青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2020年10月28日配信号のサンプル
トラファルガーグループは共和党のメディア?(西原宏一のトレード戦略指令!)
■市況と雑感
米大統領選が近づいてきて直近のマーケットに大きな動きがないため、先日作戦会議でも話題になっていたトラファルガーグループの調査結果について。
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「隠れトランプ」でトランプ大統領が再選?過去に激戦区を的中させたロバート・ケイヒリー氏が予想
隠れトランプ」を見つけるケイヒリー氏の予想手法とは?
前回2016年の大統領選で激戦区となったミシガン州では、ヒラリー・クリントン氏がトランプ氏に勝つという予想が多かった。しかし、ケイヒリー氏は世論調査員の中で唯一、トランプ氏の勝利を的中させたと政治ニュースサイト「リアルクリアポリティクス」が報じている。ペンシルバニア州でも「ほぼ唯一」トランプ氏の勝利を当てたという。
ケイヒリー氏は2016年の大統領選と同じく「社会的望ましさバイアス」を考慮した調査手法を採用している。これは、世論調査に対して人々が、本音とは異なっていても社会的に受け入れられやすい回答をするという傾向のことだ。ケイヒリー氏は調査の際に「あなたの身近な人は誰に投票するか?」という質問を入れることにしていれて、本心を引き出すようにしているという。
トランプ氏を心情的には支持しているものの世論調査には正直に答えない「恥ずかしがり屋なトランプ支持者」(隠れトランプ)が相当数いるとケイヒリー氏は見ている。FOXニュースに対し、次のように語った。
「私たちが気付いたのは、他社の世論調査は主に隠れたトランプ票を見逃しているということです。保守派やトランプ大統領の支持者の中には、支持を公言することを避ける気持ちがあります。これらの人々は、世論調査に参加することをためらいます。したがって、これを補わない場合は、正確な答えを得ることができないのです。
出所 ハフポスト日本版
この記事を読めば、普通素直にトランプさんが巻き返しているのではないか?と思うのですが、3大ネットワークとCNNはあまり取り上げず。
理由は、トラファルガーグループは共和党のメディア?だと捉えているから。
確かに、トラファルガーグループの社長はトランプさんに投票するといっていることは有名なようですが、共和党のメディアであるわけではなく、
世論調査がBidenさんが有利だとすれば、それを報道すると思うのですが。。
仮にトランプさんが勝利するとどうなるかですが、JPモルガンは株高と考えている模様。
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トランプ氏再選の場合、S&P500種は3900まで上昇も-JPモルガン
米大統領・議会選挙まで約1週間となった現在でも、投票結果に株式市場がどう反応するかを予測するのはほぼ不可能だが、JPモルガン・チェースのチーフ米株式ストラテジスト、ドゥブラフコ・ラコス・ブハス氏はトランプ大統領が再選を果たした場合、米国株式相場は2桁台の上昇率となる可能性があると予測する。
ラコス・ブハス氏によると、トランプ氏勝利の場合、最も楽観的なシナリオによるS&P500種株価指数は年末時点で3900まで押し上げられる。23日終値から12.5%上昇する計算になり、同社の基本予想を300ほど上回る。多くのトレーダーは株式市場にとっての強気シナリオの一つとして、民主党の圧勝とそれに続く景気支援策の合意を考え始めているが、ラコス・ブハス氏はトランプ氏の勝利が最も望ましい結果だと指摘する。
同氏を含むJPモルガンのストラテジストらは23日付のリポートで、「『ブルースウィープ(民主党の圧勝)』シナリオがもたらす影響は短期的にはおおむね中立だろう」と予想。「大型の景気対策やインフラ投資といった前向きな材料がすぐに導入される可能性が高い一方で、法人税の引き上げなどのネガティブな材料もある」と論じた。
出所 Bloomberg
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僕は下記の点においてこの意見に同感で、民主党の圧勝で、株が急騰するとことに関して少し懐疑的。
「『ブルースウィープ(民主党の圧勝)』シナリオがもたらす影響は短期的にはおおむね中立だろう」と予想。「大型の景気対策やインフラ投資といった前向きな材料がすぐに導入される可能性が高い一方で、法人税の引き上げなどのネガティブな材料もある」と論じた。」
ただ前回トランプさんが当選するといっていた米国の友人は、今回の選挙に関しては激戦であるため、全くわからないというスタンスは変えず。
一方、米国では、ここ1週間に入院患者数が10%以上増加した州が32州に増加し、なかなか感染者数を減らせない状況が続いています。
こうした報道がドル円の上値を重くしており、ドル円はじり安に推移しており、現在104.48円で推移。
昨日のドル円の安値は104.39円までですので、limit orderはついておらず、positionは変わらず。
▲FX option
ユーロ・ドル: 1.1700 (2.88億ユーロ)、 1.1775 (3.18億ユーロ)、 1.1785 (3.56億ユーロ)、 1.1800 (6.32億ユーロ)、 1.1805 ユーロ・ドル: 1.1650 (3.9億ユーロ)、 1.1675 (3.02億ユーロ)、 1.1700 (4.83億ユーロ)、 1.1745 (2.64億ユーロ)、 1.1750 (2.57億ユーロ)、 1.1755 (3.34億ユーロ)、 1.1760 (4.22億ユーロ)、 1.1785 (4.79億ユーロ)、 1.1800 (10億ユーロ)、 1.1805 (7.29億ユーロ)、 1.1830 (5.55億ユーロ)、 1.1850 (3億ユーロ)、 1.1865 (2.61億ユーロ)、 1.1875 (4.08億ユーロ)、 1.1900 (9.58億ユーロ)
注目のストライク: 1.1800 (20億ユーロ 期限10月30日)、 1.1850 (15億ユーロ 期限10月30日)
ドル・円: 103.00 (7.64億ドル)、 103.50 (5.19億ドル)、 103.90 (4.22億ドル)、 104.25 (3.45億ドル)、 104.50 (8.22億ドル)、 104.70 (3.35億ドル)、 104.85 (4.1億ドル)、 104.90 (9.45億ドル)、 105.00 (16億ドル)、 105.25 (3.05億ドル)、 105.30 (9.12億ドル)、 105.40 (8.1億ドル)、 105.50 (4.02億ドル)
注目のストライク: 103.25 (10億ドル 期限10月29日)、 104.00 (16億ドル 期限10月29日)、 104.00 (12億ドル 期限10月30日)、 104.50 (23億ドル 期限10月30日)、 104.85 (10億ドル 期限10月30日)、 105.25 (13億ドル 期限10月29日)
ポンド・ドル: 1.2950 (2.09億ポンド)、 1.3000 (2.24億ポンド)、 1.3045 (2.51億ポンド)、 1.3100 (7.79億ポンド)、 1.3140 (2.44億ポンド)
ドル・加ドル: 水曜日期限の注目ストライクは無し
注目のストライク: 1.3025 (11億ドル 期限10月30日)、 1.3150 (13億ドル 期限10月30日)
ユーロ・ポンド: 0.9085 (5.91億ユーロ)、 0.9100 (4.36億ユーロ)
出所 Bloomberg
サポートとして機能していたユーロドルの1.1800ですが本日はレジスタンスに。
Volatilityが低いため、1.1800±40pipsぐらいの上下に推移するのかもしれません
▼FX position
▼ドル円
0.5のshort.@104.89
Limit 0.2@104.37
0.3@104.20
stopは106.20円
▼ユーロドル
0.6のlong@1.1796
stopは1.1650割れ
■日経先物とoption
▲日経先物(12月)
1.00のshort @23,040円
Stopは24,200円越え。
では、本日もよろしくお願いします。
・2020年10月18日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
いつも丁寧な配信をありがとうございます。
今日は2つの質問があります。
まず技術的なことですがエントリーのタイミングでコツなどがありましたら教えて頂きたいです。
例えばオージー円のように長かった上昇基調が終わり下方向へトレンド転換し戻り売りを待つような時のエントリーのタイミングはいつも何かを参考にしていらっしゃいますか?
フィボナッチの23.6などの押し目やレジスタンスラインなど何かご自身で決めていらっしゃることがありましたら教えて頂きたいです。
それからもう一つはちょっとこれは都市伝説的な話になるかもしれませんがTwitter上でかなり話題になっているのですがトランプ大統領のGESARA NESARAを聞いたことはございますか?
もしこれが発行された場合為替や商品に影響がどのように及ぶのかもしご存知の情報がありましたら教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
<お答え>
お疲れ様です。
Q>いつも丁寧な配信をありがとうございます。
今日は2つの質問があります。
まず技術的なことですがエントリーのタイミングでコツなどがありましたら教えて頂きたいです。
例えばオージー円のように長かった上昇基調が終わり下方向へトレンド転換し戻り売りを待つような時のエントリーのタイミングはいつも何かを参考にしていらっしゃいますか?
フィボナッチの23.6などの押し目やレジスタンスラインなど何かご自身で決めていらっしゃることがありましたら教えて頂きたいです。
A>戻りのタイミングというのは基本的にはfibonacciを使います。
ただriskをはる量を計算するのにfibonacciだけで、risk量を、はれませんので、さらにいろんな条件が複合的にかさなればriskを増やしています。
基本的には、売るときは一段か2段、短い時間軸で買われすぎを売るというタイミングをはかっています。
基本は、中期の流れが買いであれば、買いで入ることが大事です。
ただ買いと決めたら、上がっている相場でentryしてもなかなか儲かりません。
センチメントの逆で入る必要があります。
つまり、短い時間軸で買われ過ぎのタイミングをはかってshort entryするわけです。
Q>それからもう一つはちょっとこれは都市伝説的な話になるかもしれませんがTwitter上でかなり話題になっているのですがトランプ大統領のGESARA NESARAを聞いたことはございますか?
もしこれが発行された場合為替や商品に影響がどのように及ぶのかもしご存知の情報がありましたら教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
A>これに関しては僕は初耳です。
ちょうど業界の人とmeetingしていたので、meetingしている業界の有名人?お二人に聞いてみたのですがおふたりとも知らないとのこと。
その後3人でいろいろ検索してみたのですが、署名運動のような動きをするブログもあり、ちょっと危うい感じもするので、僕はノーコメントということにさせてください。
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http://zai.diamond.jp/fxmail/nishi/index
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