MT4利用
BTC/JPY
BTC/USD
など
0.01
BTC
2倍
5倍
10倍
25倍
無料
Zaif
(ザイフ)
AirFX BTC/JPY 調査中 最大
25倍
無料

※日本国内の業者のうち、金融庁登録業者が運営するものだけをピックアップし、サービス内容などをザイFX!が調査
※売買手数料以外にもポジション管理料などの手数料がかかる場合がある
※BTC=ビットコイン、ETH=イーサリアム

「仮想通貨のFX」を取り扱っている業者の数は、仮想通貨の「現物取引」を取り扱っている業者に比べると少ない印象です。「現物取引」では「ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?」でも紹介したとおり、「販売所」と「取引所」を併せると、金融庁登録業者だけでも9社あります。

【参考コンテンツ】
ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?

 取扱い通貨ペアについても、「現物取引」に比べると、より絞り込まれている印象。というか、「仮想通貨のFX」では、ほぼビットコイン/円(BTC/JPY)一択という状態であることがわかります。

 仮想通貨の「現物取引」では、イーサリアム(ETH)やビットコインキャッシュ(BCH)などの有名アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)も、「取引所」か「販売所」のいずれかで、ほとんどの業者が取り扱っているのですが…。

 表のとおり、「現物取引」では、イーサリアムやビットコインキャシュなどを取り扱っているbitFlyer(ビットフライヤー)GMOコイン、Zaif(ザイフ)といった主要どころの業者も、「仮想通貨のFX」に関しては、ビットコイン/円(BTC/JPY)しか取り扱っていません。

 「仮想通貨のFX」でビットコイン/円以外の取引ができるのは、QUOINEX(コイン)とBITPoint(ビットポイント)のビットポイントFXのみ。この2つの業者については、ビットコイン/米ドル(BTC/USD)やビットコイン/ユーロ(BTC/EUR)など外貨とのペアも取り扱っていますが、イーサリアムとのペアを取り扱っているのは、今のところコインのみです。

アルトコインが取引できる「仮想通貨のFX」はあまりない、という認識でいた方がよさそうですね。

取引単位は、ビットコインとのペアについては、0.001BTC~0.1BTCと業者によってバラついている感じ。「現物取引」の「取引所」とは大差ない印象ですが、ビットフライヤーなど、かなり小さな単位の取引にも対応している「販売所」に比べると、ちょっと取引単位は大きめな印象です。

■レバレッジ25倍が多い。売買手数料無料でも他に手数料が?

 レバレッジを見てみると、最大15倍のビットフライヤーのLightningFXを除けば、FX(外国為替証拠金取引)の最大レバレッジと同じ25倍に設定されている業者が多いみたい。

 「仮想通貨のFX」については、特にレバレッジなどを規制する法令はないのですが、とりあえずFXの水準に近いところで、各業者が自主的に定めたということなのでしょうか。

GMOコインを例に挙げると、最大25倍まで選択可能で、他は最大5倍か15倍から選択できるという仕様になっています。なお、最大レバレッジは、ログイン後、ウェブ上でかんたんに変更することが可能です。

GMOコインのレバレッジ変更画面
GMOコインのレバレッジ変更画面

(出所:GMOコイン

 他の業者についても、最大25倍までだからその範囲内で証拠金とポジション量を調整して自由にやってください、という感じではなく、GMOコインのように、いくつか用意された選択肢の中から好みの最大レバレッジを選ぶというスタイルが主流なようです。

 また、ロスカットについては、掲載したすべての業者で採用されていますが、その水準などは業者によって規定が異なります。ロスカット水準が近づいたことを知らせるアラートが発動する水準も業者によって異なりますので、詳しくは各業者のウェブサイトなどで確認するようにしてください。

売買手数料については、キャンペーン中や通貨ペアによって異なるところもありますが、おおむね無料が主流のようです。しかし、「仮想通貨のFX」では、売買手数料の他にポジション(建玉)を翌日へ持ち越す際に、別途手数料が発生するみたいですから、注意が必要。

 この手数料の名称は、各業者によってバラついているようですが、たとえば、ビットフライヤーのLightning FXでは、これをスワップ金利というようで、売り・買いともに1日あたり0.04%の支払いとなります。

 FXだと金利の高い通貨のポジションを買いで持ち越した場合、通常、スワップ金利は受取りとなりますが、ここでは売り・買いともに支払いです。調査が完了しておらず、確証は得られていないものの、これは名称こそスワップ金利ですが、実質的にはただの手数料なのではないかと推察されます。

GMOコインの仮想通貨FXでは、レバレッジ手数料といい、1日あたり0.05%の手数料が発生します。ここではスワップ金利という言葉は使われていません。

 ザイフのAirFXでは、日次手数料といい、1日あたり0.039%の手数料が発生しますが、ザイフの場合は、この他にもスワップ手数料というものがあり、これは、ザイフの現物価格とAirFXの価格に乖離が生じた時のみ発生する手数料だそう。

 売買手数料以外の手数料について、ざっと3つの業者についてお伝えしただけでも、扱いがバラバラであることがよくわかると思います。ここでは、これ以上、詳細を説明することは控えますが、実際に取引する際は、売買手数料以外の手数料についても、事前にしっかりと確認しておく方が良いでしょう。

■ビットフライヤーのLightning FXは、高性能で使いやすそう

 ここで、「仮想通貨のFX」の取引画面を少し見てみましょう。

 たとえば以下は、ビットフライヤーのLightning FXの取引画面です。
上級者向けのツールというだけあって、Lightning FXは、チャートも結構、高性能な感じ。

 「現物取引」のLightning 現物も同じツールで取引できますが、Lightning FXLightning 現物では取引されている価格が異なり、タブを切り替えると、それぞれの取引画面が表示されるしくみとなっています。

bitFlyer(ビットフライヤー)「Lightning FX」(クリックで拡大)
bitFlyer(ビットフライヤー)「Lightning FX」

(出所:bitFlyer

 ちなみに、画面左上に表示されているのは、2017年11月14日(火)17時40分頃の最終取引価格ですが、Lightning 現物Lightning FXとでは1万円弱の価格差があることがわかります。

 業者によって価格の状況は異なりますが、いずれにしろ、「現物取引」の価格とは異なる価格で取引されているという点は、覚えておいてください。

■GMOコインは店頭取引でシンプル! 初心者にうれしいが…

 もう1つ、GMOコインの仮想通貨FXについても見てみましょう。

 実は、他の「仮想通貨のFX」は、すべて取引所での取引となりますが、GMOコインだけは、唯一、ユーザーと業者との間で行われる店頭取引となります。

 店頭取引の場合、板情報はありませんので、提示された売値と買値ですぐに取引可能。GMOコインの仮想通貨FXでは、1回あたりの最大発注量が5BTCですので、5BTCまでなら提示された価格で確実に取引することができる、はずです。

取引画面のインターフェースもシンプルですので、言ってみれば「現物取引」の「販売所」と同じような感覚で取引することができます。初めての人でも、とっつきやすい印象です。

GMOコイン「仮想通貨FX」
GMOコイン「仮想通貨FX」

(出所:GMOコイン

 ただし、GMOコインの仮想通貨FXで気をつけたいのが、実質的なコストとなるスプレッド(売値と買値の差)。

GMOコインでは、2017年11月より、仮想通貨FXのビットコイン/円の通常スプレッドを原則300円で提供しています。上の画像は2017年11月14日(火)午後6時20分頃に取得したもので、この時間帯、記者がチラチラ見ていた限りではあるものの、スプレッドは300円で安定しているようでした。

 しかし、このスプレッドには、「相場急変時やその他外部要因等により、流動性が著しく低下した時には上記に提示されたスプレッド以外のスプレッドとなる場合がございます」との注釈があり、ビットコイン相場が大きく動いた際は、結構、大きく拡大することがある…みたいな話もネット上で散見されます。

 シンプルでわかりやすいのは良いのですが、もしかしたらビットコイン相場の状況次第では、店頭取引のGMOコインよりも他の業者の取引所で取引した方が、コスト的にお得な場面があるのかもしれません。

 実際に、GMOコインのスプレッドが拡大している時に、他の業者の取引所の状況と比較したワケではありませんので確実なことは言えませんが、「仮想通貨のFX」をするなら、店頭取引のGMOコインだけで取引しようとするのではなく、状況に応じて使い分けができるように、取引所を運営する他の業者の口座も持っておく方が良いのではないか? という印象。

システムトラブルなどに備える意味でも、自分でできるリスク管理の一貫として、複数の業者に口座を開設しておくというのは、大事なことではないでしょうか。

次ページでは、「仮想通貨のFX」専用アプリやメタトレーダー4(MT4)が使える業者を紹介! そもそもFXとは? についても解説します)

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