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第3章 FXをはじめよう

FXの口座開設に必要な本人確認書類とは?
事前に準備しておけば、手続きがスムーズに

2019年01月08日(火)14:25公開 (2021年03月02日(火)11:22更新)
ザイFX!編集部

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このページの概要
FX会社に口座を開設するときは、本人確認書類を提出する必要があります。また、マイナンバーを登録しなければ取引をはじめることができません。本人確認書類として有効な書類にはどのようなものがあるのか? 事前に確認しておくと、スムーズな口座開設が可能になります。

口座開設に必要な書類は?

 FX会社に口座開設を申し込むときは、本人確認書類の提出が必要になります。

 本人確認書類は、口座開設を申し込んだユーザーが申し込みフォームに入力した個人情報に誤りがないかを、FX会社が照らし合わせて判断するために使われます。金融機関や証券会社に口座開設するときと同じで、FXでも必ず必要な書類です。

 たとえ申し込みフォームの入力に不備や間違いがなかったとしても、本人確認書類を提出しなければ、FX会社は口座開設の審査を進めることができません

 本人確認書類の提出は、スマホのカメラやデジカメで撮影した本人確認書類の画像データを指定されたページでアップロードすれば完了します。口座開設の申し込みに使うPC・スマホ・タブレットなどのデバイスに、あらかじめ画像データを準備しておけば、すぐに本人確認書類を提出することができます。

 郵送やFAXで提出する方法もありますが、すべてをウェブ上で完結させたほうが審査がスムーズに進み、口座開設までの期間も短くなると思います。

マイナンバーカードなら一石二鳥

 本人確認書類に使えるものの中でベストなのは、「マイナンバーカード(個人番号カード)」です。

 マイナンバーカードは、表面に氏名、住所、生年月日、性別、本人の顔写真などが表示され、裏面に2016年1月から運用がはじまったマイナンバー(個人番号)が記載されたICチップ付きのカードです。

マイナンバーカードの紹介画像

(出所:総務省

 本人確認のための身分証明書としてはもちろん、自治体の各種サービス、e-Taxなどの電子証明書を利用した電子申請など、さまざまなサービスに活用できます。

 FX会社には、税務署に提出する支払調書に顧客のマイナンバーを記載することが義務づけられています。FX会社は顧客のマイナンバーを把握する必要があるので、マイナンバーをFX会社に通知しなければ、原則として取引をはじめられないようになっています。

 一部にはマイナンバーカードを本人確認書類として利用できないFX会社もありますが、多くのFX会社では有効期限内のマイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー登録の両方に対応できますので、まさに一石二鳥です。

マイナンバーカードがない人は?

 マイナンバーカードは住んでいる市区町村に交付を申請して、発行してもらう必要があります。総務省によると、2021年1月時点でマイナンバーカードを保有している人は、全国平均で24.6%です。政府が実施するマイナンバーカードを使ったポイント還元策などによって、普及率は上がってきていますが、およそ4人に3人は持っていない状況です。

 そのため、口座開設の際にマイナンバーカード以外の本人確認書類を提出することになる方も多いと思います。その場合は、書類によって必要な数が異なります

顔写真付きの本人確認書類

 有効期限内の運転免許証(運転経歴証明書でもOKなFX会社もあります)、パスポート、住民基本台帳カードなど、顔写真付きの本人確認書類があれば、このうちのいずれか1点でOKです。ヒロセ通商では、以下のように紹介しています。

ヒロセ通商の本人確認書類紹介画像

(出所:ヒロセ通商)

 発行したときから住所や名前が変わっていて、特記事項の欄に変更内容が記載されている場合は、その部分を撮影した画像も提出する必要があります。運転免許証や住民基本台帳カードの場合は裏面にあたります。特記事項の欄に記載がなくても、裏面の画像を必ず提出しなければならないFX会社もあります。

顔写真のない本人確認書類

 健康保険証、住民票、印鑑登録証明書、年金手帳などの、顔写真のない本人確認書類の場合は、これらの中からいずれか2点を提出する必要があります。外為オンラインでは、以下のように紹介しています。

外為オンラインの本人確認書類紹介画像

(出所:外為オンライン)

 住民票や印鑑登録証明書などの、市区町村で発行してもらう必要のある書類は、だいたい発行日から3カ月~6カ月以内のものが有効です。

 本人確認書類とみなされるものは、FX会社によって多少、異なります。ほとんどのFX会社が、利用できる書類の一覧、画像のアップロード方法、アップロード以外での提出方法などを、ウェブサイト上で紹介しているので、事前に確認してください。

 よくわからなかったり、紹介してあるページが見つからなければ、FX会社のカスタマーサポートに電話かメールで問い合わせれば、ていねいに教えてくれるはずです。しっかり確認して、スムーズに口座開設ができるように準備しておきましょう。

提出時の注意点

 撮影した画像データを提出するときは、氏名、住所、生年月日、マイナンバーなど、FX会社が確認しなければいけない重要な部分が、はっきり写っているものを提出するようにしてください。

外為オンラインの本人確認書類紹介画像2

(出所:外為オンライン)

 上の画像のように、文字がボヤケていたり、小さくて読みづらかったりした場合は、口座開設の審査が進まず、FX会社から画像を再提出するよう連絡がくることもあります。二度手間にならないよう、しっかり準備しておきましょう。

 また、マイナンバーカードがない方は、マイナンバーを通知するために、マイナンバーが記載された通知カードなどを準備する必要もあります。

 先ほどもお伝えしたとおり、口座開設が完了しても、マイナンバーを通知しなければ取引をはじめることはできません。指定されたタイミングでFX会社へマイナンバーを通知できるよう、本人確認書類とあわせて、あらかじめ準備しておきたいですね。

 マイナンバーカードにも有効期限があります。提出する本人確認書類の有効期限といっしょに、必ず確認してくださいね。

(最終更新日:2021年3月17日)

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