青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2020年09月29日配信号のサンプル
菅新政権とドル円(西原宏一のトレード戦略指令!)
未だに釈然としないのが、9月21日、先週月曜日のドル円の急騰。
なんの要因もありませんが、104.00円を割り込みそうな展開から、22時過ぎからいきなり104.80円レベルまで急騰。
通常こうしたちょっとしたフラッシュクラッシュはもとのレベルに戻るのですが、104.40円レベルまで押した後、反発。
その後もじり高に推移しており、現在105.65円レベルで推移。
既報のように本日は年金による株式配当再投資の買いが入っているようで、日経平均も反発。
菅新政権になり、「アベノミクス」から「スガノミクス」に変わって、いきなり
「株安、円高」の流れになるのもイメージが悪いので、どうも日本の機関投資家から「日本株とドル円の買い」が入っているのではないか?と憶測しています。
ただこうしたフローはマーケットの噂で「クジラ買い」のような形ではいってくる事が多いのですが、
先週月曜の104.80円までのドル円急騰は裏側は未だわからずまま。
明日は半期末。
そろそろこうした年金の買いも続かないだろうという想定で、前メルマガのようにドル円を打診売りしました。
米大統領選の討論会は明日の日本時間10:00~から始まる模様。(NHK BSで10:00から放送予定)
討論内容は、最高裁人事、そしてトランプの納税を巡る疑惑に関してでしょうか?
繰り返しになりますが、今回のモデレータはFOXニュースのクリス・ウォレス。
今回はフォックスニュースのモデレーターなので、トランプも力を入れてくるでしょう。
この一回の討論会で、為替の方向性が決まることはないのでしょうが、初めての討論会なので、マーケットの注目を集めています。
ヘッジをはずしたことで、豪ドル円のstopをもとの77.00円超えに戻しました。
ドル円のstopはタイトなまま。
豪ドル円とドル円のshort.
・2020年09月24日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
いつもお世話になっております。
いつもアメリカ株が下落する時、なぜか更に大幅に下落している日本株に強さを感じています。
当然日銀の存在はあると思いますが、西原さんは最近の日本株の動きをどのように見ていますか?
海外勢で売りたい人はみんな売ってしまっているのかとも思ってしまいます。
よろしくお願いします。
<お答え>
お疲れさまです。
確かに日本株が底堅いですよね。
当初、僕は米株longの日本株shortのunwindが起きていると理解していましたが、友人のひとりは、配当再投資の先物買いが出ていると言っていました。
もう一つは季節的要因。
本邦の半期が近いので公的の日本株の買いが入っているんだではないか?との憶測もありますが、いまひとつ釈然としないところ。
そのため僕も戻りでshortを増やすこともなく小額のままキープしています。
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